スポンサーリンク

体験レッスンに行って、決めてきました

 いよいよ、待ちに待った、体験レッスンの日がやってきました。先生のお宅まで、徒歩なら30分、車だと大回りをするので15分かかるので…自転車で行くことにしました。だって自転車なら、車の通れない裏道をスイスイとノンストップで行けるので、ゆっくり走っても約10分で着きます。ううむ、自転車って便利だな。

 場所は確認済みなので、今度は一回しか迷いませんでした(笑)。到着をして、先生にご挨拶をして、レッスン室に案内されました。…レッスン室が広くでビックリ! ピアノはグランドピアノが1台入っているのですが、あの部屋、おそらくグランドピアノを3台入れても、また余裕があると思うよ、それくらい民家にしては広いお部屋でした。小さな合唱団なら、あの部屋で練習できるかも。このくらい広ければ閉塞感無しで歌えるのでGOOD!です。

 レッスンの最初は、よもやま話から。まず、Y先生(声種はバリトンです)は、現在、教える仕事をセーブし縮小している最中なのだそうです。だから、本来は、新しい生徒さんを取らない事にしているのだけれど、私たちは、生徒さん(妻の友人)の紹介だから[やむをえず?]レッスンをしてくださるのだそうです。つまり、私たちは特例なんだそうです。有り難い事です。

 Y先生は演奏仕事をメインにご活躍されているので、そんなに遠くない将来、声楽教室そのものが無くなっちゃうかもしれないけれど、その時は勘弁してくださいね~って事らしいです。ま、今すぐ無くなるわけじゃないし、お教室が無くなったら、その時の事は、また、その時考えれば良い事です。それまで、多くの事を教えていただき、鍛えていただければ結構です。

 私たちの事は、すでに妻の友人さん経由でアレコレ話が行ってますので、面接(?)はサクサクと進みます。

 歌を習う目的を尋ねられました。先生は「オペラアリアを歌えるようになりたいのですか?」と尋ねてきました。確かにオペラアリアを歌えるようになれたら素晴らしいけれど、私が歌を習いたい最大の理由は『歌が上手になりたい』って事なんですね。で、私の思う『歌が上手』というレベルは『気軽に人前で鼻唄が歌える』レベルです。だって、私は、とてもじゃないけれど“気軽に人前で鼻唄”なんて無理だもの。たとえ鼻唄であっても、歌うとなる身構えちゃうし、身構えた上に下手くそだったりするし…。だいたい“歌”ってなるとガチガチになるから、とても“気軽”じゃないし…。

 だから『人前であっても、自然体で、ふと鼻唄をくちずさめて、なおかつ、それがちゃんとしている…』というレベルになりたいんですね。その上で、オペラアリアをバンバン歌えたら、素敵ですね。

 今まで、どんな歌をレッスンしてきたのかと尋ねられたので、答えたら「えっ!」って感じで、結構ビックリしていました。何にビックリしたのか、そのうち聞いてみたいと思います。

 さて、声を出しましょう…って事で、さっそくハミングから入って、軽く音出し程度の発声をしたところ「声は間違いなくテノールです。ただ、あれこれうまく行っていないのが残念です」と言われました。

 何が“うまく行っていない”のかと、かいつまんで書いちゃうと…

1)支えと発声がつながっていない
2)クチビルがうまく使えていない
3)ノドの開け方が間違っている

 …との事です。ちょっと声を出しただけで、これだけのダメ出しをされちゃいました。(涙)

1)支えと発声がつながっていない  一生懸命、お腹を引いて歌っているけれど、その引き方だと、支えと声はつながらないし、一生懸命声を支えているつもりでも、お腹はお腹、声は声と、全く別々になっているので、モッタイナイ。声を支えるためには、お腹を後ろに引くのではなく、お腹の脂肪(腹部前面にある皮下脂肪ですね)を肋骨の中に仕舞うつもりで引いた方が良いです。感覚的には“お腹を引く”ではなく“嘔吐する”時の感覚。そこまでやった上で、お腹の動きと声を連動させる練習を何度も繰り返して初めて、お腹で声を支える事ができる…のだそうです。

 その辺が全く出来てないって言われました。…確かに、そうかも…。だいたい、お腹を嘔吐の感覚で引きなさい、なんて初めて聞きました。

 で、さっそくY先生が指摘する運動を正しくやろうとすると、背中がとても疲れるし、腹筋はすぐに笑始め、やがて、ツリそうになります。ああ、私は初めて聞いただけでなく、初めて、こういう動きをしているって事に気づきました。表現が違うだけで同じ動作を求められているなら、カラダはそれに対応できるけれど、実に実に、全く初めての動きで、筋肉にとって新鮮な動き方です。だから、腹筋を動かす事自体がぎこちないし、やり続けるのは無理ですし、その動きをキープする事はできません。

 先生もすぐにそれを見抜いたので、無理はさせずに、一回ずつ、一声発声するたびに、動きをリセットして、ゆっくりと丁寧にやらせてくれました。リラックスして、そこから息を吸って、お腹を引いて、声を出して、リラックスする。この一連の動きを一音ずつ丁寧にゆっくりと行いました。とにかく、お腹の動きと発声を連動させるんです。

 まあ、一回のレッスンで体得するのは無理ですが、動きそのものは理解できましたので、あとは自宅で練習を積み重ねていきたいと思います。

 また、私の発声そのものは、かなり不自由に聞こえるそうで、もっと楽にリラックスして歌うことを目指しましょうと言われました。ツラい発声や痛い発声は間違いだと言われました。声は自然に楽に出るのであって、そうでなければ歌えないでしょう?って事です。

 なんか世界が引っくり返るような事を言われてしまいました。歌って、頑張って歌うものじゃないの? 良い声って、痛い思いをして、身を削らないと出ないんじゃないの? 少なくとも、今までは、かなりツラくて痛いところまで自分を追い込まないと先生からOKもらえなかったけれど、そのずっと手前で止めちゃっていいの? 本当に、楽に声を出していいの?

 特に高いところは、今は音を自分に引き付けてガチガチになって発声しているけれど、それではツラいだけだし聞き苦しいと言われました。そして、大切なのは、自分から声を離して発声する事だと指摘されました。声を凧に例えるなら、糸を自分の元に強く引っ張り続けていても、凧は高く上がらないわけで、糸を送ってあげて初めて、凧は高く上がるんですよ…と言われました。なんかよく分からないけれど、とにかく、力付くで歌ったり、無理やり作り声(いわゆる“オペラ声”)で歌ってはいけないって事は、分かりました。

 とにかく、発声練習は一声発声するたびにカラダの使い方を確認する事が(今の私には)大切なんだそうです。なおざりに発声しちゃダメなんだそうです。緊張と弛緩を交互に繰り返すことが大切だそうです。

 あと、お腹を引き続けるのはNGって言われました。緊張し続ける事はダメであって、リラックスが肝心なんだそうです。ただし、リラックスと言うのは“無気力”という意味ではなく“準備万端”って事で『いつでもお腹を引けるけれど、今はまだその時ではないから引かないけれど、必要があったら、すぐにでも全力でお腹を引いちゃうよ』というのが、リラックスなんですね。つまり、お腹は普段はリラックスしていて、必要がある時に、事前に引いておけば、それで良いらしいです。

 まあ、おそらく、引き続けている(緊張し続ける)と疲れちゃう…という理由もあるんだろうなあって思いますが…。
 
 
2)クチビルがうまく使えていない  クチビルは金管楽器のように薄くして、外側に向かって開放的に広げるのだそうです。その際、クチは縦開きに開くと良いのだけれど、テノールの場合、縦開きにすると、高音が発声しづらくなる(クチを横に開いた方が高音発声には有利なんだそうです)ので、そこは様子を見ながら、バランスよく練習していく事が肝心だと言われました。しかし、クチビルの使い方なんて、今まで意識すらしていなかったので、なんか難しいです。妻もクチビルの使い方はなっちゃいなかったらしく「アヒルグチで歌いなさい」って言われて、アタフタしてました(笑)。

 考えてみれば、ラッパの形って、大切だよねえ。
 
 
3)ノドの開け方が間違っている  声を奥に持っていこうとしているのは分かるけれど、それでは順番が違います…と優しく言われました。奥を開ける前に、ノドボトケをしっかり下げる事を意識してくださいと言われました。ノドボトケをしっかり下げて、それからノドの奥を開くという順番が大切だから…だそうです。

 これは声帯を弦楽器の弦のようなモノと考えた時に、まずは弦をブリッジ側でしっかりと停めましょうって事のようです。で、弦をブリッジ側にしっかりと停めた上で、奥を開いて、弦である声帯を引っ張るのが肝心なんだそうです。私の発声は、歌う時の意識が「後ろにばかり行って、前がおろそかになってる」ので、それではブリッジ側の弦を停めずに、ネック側でキリキリと弦を巻いているようなものなんだそうです。なるほど、それではキレイな声はなかなか出ませんわな。

 しかし、ノドボトケですか? 今までノドボトケを下げるなんて、夢にも考えた事ないもの。

 ノドボトケを下げる時の注意は、ノドボトケをアゴの力で下げてはいけないのだそうです。アゴの力でノドボトケを下げてしまうと、ノドそのものが絞まってしまうので、ノドボトケを単独で自由に下げられるようにするのが大切だし、ここが発声のスタートなんだそうです。

 もっとも、ノドボトケを下げるという動作をあまり難しく考える事はなく、実はいわゆる“あくびのクチ”をすれば、ノドボトケは下がるので、ノドボトケを下げるのが難しければ、あくびのクチで歌うと考えてもOKなんだそうです。

 なるほど“あくびのクチ”は合唱団のボイトレなどでも、良く注意されました。キング先生のところに行ってから、その手の注意は受けなかったので、自分的には“あくびのクチ”は卒業していた気になっていましたが、単にチェック漏れだったわけですね…。

 とにかく、ノドボトケを下げて、声帯をピンと張ると、高音は出しやすくなるし、声に深みが出るそうです。ただ、ノドボトケを下げたままで、奥を開けないと、声が胸に落ちてしまうので、それを防ぐために、ノドボトケを下げながら、ノドの奥を広げるのであって、その順番を間違えてはいけないのだそうです。おそらく、私が長年、声を出すたびに頭痛に苦しめられていたのは、このノドボトケがいいかげんなまま、ノドの奥を過剰に開けようとしていたためだろうと考えられます(すっご~く、納得しました)。

 以上、たかが発声練習だけれど、先生が違うと色々とやり方が違うので面白いです。

 これだけのレッスンでしたが、実地の指導が入っていますので、少しの休憩も無しで小一時間たっぷりです。で、やっと、妻と交代です。なんか、疲れました。
 
 
 妻がレッスンしている時も、ボーとしていちゃいけないって言われました(つまり、私、自分のレッスンが終わって疲れて放心していたわけです:笑)。妻がレッスンを受けている時でも、二人に共通する話はいくらでもするし、妻のレッスンの中から参考にできる事はドンドン参考にしなさいと言われました。なので、今回からは、妻のレッスンも耳をダンボにして聞く事にしました。

 え? 今までは聞いてなかったの?って事ですが、はい、聞いてませんでした。と言うのも、キング先生がおっしゃるには、声楽のレッスンはオーダーメイドだから、Aさんに言った事が必ずしもBさんの役に立つというわけでもなく、むしろそれがBさんにとって害になる事だってたくさんあるのだそうです。たしかに、それはそう思います。なので、私は今まで妻のレッスンをちゃんと聞いていませんでした。でも、先生が変われば、そのあたりの事情も変わるわけです。郷に入れば郷に従え、です。

 妻はカラダの使い方が、あっちこっち違っていたそうで、それらを一つ一つ訂正してもらっていました。特に呼吸がきちんとした腹式呼吸ではないという事(そこからですか!)で、そこらへんをメインに直してもらってました。とにかく、先生が妻のカラダの使い方を直すたびに声がみるみる変わっていくのは面白かったですし、その指導が分かりやすかったと、妻には好評でした。ちなみに妻の声は「まちがいなくソプラノです。メゾ? ありえない」んだそうです。
 
 
 とにかく、体験レッスンだし、初回のレッスンという事もあったろうけれど、とにかくたくさんの事を時間をかけて教えてもらいました。とにかく、二人とも、発声に多くの問題があるようで、先生からは「曲に入れなくてごめんなさい」と言われてしまうくらいでした。まあ、それくらい二人とも発声がダメだし、それを見過ごす事はできないって事なんでしょうね。まあ、発声に関してはダメな自覚もあったので、想定の範囲内です。とにかく、これから色々とやるべき事がたくさんあるようです。

 最後に、先生がおっしゃったのは、妻は「不足はあるけれど欠点のない人」なんだそうです。色々な面のバランスが良いけれど、その反面、小さくまとまっているのだそうです。ただ、バランスが良いので、このまま素直に練習していけば、とても良く伸びていくタイプなんだそうです。

 一方、私は「バランスがとても悪く、かなりデコボコしている人」なんだそうです。良いところはスゴく良い(キング先生に感謝ですね)けれど、大きな欠点もたくさんある…というわけです。まずは欠点を潰す事から始めて、そこを磨いて、長所にしていく事から始めなければいけないので(妻と比べると)これからの学習はかなり大変ですと、覚悟を求められました。まあ、歌の道はイバラの道と覚悟しているので、頑張りますよ。

 そうそう「憧れの歌手のマネはしないように…」と釘を刺されました。よっぽど、カラダや声が似ているならともかく、既存の歌手のコピーをしようとすると、却って上達が遅れるのだそうです。つまり「コピーを目指すな、オリジナルを目指せ」って事のようです。まあ、その点に関しては大丈夫な私です。だって、私の憧れの歌手は、デル・モナコとドミンゴだけれど、二人とも、私とは似ても似つかない声で、さすがにあの人たちのマネは出来ません(笑)。それに今度は先生とも声種が違うのだから、先生のマネも出来ません。必然的にオリジナルを目指すしかないわけです。
 
 
 とりあえず、今回は体験レッスンと言う事でしたが、レッスンそのものは興味深く、今までとは指導の切り口も違って、色々と目新しい事もあったし、先生も人当たりの柔らかい社交的な方とお見受けしましたので、お世話になる事にしました。体験レッスンに来て、すぐに決める人は珍しいらしく、先生が驚いていました。でも、善は急げじゃないですか。

 まあ、Y先生のところは、初心者さんが尋ねてくると言うのは、あまり無いでしょうし、経験者の場合、体験レッスンを受けた結果、それまでのやり方と違う部分が多々あると、やはり戸惑いを感じて、即答しない方が多いんじゃないかなって思いますが、私はむしろ、指導が違うのがうれしかったです。同じことを同じように注意されるのなら、先生を変えた意味がないじゃないですか(笑)?

 これでようやく、一連のガタガタも収まり、やっと声楽復活が完了です。ああ、やっと落ち着けます。

 とにかく、先生が変わり、教わる事が変わる事で、今までできなかった事ができるようになる…そんな気がします。ポジティブ・シンキングです、前を向いて歩きましょう。

 次回のレッスンでは…10月の本番に向けて、何曲か持っていく事になりました。で、それらを先生と検討してみて、本番の曲決めをしましょうって事になりました。10月の本番? はい、その本番については、正式に決まったら、またブログで告知しますが、ちょっと考えている事があるんですよ。

 今年は、あと2回くらい、本番に出たいなあ…って思ってます。つまり、2~3カ月おきに本番に臨むってのが良いペースでしょ(笑)。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村

コメント

  1. Cecilia より:

    バリトン先生、なかなかよさそうな先生ですね。
    これからのレッスン記事を楽しみにしています。

    『気軽に人前で鼻唄が歌える』

    これ、一見とてもレベルの低い問題のようですが、奥が深いと思います。
    実は私、人前で気軽に鼻唄で歌えません。
    それに美しい鼻唄ってハミングがうまくないとだめそうですが、私ハミングが下手です。
    自分にとって一番大きい問題は鼻唄歌うにも人の評価を気にしてしまう精神状態でしょう。
    気軽に鼻唄歌える人がうらやましい!
    そういう人はきっと簡単に共鳴する恵まれた身体条件が備わっていて、あれこれ思い悩まない人なんじゃないか、と思います。

    ちょっと考えてそのうち記事を書くかもしれません。

  2. すとん より:

    Ceciliaさん

    >『気軽に人前で鼻唄が歌える』
    >これ、一見とてもレベルの低い問題のようですが、奥が深いと思います。

     …みたいですね。記事に書きませんでしたが、私がそう言ったら、Y先生は即座に「それは私でも難しいです」と答えました。今度の先生は、正直な人なんです(笑)。まあ、私が想像するレベルと、先生が考えているレベルは違うのかもしれませんが、それでも『気軽に人前で鼻唄が歌える』ってのは、なかなかにハードルが高いみたいです。

    >自分にとって一番大きい問題は鼻唄歌うにも人の評価を気にしてしまう精神状態でしょう。

     それは私にもあります。たかが鼻唄であっても、なんか身構えちゃうわけで、身構えちゃうと何か変な方向に暴走しちゃうわけで…鼻唄、難しいです。もちろん、ハミングも、難しいですね(溜息)。

     オペラアリアが歌えるようになれるとうれしいですが、世の中にはオペラアリアしかないわけじゃないですからね。いわゆる歌曲って奴もあれば、最近流行りの、クラシック・クロス・オーバーのジャンルの曲も歌えるようになりたいです。でもでも、それらに増して、まずは“鼻唄”ですよ。鼻唄の達人になりたいな。だって、鼻唄なら、いつでもどこでも一人でも音楽が楽しめるでしょ? だから私は鼻唄の達人になりたいんですよ。

  3. おぷー より:

    1) 2)3)は、全部正しいです。
    だけど、私も肉体的に疲れていると、これが正しく出来ない時があります。
    体を酷使して疲れさせないように。
    沢山寝て下さいね、すとんさん。

  4. すとん より:

    おぷーさん

    >1) 2)3)は、全部正しいです。

     ですよね。いきなり間違った事を教えちゃう先生なら、習えませんもの(笑)。とにかく、こういう基礎的な事がザックリ抜けているのが私なんです。大穴だらけなんですね。これからは、こういう大穴を一つ一つ埋めていくのが、今後の私の声楽レッスンの柱になっていくわけです。まあ、このまま、穴を開けっ放しにしておくよりも、ずっと良いことなので、頑張りますよ。

     それに何より、この五年間、いつも私に付きまとっていた頭痛が嘘のように消えたのが、一番うれしいですね。歌ってもカラダが痛くないのは、とてもうれしいです。これだけでも、先生を替えた意味があります。

    >沢山寝て下さいね、すとんさん。

     いや、ほんと、そうですね。寝不足は大敵です。最近は、4時間寝て、20時間活動するという生活をしています。自分でもよくやるなあ…と感心してます。早晩、絶対に倒れるよなあ(汗)。

  5. 椎茸 より:

    歌っていても頭痛がしなくなりましたか!
    良かったですねえヽ(´▽`)/

    あれこれ体の使い方を覚えるのだけでも大変なのに、
    頭まで痛かったら辛いですもんね。
    過去の日記を読んだとき「…? 歌っていると頭痛がするとは珍しい方だ…でも大変そう」
    と思っていました。ほんとによかったです。
    体が楽器ですから、今後もお身体お大事になさってください。

  6. すとん より:

     いやあ、ほんと、頭痛からは解放されました。うれしいです。

     頭痛に限らず、カラダが痛いのはイヤですよね。今までも、頭痛はイヤですから、痛くないような発声で自宅練習してくると、レッスンの度に毎回、痛くなるように修正されていて、結局、いつもいつも痛かったんですよ。だから、クラシック声楽ってのは、身を削って、痛みに耐えて歌うものだと思ってました。

     今は、痛くないだけでなく、痛い時よりも深い声で発声できるようになり、自分でもビックリしています。色々ありましたが、先生を変えて、本当によかったと、今は思ってます。

  7. みるて より:

    歌の神様は歌い続けるための試練を下さっていたんですね。
    いい先生に巡り会えたようでなにより!
    今までのレッスン日記の数倍安心して読めました。
    曲は何から始められるのでしょう?
    これからますますレッスン日記と録音、楽しみにお邪魔します!

  8. すとん より:

    みるてさん

     おそらく、結果オーライ、だったんじゃないかと思ってます。たぶん、こんな事がなければ、私がキング先生から離れて、別の先生について学ぶなんて事は、なかったと思いますから。

     今回の件は、おそらく、そのための試練で、すべては音楽の神様のお導きだったのだと思います。でなければ、こんなにも、トントン拍子に事が進むわけないですからね(笑)。私は、このトントン拍子に“見えざる神の手”を感じました。

    >曲は何から始められるのでしょう?

     今、考えているところです。と言うのも、10月に、ちょっとしたアウェーの舞台で歌おうと思ってますので、まずはそのための準備を新しい先生としていきたいと思ってます。
    >これからますますレッスン日記と録音、楽しみにお邪魔します!

     声は…あっと言う間に、変わりましたよ(笑)。でも、まだ安定してません。でも、とても楽に歌えるし、高音も気軽にチャレンジできます。今は、歌うのがとても楽しいんですよ。今までは、本当にカラダに負担をかけながら歌っていたんだなあ…って思います。この楽に歌える声が、早く安定して出せるといいなあって思います。つい、以前の癖で、ヘマな声を出してしまう事があるんです(ああ、残念)。

タイトルとURLをコピーしました