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長年の疑問が解決しました!

 これはゴールデンウィーク前の話になりますが…声楽のレッスンに行ってきました。

 発表会で歌う曲目について話をしてきました。Y先生は、曲が思いつかない人には提案してくれるそうだけれど、自分で曲を探せる人は自分で選曲してきてください…というスタンスの人です。より思い入れのある曲を歌って欲しいという願いからなんだそうです。まあ、自分で選んだ曲なら、練習のモチベーションも上がるしね。

 そんなわけで、私は自分で選曲するタイプなので、何を歌うかを先生と相談です。ちなみに、今回も一人あたりの持ち時間は10分程度だそうです。

 まずアリアは、この前までレッスンで歌っていた、グルック作曲の「Che faro senza Euridice/エウリディーチェを失って」をテノール版の楽譜で歌います。いわゆる“パリ版”にイタリア語の歌詞を載せて歌うわけです。レッスンではアリア部分だけを歌いましたが、発表会に向けては、レチタティーヴォ部分も含めて歌います。

 妻との二重唱も復活させます…とは言え、妻はまだまだ本調子ではないので、そんなに難しい歌は歌えません。一応、候補の曲を持っていきましたが、ダメが出ました。意外でした。うむ、別の曲を考えないといけません。アリアを決めて、二重唱を決めたところで、残り時間との相談で、もう1曲歌うかどうかを考えないといけないので、二重唱でひっかかっちゃうと、その先に進めません。

 さて、何にしようかな?

 では、レッスンです。最初はハミング練習と発声練習です。この段階では、私のカラダがまったく動いていなかったそうです。つまり、ノドだけで歌っていたわけです。そこでカラダを動かすことに集中です。カラダを動かす…とは、腹筋を動かすことです。

 カラダをうまく使えていない時は、歌っている最中に、やたらと咳き込みます。これはノドを使っているせいなのだそうです。ノドへの過剰な負担が咳になってしまうわけです。ですから、カラダを使って、ノドへの負担を減らせば、自然と咳が出づらくなるわけです。

 腹筋を動かすわけですが、これは闇雲にお腹を凹ますだけでは不足です。凹ました上で、しっかり絞ります。感覚的には、胃袋を裏返しにする感じかな? とにかく、お腹を凹ました上で、ぎゅうぎゅうとお腹をしぼっていきます。そうやってカラダをいじめたところで、ノドを上に開くのが良いようなのです。そういうカラダの使い方をして、息を吐いていくと、高音になっても、ノドにフタが被らないのだそうです。

 つまり、高音を出そうして、ノドにフタがされてしまうのは、腹筋の絞りが足りない&しっかり息を吐けていない事の二つが、その原因なんだそうてす。

 おお、そうなのか! 長い間の疑問が、ようやく解けたのでした。

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