スズネ君はどうやらオスのようです。と言うのも、こやつ、サクラにコナかけまくっています。「ねーねー、一緒に楽しいことをしようよ~」って感じで、四六時中サクラの側にいてアタックしてます。文字通り“アタック”していますので、モテモテのメス魚特有のウロコのはがれがサクラにも生じています。
サクラはサクラで、決してスズネが嫌いというわけでもなさそうですが「今はまだ、ダメよ~。春が来たらね~」みたいな感じで、軽くイナシテおります。
というわけで、スズネ×サクラの新しいカップルが誕生したようです。
とにかく、この二匹、仲が良いです。まだ若くて、ピチピチしているので、見ていて気持ち良いですよ。最近のエサねだりは、この二匹とトートが担当していますが、この二匹はエサをねだる時に、チークダンスを踊るんですね。頬を寄せないながら、つかず離れず、水槽を右へ左へと泳いで渡ります。かわいいです。
さて、そんなスズネ君ですが、よく見ると、顔が、下ぶくれになりつつあります。目がちょっと隠れ始めました。これは、いつか見た風景です…。ああ、ブニョだよ、ブニョ。
最近のスズネは、若かった時のブニョみたいな肉瘤の膨らみ方をし始めました。ううむ、ブニョみたいになってしまうのかしら。ブニョは金魚としては、とても立派な肉瘤を持っていますが、あれは鑑賞魚としては立派でも、生命体としては不便でしょうがないでしょう。飼い主的には、そんなに立派な肉瘤にならなくてもいいのに…という気持ちがあります。だって、ブニョは、隆起した肉瘤のおかげで、ほとんど目が見えてませんから。
スズネもブニョみたいに肉瘤が発達して、目が見えなくなってしまうのかしら。金魚として立派になってくれるのはうれしいけれど、それはちょっと、かわいそうだな。
コメント
へ~~(゚o゚)
金魚にもそういう世界が展開されるんですね(゚0゚)
メスとオス、ちゃんとわかれているのですね。
知りませんでした。
おもしろいです。
>かさん
金魚も魚類、一応、有性生殖する生き物ですから、オスメスの区別はあるし、カップリングもあるみたいですし、ハーレムも形成するみたいですよ。
ただ、金魚の場合は、雌雄を見分けるのが比較的難しいかな? はっきりした身体的特徴というのがないんですね。繁殖期になると、雄には追い星という斑点がエラに出ますので、それが決定的と言えますが、繁殖期以外には出ませんから、それ以外のシーズンだと…。
1)体型…メスはでっぷりとし、オスは比較的スリムでシュッとしてます。
2)肛門の形…メスは菱形、オスは比較的丸いです。
3)糞…メスは太くて長い、オスは細くて切れ切れです。
4)性質…メスは柔和で、オスは猛々しい奴が多いです。
5)目つき…メスはバカっぽい目つきをしていて、オスは目つきが悪いです(笑)。
ちなみに金魚の9割はメスだそうですから、大抵の金魚はメスです。ただし、美形金魚や高級金魚の中だと、オスの比率がグンと上がります。ま、動物の世界は、オスの方が、美しくて立派なカラダをしているものなんですよ。
ちなみに、今回のスズネ君の雌雄判別の決め手は、ずばり、行動です。だって、あんな行動は肉食系男子しか取らないもん(笑)。
そんなに差があるものなのですね!!
これまた驚き!!
しかし金魚さん、丁寧に観察しないとわかりにくくもありますね。
逆に人間は生き物としては、意外と雌雄差がわかりやすいいきものなのでしょうかね~~。
人間は、けっこう骨格や体格が違いますし、声とかも違いますし、
個人差はありますが、8割がた一目見て男女どっちかわかりますよね。
犬やネコも飼っている人でないと、雌雄差わかりませんねーー。
飼っている人は見分けられるみたいですが。
サルは、人間のオスメスをちゃんとわかるらしく、
人間のメス(笑)をよりおそいかかってくる、と高尾山のおじさんは言っていました。
女性はなるべく外側を、といわれておかしな気持ちになりました。
やはり人間もアニマルなのですね。
>かさん
飼い主だから分かるって部分はあります。なにしろ、相手は魚類ですからね。そりゃあ、分かりづらくて当然です(笑)。
犬猫も、お好きな方は顔を見るだけで、雌雄の区別がつくようですよ。犬猫にも、オス顔、メス顔ってのがあるみたいです。
おっしゃるとおり、人間は実に雌雄の区別がつきやすい動物なのかもしれません。サルほどの知性があれば、すぐに分かっても不思議ありません。人間の雌雄の刻印って、強いんでしょうね。よっぽどの事がない限り、女装や男装って、違和感を感じるものじゃないですか。つまり人間って“性的な”生き物って事なんだろうと思います。