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韓国ではベッリーニ作曲となっているそうです

 声楽のレッスンの続きの続きです…ってか、ようやくレッスン本編の話に入ります(笑)。

 最初はハミング練習&発声練習なのですが、とにかく「腹筋を使って歌いましょう」って事で、発声している時も「もっと腹筋を絞って!」「胴は背骨一本だけになるような感覚で!」とか言われて、とにかく腹筋を絞って上げて、全パワーを腹筋に集めて発声していきます。

 腹筋が悲鳴をあげます。ヒクヒク言ってます。もう少しで攣ってしまう感じです。でも、それだけ動かすと「やればできるじゃない?」と言われます。まあね。これだけの動きを自動的に無意識にできるようになれば、一応「歌えるカラダ」って事なんでしょうが、今はまだまだなのです。

 発表会前は、これがある程度出来ていたわけだから、風邪ひいてゲホゲホやっているにカラダがナマッてしまったのかもしれません。

 少しカラダが動き始めてきたので、試しに「Lorita/ロリータ」を歌ってみてくださいと言われ、楽譜を手元に持っていなかったので、歌詞はいい加減になってしまいましたが、とりあえず歌ってみました。自分的には「まあまあかな?」って程度でしたが、先生がおっしゃるには「発表会でもこれくらいは歌って欲しかった」との事です。

 そんなわけで、以前ほどカラダが動いていないのが明らかになったので、これからしばらくは、意識的に腹筋を動かして歌うことに注意していきましょう。

 では、曲です。最初は「Fenesta che lucive/光さす窓辺」です。この曲は日本では、私が持っている譜面でも“作曲者不明”となっていますが、YouTubeの音源を漁ると、この曲は韓国人が好きなようで、結構たくさんの韓国人のアマチュアシンガーと思しき人たちが歌っていますが、そこではこの曲は「ベッリーニ作曲」となっていました。ううむ、ベッリーニの書くメロディとはちょっと違う気がしますが…あの国ではベッリーニ作曲の歌曲という扱いなのですね。

 この曲での注意点は“腹筋をしっかり動かして歌うこと”と“色気のある歌い方をすること”です。とにかく、白い音符は金太郎飴のようなデジタルな歌い方ではなく、常に何かを動かしながら歌うこと。動かすものは、音色だったり音量だったりビブラートの掛け方であったりと、とにかくただ単に伸ばすのだけは止めましょうって感じです。また、同じ音程の音符が続く時は、後の音符ほど音程を高めにして歌いましょう(いつも言われていることですね)。

 とにかく、この曲は、特別難しいところはないので、美声で歌うことを心がけましょう。

 次はシューベルトの「An Silvia/シルヴィアに」です。日本では“シルヴィア”ですが、ドイツ語では“ジルヴィア”と濁ります。

 母音は常に長めに歌うことで、しっかりとレガートを作りましょう。また、声の音色は母音の音色を強調する方向で整える事。それとメロディーは音程も大切だけれど、歌詞の明瞭さ(つまり滑舌の良さ)を重視して歌いましょうって感じです。

 今回のレッスンでは2曲とも新曲でしたので、通して歌って、どんな感じなのか様子を見ましょうって感じのレッスンとなりました。

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