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たまに声がひっくり返るようになった

 実は嬉しいことに、歌っている時に、たまに声がひっくり返るようになりました。

 以前は「声がひっくり返ったら、死ぬ」とか思っていたので、声がひっくり返らないように全身全力で抵抗しながら歌っていました。当然、ノドはガチガチです。でも、ノドって基本的に脱力しないといけないのですよね。だから、ここ数年は「声のひっくり返り阻止」ではなく「ノドの脱力」方向に舵を切っていたわけです。

 それでようやく最近、時折ですが、声がひっくり返るようになったわけです。バンザイバンザイ。

 肝心なところで声がひっくり返ってしまうのは残念なのです。この事自体は良くない事ですが、歌のスタイルの傾向としては良い方向に変わってきていると思います。

 声がひっくり返ってしまうほどに、ノドに力が入っていないって事で、これは良いことです。しかし、やはり、声がひっくり返ってしまう事自体はダメなのです。絶対にダメなのです。いやいや、ダメと言うよりも禁忌ですらあるわけで、歌の中で、ファルセットになって歌うなんて、テノールとして恥知らずも良いところで、まさに禁忌なのです。

 カウンターテナーや合唱テノールとして歌うなら…まあファルセットもアリなんだろうけれど…。

 声がひっくり返る程度のノドの脱力が得られたなら、次は脱力したまま、声がひっくり返らないようにしないといけません。現在の私の場合、声がひっくり返る原因は…ノドの引張りが足りない…からではないでしょうか? うん、そんな気がします。

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