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音楽用イヤホーンを買って考えたこと

 私は音楽好きで、毎日のようにiPhoneを使って音楽を聞いています。以前はもちろん、有線のイヤホーンを使って音楽を聞いていましたが、iPhoneがBluetooth対応になって、イヤホーンジャックが無くなってしまってからは、ワイヤレスのイヤホーンを使うようになりました。

 ワイヤレスのイヤホーンは高いね。有線の頃は、ソニーやビクター等、日本メーカーの音楽用イヤホーンを愛用していました。安い中国製も売っていたけれど、それには手を出さなかったのです。

 でも、ワイヤレスのイヤホーンを使うようになってからは、専ら、中国製のイヤホーンを愛用しています。理由は…安いからです(笑)。

 ってか、有線のイヤホーンって、値段にばらつきはあったけれど、2~5千円で私の満足できるものが買えました。でもワイヤレスになったら、日本製のワイヤレスイヤホーンは(今は多少安くなったようですが)2万円超えが普通でした。つまり、お値段のケタが一つ多くなっていたけです。

 有線からワイヤレスになって、多少の値上がりならともかく、ケタが一つ増えてしまっては、さすがに私も考えてしまいます。で、当時、中国製のワイヤレスイヤホーンを見てみたら、日本製の有線イヤホーンと値段的には変わりませんでした。

 別に私はワイヤレスを望んでいたわけではありません。iPhoneがイヤホーンジャックを無くしてしまったために、やむなくワイヤレスイヤホーンに切り替えただけで、私的には、アップル社に対して、ちょっと文句があったわけです。で、そんな不満もあって、余計な出費をするのもイヤだと思ったせいもあって、そこから中国製のワイヤレスイヤホーンを使うようになりました。

 中国製のイヤホーンは安価です。でも、安いのには理由があって、使用年月に限りがあって、丁寧に使っていても、せいぜい2~3年が限度で、それくらいでだいたい壊れます。つまり、きちんと作られていないのです。日本製ではありえない話です。

 また品質にもバラツキがあって、Hi-Fi音質と明記されていても、とてもそうは思えない品質のイヤホーンもありました。私はオーディオマニアではないし、音楽が楽しめればいいと思っている人なので、イヤホーンに高度なオーディオ性能は求めませんが、それでもベース音が聞きとれない程度のLo-Fiなもので音楽を聴く気にはなりません。そうなると、すぐに買い替えざるを得ないわけです。

 そんなこんなで、中国製のイヤホーンは耐久性に問題があり、品質の安定性にも大いに問題があるわけだけれど、とにかく安いんだよね。なにしろ、日本製とかアップル純正のものと比べると、1/10程度の値段で買えるわけです。もしも購入したイヤホーンが気に入らなくて、すぐに次の新しいイヤホーンに買い替えたとしても、10回も買い替える事はさすがにしないわけで、つまり、コストパフォーマンスだけを考えるなら、性能と品質が良い日本製を買って使い続けるよりも、性能と品質が大いに劣る中国製を頻繁に買い替えた方が良いという結論になるわけです。

 ああ、だから中国製品って世界中で重宝されるわけだ。日本製は素晴らしい製品が多いけれど、オーバークオリティでお値段が高いからね。ほどほどの品質で安価なモノでいいやと思ってしまう人にとって、中国製品って、まさにおあつらい品なのだと思うわけです。こうして、世界中に中国製の工業製品があふれ、日本製品が世界市場から締め出されていくのです。

 ううむ、日本人として、ちょっと色々と考えてしまいます。でも、今日も中国製のイヤホーンを使って音楽を聞いてしまう私がここにいるわけだけれどね。

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