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本番前に、どれくらい声を出しておけばいいのか?

 いわゆる「ウォーミングアップのためにどれくらい発声練習をすればいいのか」と同じ意味なのですが、合唱団とかに入っていれば、何も考えずとも、団の練習メニューで発声すればいいわけだし、もしも本番で声が無くなってしまって歌えなくなっても、それ音楽に支障が出るわけでもないので、あまり気にしなくてもいいのだけれど、これが独唱だと、本番で声が出ないというのは、目も当てられないことなので、そこは慎重に考えていかないといけません。

 ノドを全く温めずにいきなり本番の舞台に上がるなんて人はいないでしょう。これは準備運動もせずにいきなり運動を始めるのと同じことだから、絶対にやってはいけません。事故の元です。

 かと言って、丁寧な発声練習をたっぷりと行うと、本番前に声を使い過ぎてしまい、本番の時には声が無くなっているという事があります。私にもそういう経験はありますし、プロの歌手(特にテノール)の方からもよく聞きます。ですから、やり過ぎも良くないのだと思います。

 本番前に歌いすぎてもダメ。かと言って、歌わなすぎてもダメなのです。歌って難しいですよね。これが器楽だったら、本番前なんて、ガンガンに練習しちゃいますよね。そうやって、豊富な練習量で不安を消していくわけですが、それは歌では通用しないわけです。

 ノドが疲れても、すぐに回復する人もいれば、そうではない人もいます。アリアの最中に、数小節のお休みがあれば、それで回復する人もいるそうです(うらやましい)が、私などは、一度声を使い切ってしまうと、回復するまでに2~3日掛かってしまいます。だから、当日の歌い過ぎは厳禁ですが、前日の歌い込みも避けないといけません。

 では、今の私は、そこでどう折り合いをつけているかですが…実際のところ、前日とか前々日とかは、基本的に歌いません。声の温存をしていきます。

 当日も、ピアニストさんとの合わせでは、仕方なく、歌いますが、それでも時間にして10分程度、できるだけ手を抜いて(ごめんなさい)歌います。声を温存して、声帯を疲れないようにしているわけです。その代わり、ストレッチ等で声を出さずに息だけを出していく準備運動は丹念に行います。つまり、声は出さないけれど、呼吸筋はフルに動かしていきます。そうやって、本番に臨むように心がけています。

 声は使わないけれど、筋肉はバシバシ使って、本番に備える…というのが、最近の私のスタイルなのです。

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