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東北旅行をしてきました その3 十和田湖はデカい

 さて、二日目です。東北旅行の中日です。バスに乗って、八幡平(はちまんたい)の山頂レストハウスに行きました。ここは秋田県と岩手県の県境にあり、レストハウス自体は、ただの休憩所なので、どうでも良いのですが、八幡平は良い所でした。景色は素晴らしく、吹き渡る風は気持ち良いのです。まさに避暑に来ている気分を満喫できます。

 ここから秋田県側に降りていき、鹿角(かづの)の道の駅で、昼食としてわっぱ飯を食べました。わっぱ飯自体も美味しかったのですが、添えてある漬物が極上なのです。

 今回の東北旅行を通じて強く感じたのは、秋田も岩手も青森も、ほんと、食事に添えられた地元の漬物が美味しいって事です。それも半端なく…ね。郷土料理の数々も素晴らしいのだけれど、何気に添えられた漬物たちの旨さにノックアウトされた私なのです。

 あと、ここ鹿角は秋田名物のきりたんぽの発祥の地なのだそうです。なので…角館で食べ残った“みそたんぽ”のリベンジとして“くるみ味噌味の焼ききりたんぽ”を食べました。…なにこれ、すっげー美味しいじゃん。きりたんぽは、我が家では定番の鍋の具なのですが、甘辛なスイーツとしてもアリアリじゃん。

 昼食後は大湯環状列石を見てきました。なんでも世界遺産なんだそうです、知ってましたか? 大湯環状列石と言うのは、鹿角市の大湯地区に2つある環状列石(石が円を描くように置いてある)で、この環状列石が縄文時代の遺跡って事で、世界遺産になっているわけです。もっとも世界遺産と言っても「北海道・北東北の縄文遺跡群」という事で、他にもたくさんある遺跡群とひとまとめで世界遺産になった場所です。「な~んだ!」と私も最初は思いましたが、実物が今になっても残っていて、それを直接見る事ができる…というのは、とてもとても興味深い事なのだと思いました。もっとも、縄文時代はあまりに昔過ぎて、事実とファンタジーの区別がつきづらい時代でもあるわけですが、それもまた魅力と思うことにしましょう。

 湘南はまだまだ暑いのですが、東北はもうすでに秋の風が吹いていました。環状列石を見ている時に、嫌になるほどアキアカネにたかられました。いわゆる“アカトンボ”ですね。これがもう、見学の邪魔になるほど飛び回っていました。トンボが全く人を恐れていないのが愉快でした。

 そこからバスに乗って、発荷峠(はっかとうげ)に行きました。十和田湖を見下ろす絶景スポットってヤツで、十和田湖の美しさを満喫できました。そこから十和田湖に下りて、本日のお宿、十和田湖レークビューホテルに着きました。

 ホテル自体のつくりは…かなり旧式なのですが、Wi-Fiの電波が強いのは嬉しかったです。お風呂は温泉でサウナもありました。温泉のお湯は…ここも良いお湯でした。

 ホテルにチェックインをして、まだ日も高かったので、妻と湖畔を散歩して遊覧船に乗りました。湖を渡る風が気持ちよく、小一時間の船旅はとても面白かったです。おそらく往時はお客さんをたくさん載せていたであろう大型遊覧船も、ほんの2~30人ほどしか乗っていなくて、コロナが観光業に与えている影響の大きさに思いを寄せざるを得ませんでした。コロナで観光客が激減して、確実に地方が疲弊している…と思いました。特にコロナ以前の有名観光地では、中国語がうざいくらいに聞こえてきましたが、今は中国人はおろか、全く外国人観光客がいないわけですからね。ほんと、このままだと日本の観光地が死んでしまいます。早く、コロナによる鎖国を止めて、海外からの観光客を誘致しないと、かなりまずい状況になってしまいますよ。

 十和田湖は…水が満々としていて、あふれるほどでした。いや実際、この周辺は8月に入って以来、何度も大雨に見舞われて、あっちこっちで川があふれて道路が冠水して、何日も通行できなかったのだそうです。何気に水害だったようです。

 それにしても十和田湖、デカい湖でした。私の中では芦ノ湖が標準なんだけれど、芦ノ湖と比べても、デカいデカい。で、デカいだけでなく深いそうで、日本第三位の深さの湖なんだそうです。そりゃあ、すごいね。

 塩辛と言うと、一般的にイカの塩辛がポピュラーですが、泊まったホテルでは、サバの塩辛が出ました。サバの塩辛、美味しかったです。

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