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なぜ声が割れるのか、考えてみた

 以前はなかったのですが、ここ数ヶ月?に渡って、たまに声が割れるようになりました。今回はその原因と対策について考えてみました。まあ、考えただけで実行しなきゃ解決はしないのだけれどね(笑)。
 まず声が割れるようになった時期について考えたところ、自宅での歌の練習が激変したあたりから声が割れるようになったと思います。家でもガンガン歌っていた頃は、声が枯れる事はあっても、割れる事はなかったと思います。
 次に声が割れる状況だけれど、大きな声と高い声を出すと割れるような気がします。
 大きな声を一度出すと、その後はそんなに大きな声でなくても声が割れやすくなるように感じます。高い声は…ひょろっと出した時は案外割れず、さあ一発頑張るぞ!って感じで出そうとすると割れるような気がします。
 以上から考えると…脱力?がうまく出来ていない時に、もしかすると、声が割れるのかな?って思います。
 でもね、脱力の反対…力を込めて歌おうとすると、声が割れる以前に声帯が強く閉まってしまい、ノドにフタがかかるような感じがして、割れるどころか、声そのものが出なくなってしまうと感じています。
 はてさて、では一体?
 次に考えたのは、息の量です。過剰に息を吐く過ぎると、息に負けて声が割れる?
 確かに、大声とか高い声とか、不必要に息を吐き過ぎるような気がします。特に大声…と言うか、怒鳴り声って、ややノドに力を込めて、叩きつけるように大量の息を吐いて出すわけでしょ? あんな感じに近い発声で歌うと、私の場合、怒鳴り声ではなく、割れ声になってしまうのではないか…と推論しました。
 つまり、割れ声は怒鳴り声の親戚ってわけです。
 ならば、高い声を出そうとして声が割れるのも納得です。高い声の発声には、速い速度の声が必要ですが、だからと言って息の量が多ければいいというわけではありません。必要以上の量の息を使って速い速度の息を出そうとして、結果として声が割れてしまうのではないか…と推論しました。
 たぶん、合っていると思います。少なくとも、私に関しては正解ではないでしょうか?
 つまり、ブレスコントロールが上手く出来ていなくて、声帯で受け止められる以上の、多めの息で歌っているために、声が割れてしまう…という事なのだろうと思いました。
 結論が出たら、後は実践あるのみだけれど、息をセーブして、あまり息を吐かないように歌うって、どうするんだろ? そもそも歌って、しっかりと息を吐いて歌うものじゃない? うむ、なんか、矛盾があるような???

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コメント

  1. おぷー より:

    じじいになって、声が割れるのは、分かりますが、50から60辺りで声が割れるのは、やはり発声に問題があると思います。
    私の先生は、「高い音と言うのは響く様に出来ているので、声量を中音域と同じ様に保持しなくても良い。」と。
    まず、息の支えの練習。歌い始めに必ずやってます。
    背中で支える感じで息を吸って、SUUUUUUで出して行く。
    日本語の「す」ではなく、イタリア語のSUですよ。
    何回か繰り返します。体の調子がイマイチの時は、息が短いのが分かりますので、その日はムリをしない、と決めてます。
    その後、WUUUUUとかZUUUUUを低音で出してみます。裸足がいいかな。
    かかとに声が響く様に体を開けてください。WUWUWUWU…で
    ドレミレドと中音域まで歌って、終わり。
    そこから発声をしてます。
    発声は、できるだけ小さな声でハミング。
    ドミソミド、ドミソドミドソミド。(ミが一番高い音です。)
    で、最高音がハイC辺りのアルペジオで終わり。
    その後、ロッシーニ考案の発声(多分イタリア辺りで勉強
    した人は知っていると思います。)をやって、練習曲に入ります。
    準備をちゃんとして高音を張らないで歌えば、声が割れる事は
    なくなると思いますよ。
    どうかお気をつけください。

  2. おぷー より:

    Wim Hofのブレスメソッドを時々しますが、これをやると
    息の保持がよくなるのを発見。お試しください。
    https://youtu.be/tybOi4hjZFQ

  3. すとん より:

    おぷーさん
     一応、私、還暦を過ぎております。とは言え、年金はまだもらえないので必死こいて働かざるをえない年代なんですよ。少し年上の先輩たちは、私の年齢から年金生活に入れたのが、と~~ってもうらやましい世代なのです。ああ、早く年金生活者になりたいです。
     それはさておき、
    >50から60辺りで声が割れるのは、やはり発声に問題があると思います。
     自宅での練習を減らしたあたりから、徐々に声が割れ始めてきたので、発声の技術の問題もあるでしょうし、練習不足から来る筋力の衰えもやはり無視できないと思ってます。
     でもやはり、おぷーさんも見抜いておられるように、息の支えの問題は大きいと思ってます。
    >「高い音と言うのは響く様に出来ているので、声量を中音域と同じ様に保持しなくても良い。」と。
     これ、理屈で分かっていても、ついつい声を必要以上に張ってしまう愚かな私がここにいます。実際、ノドに力が入っている時に、声って割れますものね。
     練習方法は参考にします。感謝です。

  4. おぷー より:

    毎日5分でもいいから、ブレスの練習をすると大分違ってきます。
    で、曲の中で高音で伸ばす場合は、ハミングで出る部分から声を出して、
    お腹を開く感じで飛ばすといいですよ。最初からフォルテでぶつけない
    様に。これをやると喉を壊します。(経験あり。)

  5. すとん より:

    おぷーさん
     「千里の道も一歩から」のごとく、毎日の練習の積み重ねの大切さは重々承知しています。問題は…三日坊主という高い壁なのです。今までも何度も「今日からブレスの練習をしよう」とか「腹筋のトレーニングをしよう」と決心して、しばらく続けていたのに、いつの間にか、やっていない日常になってしまうだけなのです。
     それはともかく、また今日からブレスの練習を再開します。今度は、しばらく続けたいと願っています。
    >曲の中で高音で伸ばす場合は、ハミングで出る部分から声を出して、お腹を開く感じで飛ばすといいですよ。
     実はこれ、やってます。いわゆる“準備”と呼ばれる予備運動として取り入れています。で、たまにこれを忘れて、最初からフォルテでぶつけるような発声をすると、先生に叱られます(そりゃあそうだ)。
     発声に関しては、細かな事を丁寧に地道に続けていくしかないと思ってます。

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