体調が実に微妙なままです。
先月の発表会のあたりが一番体調が悪かったのですが、そこからある程度回復しましたが、だからと言って完治したわけではなく、日常生活に支障がないレベルまで回復したところで、そこから先は良くならず、疲れたりストレスがたまったりすると、逆に悪くなったりしています。
原因となる病は…肺炎モドキというか、誤嚥性肺炎って奴です。どうも、肺というか、呼吸がすっきりしないのですよ。
そうは言っても、普通に生活する分には支障はないし、通勤は徒歩でしていますが、徒歩程度の運動なら問題はありません。しかし、ピークフローメーターはしっかりイエローゾーンの下の方ですし、肺活量は計測していませんが、おそらくはかなり少ない数値になっているんだろうなあって思います。
ピークフローメーターというのは、呼吸機能に関する簡便な計測機器で、こいつの数値が低いと呼吸能力が低下していると言えるわけです。グリーンゾーンでOK、レッドゾーンでアウト、イエローゾーンは要注意って感じです。そのイエローゾーンの下の方ですから、かなり注意が必要って感じです。
しっかり休めれば、すぐにでも良くなるはずなんですが、ちっとも休めないどころか、疲労に疲労を重ね、ストレスを溜め続けている私なので、病気がちっとも良くならないのでした。いやあ、ほんと、今月の月末のあたりは仕事を数日休みたかったくらいに体調不良な私でしたが、数日休むどころか、逆に休日出勤を重ねていた私でした。なにしろ、私が休むと、現場が止まるからなあ(涙)。
医者に行きたいけれど、そのためには職場を休まないといけないし、職場を休むには、熱でも出なければ勘弁してもらえないので、医者にも行けません。とにかく、ほんと、時間がなくて忙しいんですよ。なのに、熱は出ないんだな(笑)。だから医者に行けません。仕方がないので、なんとなく半病人の感じで日々を過ごしています。
アクセスを増やしたければ、他人に寄生するべきなのか?
我が老犬ブログで、長らくアクセス数ナンバーワンの記事は“ヌーボー社のプラ管フルート”の記事でした。それを最近“エスエス製薬の響声破笛丸”の記事が抜きました。
この老犬ブログは、私の趣味ブログで、元々は習い事を主なテーマにした日記ブログなわけです。ですから、声楽とフルートの学びを中心に(以前は、これにヴァイオリンと社交ダンスも加わっていたのですが)金魚や体重の記録も加え、たまにエッセイなども書いておりました。ですから、プラ管フルートの記事も、漢方薬の記事も、このブログにあっては、異端的な存在の記事だったわけです。
でも、その異端的な記事がアクセス数を稼いでいるなんて、ちょっと心外。
このブログはあくまでも私個人の日々の出来事を書きつらねているモノなのに、私自身の事よりも、他人の話の方が人気を博しているなんて…まあ、私の事よりも、私が取り上げた人気者の方が人気がある…当たり前と言えば当たり前の事なんですが、ちょっと複雑な気分です。なんか、他人のふんどしで相撲を取っているようなと言うか、他人に寄生しているような気分です。
Lascia ch’io pianga/私を泣かせてください
「Lascia ch’io pianga/私を泣かせてください」という曲は、声楽の方では、割と初心者が取り組む歌曲です。たぶん、歌を始めて、1年くらいしたら、誰もが歌うんじゃないかな? 『イタリア古典歌曲集』という初心者が最初に取り組む曲集に入っている曲です。
この曲は、元々はバロック時代のオペラのアリアなんだけれど、今は後期ロマン派風の伴奏をつけて、歌曲として歌う(この編曲されたバージョンをバリゾッティ版と言います)のが普通だし、大半の演奏も、ヘンデル自身の書いた譜面ではなく、バリゾッティがアレンジした譜面で演奏するので、この曲をバロックバロックと思ったら、間違えてしまいます。
実際、ヘンデル版のオリジナルだと、ダカーポで戻った後は、いわゆるアドリブになっていますから、演奏者が自分で変奏を考えないといけないわけ(それゆえに、この時代のアリアの事を、別名“ダカーポ・アリア”と言います。で、歌手たちは、ダカーポで戻った先が聞かせ所なので、そこで己を誇示するわけです)で、そんな難しい曲にチャレンジするのは、マジな古楽の演奏家たちだけです(笑)。
なので、この曲を歌う際は、バロックうんぬんとか、カストラートうんぬんではなく、純粋に歌詞を読んで、その歌詞に共感して演奏すれば、OKだと思います。歌詞の対訳なんて、ネットにはごろごろ転がっているでしょ? それを読んで感じる事が、まず最初です。
今月のお気に入り 握りの極み
握りの極み…ELECOM社製のワイヤレスBlueLEDマウス。型番はM-XG2DBBK。5ボタン式の国産高級大型マウスって奴です。
このマウスについては、以前記事にしましたので、続報というカタチになりますが、やはりいいですね、このマウス。ほんと“お気に入り”になりました。当初は心配された、マウスの軽さですが…慣れました(笑)。ほんと、人間って適応性が高いです。
今月のお気に入り エスケイプ デラックス・エディション
マイケル・ジャクソンの新作アルバムです。「え? マイケル・ジャクソン? 確か4~5年前に死んでいるじゃなかったけ?」 はい、そうです。2009年に亡くなってますね。それでも、新作アルバムの発売です。それも、実に、2枚目です(笑)。
2010年に発売された、死後発表の1枚目のオリジナルアルバム「Michael」は、世間的には売れましたが、ファンの間では、評判が芳しくなかったですね。「声の感じがちょっと違うけれど、あれは本当にマイケルが歌っているのか?」とか「作風が今までのマイケルの曲とだいぶ違うけれど、本当にマイケルの作品なのか?」とかね。たしか、あのアルバムが発売された時、マイケルの娘さんが「あれはお父さんの声じゃなく、別の人の声よ」とか言い出して大変なことになったと聞いた覚えがあります。
私がアルバムを聞いてみた感じ、本当にマイケルが歌っているのか、それともダミー歌手が歌っているのかは分かりません。アルバムに収録された曲が、マイケルの真作なのか贋作なのか、それも分かりません。ただ、分かった事は「マイケルのアルバムにしては、パンチ不足でつまらないかも…」って思いました。でもまあ、それも仕方ないと思います。だって、マイケルの生前、お蔵に入れた曲を引っ張りだして作ったアルバムですから、曲の魅力自体は弱い曲ばかりを集めて作ったアルバムですからね。
そんな、墓堀り同然に、死後発表オリジナルアルバムの第2弾が発売されたわけです。前作以上に、色々と厳しい条件の中作られたアルバムだと思います。1作目と同じ手法では、さらに批判にさられてるだけです。そこでスタッフたちが考え出しやり方が実に秀逸でした。
それはマイケルのオリジナルバージョン(ほぼデモテープ状態です)と、発売用にスタッフたちが再プロデュースしたバージョンの二つのバージョンを同時に収録して販売したんです。いわば“使用前と使用後を比較できる”ようにしてあるんです。
これがなかなか良いんです。
まず、元々のマイケルのオリジナルが聞けます。いかにも未完成っぽいけれど、確かに私たちがよく知っているマイケルのサウンドになっています。懐かしい感じがします。
そのオリジナルに対して、今回のスタッフたちが作り上げた新バージョンが、これまた面白い。彼らはこの作業を“コンテンポライズ(現代化)”と呼んでいるそうですが、確かにマイケルのオリジナルのままの“古いサウンド”よりも、いくぶんパンチを効かせた感じに作り直されています。このオリジナルと新バージョンを比較しながら聞くと面白いし、スタッフの苦労の跡もよく分かります。
いきなり新バージョンだけを聞くと違和感がある曲も、オリジナルを聞いてから聞くと、違和感どころか「ああ、ここをこんな風にいじると、サウンドが今っぽくなるんだな…」と新しい発見をしたりします。
アルバム自体は、やはり全盛期のマイケルにはかないませんし、新バージョン単体ではアルバムとしては弱いと思います。でも、オリジナルと組み合わせた事で、単なる足し算以上の魅力を得られたと思います。
なので、このアルバムは、デラックス盤がお薦めです。通常盤は新バージョンしか入っていないそうですから、それは薦めません。
今月の金魚
2014年6月4日(火) キキョウが星になりました。
2014年6月8日(日) オタキが我が家にやってきました。
今月のひとこと
ノド風邪の方は、まだすっきりしないけれど、医者に行って薬をもらわないと辛くて仕方がない…という状況は脱しました。つまり、一週間ズレていたら、発表会に支障なかったというわけで、なんか、発表会を狙って具合が悪くなったような気がします。誰かに呪いでもかけられていたのかな? まあ、もしも呪いがかけられていたとするなら、呪われるくらいの大人物だったという事で、それはそれで良しです。でも、まだ咳は取れませんし、油断をすると、普通に誤嚥するし…。肺がレントゲンで白くなった件はすっきりしたわけじゃないです。まあ、でも、人生なんて、なあなあで生きるのがちょうど良いだろうから、深くは気にしない事にします。(2014年6月1~6日)
関東地方も梅雨入りをしました。さっそくの大雨でございます。ついこの前まで、暑くて暑くて、もう夏になってしまったんじゃないかと思ってましたが、梅雨はきちんとやってくるものなんですね。ここからしばらくは、梅雨寒になるんでしょうね…。私はカラダが冷えると、お腹が痛くなる体質なので、これからはしばらくの間、冷えに気をつけないと…。(2014年6月6~8日)
今日、錦織健氏のコンサートのチケットを購入した帰り、ネズミを見た。いわゆるドブネズミって奴だと思う。大きさは、小型のネコぐらいで、全体が茶色っぽくて、尾が細長い。あれで尾が太かったらリスだと勘違いしてしまったと思う。私の目の前を何度も横切るその姿は、正直「かわいい…飼ってみたい」と思ったが、冷静に考えれば、害獣なんだよな、飼うのは無理か。(2014年6月8~18日)
毎日仕事が忙しく、休日も趣味に見舞いに忙しい私は、いつ休んだら良いの? ああ、贅沢な悩み…なんだろうなあ。それにしても、声楽にしても、フルートにしても、日々の練習時間を捻出するのが困難だ!(2014年6月18~22日)
ハッピー、ラッキー、おめでとう! アクセス数&訪問者数ともに、最高記録を樹立しました! 日付は2014年6月19日木曜日の事です。アクセス数2712ページ、訪問者数1949人でした。わー、パフパフパフパフ~。この日の記事は『ベートーヴェンはなぜ有名なのか?(そして、ヴェルディはなぜ有名ではないのか?)』でしたが、たぶん、この記事がアクセスを伸ばしたんじゃないと思う。きっと人々を呼び込んだのは、その前日の『響声破笛丸(エスエス製薬)が製造中止になっていました』だと思う。だってあの記事、アップしたその日のうちに、複数のまとめサイトに勝手にアップされ、たぶん、そのおかげもあって、6/19のアクセス数が増えたんだと思う。そして、その2日後の6/21日には、今度は複数のニュースサイトで「響声破笛丸が中止!」話題が取り上げられたもん。だから、ここんとこ、訪問者が増える増える(笑)。でも、響声破笛丸が製造中止になったのは、だいぶ前なのに、私が記事をアップした途端に、世間が注目するってって何?…って感じ。まあ、時期は単なる偶然で、私の妄想がたくましいとも言えるけれど、まあ、私的にはそういう事にしてます(笑)。でもねでもね、ついに“プラ管フルート”記事よりも強い記事が書けて、なんかうれしいな。(2014年6月22~27日)
改めて気づいたこと。それは「ブルーカラーの方々は、押し並べて声が大きい」ってこと。きっと彼らが声楽を始めたら、結構いい線いくんじゃないかなって思うけれど、彼らは流行歌は歌っても、クラシック声楽には鼻もひっかけてくれないのでした、ううむ、残念。(2014年6月27~28)
今月は以上です。よろしくお願いします。
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