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2025GW 河津旅行をしました その1 北斎はいつもどおり素晴らしい

 ちょっと日が経ってしまいましたが、2025年GWの前半に、伊豆半島の河津へ1泊旅行に行きました。

 当日は7時起床、8時に家を出てバスに乗り、最寄り駅まで行って朝食。食べた店は、いつもの吉野家で、いつもの牛丼(頭大盛)です。

 8時半には電車に乗って熱海に行って、そこで途中下車して、MOA美術館に行きました。「北斎 The Great Wave×Digital 2.0」という展覧会をやっていたので、それを見に行ったわけです。

 内容は「冨嶽三十六景」の展示で、浮世絵実物と、その場所の現在の姿(写真)を並べて展示するというスタイルでした。「冨嶽三十六景」自体は好きですし、電子書籍で持っていますので、割と日常的に細部まで見ていますが、それと現在の風景との比較は初めてだったので、そこはなかなか興味深く感じました。また、最後の展示室には、イマーシブ展示(?)ですかね、部屋の壁面を大スクリーンにして、北斎の浮世絵の超アップを投影していました。

 美術館の入場料が今回から値上げされ、1人二千円になっていましたが、内容から考えれば、まあ妥当な価格だなあと思いました。MOA美術館は、企画展が割と私好みのものが多いし、いつも適度に空いているので、割とお気に入りの美術館だったりします。

 美術館から降りてきたら、お昼でした。昼食は、駅ビルでお寿司の折り詰め(サバ寿司、金目鯛とブリとサーモンの押し寿司)に、アジの唐揚げ3種(塩、のり塩、ハニーバター)を買って、人の少なめなベンチを探して、そこで食べました。いい天気だったので、外でご飯を食べたかったんです。「トンビに注意」の張り紙がありましたが、幸いなことに、我々の食事中に連中はやってきませんでした。

 食事を終えて、駅に着いたら、我々が乗る電車まで、軽く1時間ありました。ローカル電車あるあるですね。そこで、駅前の足湯に浸かって、適度に時間をつぶしました。足湯はいい感じのぬる湯だったので、何分でも入っていられるのでした。客の回転を考えたら、お湯の温度はもっと熱くても全然平気だよね…ってか、熱海のお湯って熱いんだから、わざとぬるくしているのだろうけれど、それはどうなんだろうなあ…と思ってしまいました。だってみんな、いつまでも入っていて、ちっとも入れ替えがなくて、足湯に入りたそうにしている人が、周囲には大勢いたんですもの…。

 熱海からは、伊東線経由の伊豆急行線に乗りました。電車の後ろ半分は途中で切り離されてしまい、我々の目的駅までは到着しないので、乗る車両に、ちょっだけ気を使いました。

 目指す駅は河津駅です。伊豆の老舗の温泉場です。熱海から、電車で約1時間半です。結構遠いのです。河津駅に到着したのは、3時過ぎです。まずは、翌日の七滝行きのバスを調べましたが…これが実に難しいのです。結局、バスの案内所のオバちゃんに手取り足取り教えてもらいました。いやあ、ほんと、分かりづらいバスです。

 ちなみに河津駅は、川端康成の「伊豆の踊子」関連の駅です。今風に言うなら“踊り子の聖地”ってところでしょうね。駅前にも、踊り子と学生の像があったり、あっちこっちにアイコンのように踊り子のイラストがあります。明らかに踊り子推しです。

 私は世代的に「伊豆の踊り子」と言えば百恵ちゃんですね。もっとも、百恵ちゃんの映画そのものは見たことはありません…ってか、私、「伊豆の踊子」に関しては、誰の映画も見ていない事に、今、気づきました。ダメじゃん。今度、配信で見なきゃなあ…。原作小説の方は…学生の時に湯ヶ野旅行をした際に、現地の宿の部屋で旅情に浸りながら読みました。うむ、当時はなんか、そういうのがオシャレって思っていたんですよ(今や黒歴史かも)。

 ちなみに、私にとっての踊り子は百恵ちゃんですが、どうやら街で推しているのは、小百合ちゃんのようでした。うむ、世代が違うなあ…。

 あと、駅前広場には手湯があって、こちらは熱海の足湯とは違って、普通に熱かったです。それに広場には池があって、立派な緋鯉が泳いでいるなあと見てみたら、やたらとデカイ姉金でした。あ、姉金というのは、大きめな和金を言いますが、ほんと、鯉と見間違えるくらいに大きな姉金たちがワンサといたのでした。

 さて翌日のメドが付いたので、宿に向かいました。駅から徒歩5分くらいのところにある、鄙びた温泉旅館が本日のお宿なのでした。

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