声楽のレッスンに行ってきました。
今年の発表会の日時等が決まったそうです。
2025年9月27日(土) 横浜・かなっくホール(最寄りはJR・京急の東神奈川駅)
まだ半年ほど先なので、これ以外は何も決まっていないし、決めていませんが、今年の目標が決まったので、これから暫時準備をしていきたいと思ってます。
まず今年は妻が声楽に復帰したので、彼女のノドの調子に合った二重唱曲を探すところから始めないと…なあ。
さて、レッスン…に入る前に、今回のレッスンから新曲になるので、次に歌う課題曲の選定から入りました。
まず、ドイツリートは、シューベルトの「Lachen und Weiden/笑いと涙」になりました。こんな感じの曲です。
歌っているのは、テノールのイアン・ボストリッジです。実はこの曲、あまりテノール歌手は歌いません。音源を探しても、ほとんどがソプラノかバリトンが歌っています。テノール向けのリートではないのかもしれませんが、たとえそうであっても勉強のために歌っていきましょう。
実は私、最初に「Der Musensohn/ミューズの子」を持っていったのです。だって有名曲じゃん、歌ってみたいじゃん。でも、先生に却下されちゃいました。理由は「音楽的に、あまり学ぶ事が無い」「有節歌曲なので、歌詞が長くて(私がドイツ語苦手なので)結局ドイツ語の勉強になってしまう」とことです。まあ、確かに私はドイツ語が苦手なので、歌詞が長い曲(で繰り返し)だと、音楽ではなく、歌詞に労力の多くを割いてしまうからねえ…。そういう意味では、今の時期は、あまり有節歌曲を歌うべきではない…というのが、先生の判断なのです。
ドイツ語が苦手でも、これからたくさんドイツ語の歌を歌っていれば、やがて“習うより慣れろ”で、苦手なドイツ語もどうにかなる…わけだから、言葉は大切だとは言え、音楽に集中して学びましょう。そのためには、音楽的にやるべき事がある曲を学んだ方が良いでしょう…という判断でした。
まあ、カラオケで歌っているわけではなく、レッスンで声楽を学ぶために歌うのだから、より学ぶべき内容の多い歌を課題曲とするのは、当然で理性的な判断だよね。
次はイタリア語の曲ですが、こちらはすんなりと決まりました。デ・クルティスの「Addio bel sogno/美しい夢よ、さようなら」です。昔の大テノール歌手であるジーリの持ち歌だった曲で、現代ではあまり歌われない曲ですが、この曲には高いラ(A4)があるので、たまには高音も出さないといけないだろうと思って選曲してみました。
こんな曲です。
動画(って動いていませんが)で歌っているのはベニアミーノ・ジーリです。まあ、YouTubeに上がっているこの曲の動画の大半は彼のものなのです。でも、彼の歌で聞くと、やっぱり素敵な曲だなあって思います。
さて、この曲は先生からはOKが出たものの「このAは出しづらいAだけれど、大丈夫?」と聞かれました。まあ、チャレンジしてみたいんですよ。
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