着いたホテルは、ワイナリーヒルと言います。ワインの醸造所(ワイナリー)と日帰り温泉とホテルの複合施設です。伊豆に別荘地の真ん中にデデンと作られた巨大で立派な施設です。
チェックインを済ませて、部屋に入ると赤ワインが一本、部屋に置いてあります。なんだろうと思ってフロントに連絡してみたら、一種のウェルカムドリンクらしく、宿泊者へのお土産なんだそうです。宿泊中に飲んでもいいし、持って帰っても良いのだそうです。太っ腹だね。ちなみにこのワイン、1泊するごとに1本付いてくるので、私は2本いただきました。
部屋に入って、一息ついたら、入浴です。家族風呂を予約していたので、そちらに入ります。二人用の小さなお風呂という事でしたが、結構、大きなお風呂でした。
ここは日帰り温泉もやっていて、宿泊客のお風呂と日帰り温泉客は同じ風呂に入ります。大浴場も共用、家族風呂も共用です。ただ、お値段が違います。宿泊客は、大浴場は無料で利用でき、家族風呂は安価で利用できます。日帰り温泉客は、それぞれにそれなりの費用がかかるわけです。
ただし、団体客だけはお風呂が別になっています。団体客には団体客専用のお風呂があります。この施設には、大きな野球場とたくさんのテニスコートがありますので、野球やテニスの団体合宿客の利用があるんだろうと思われます。
お湯は温泉です。芒硝泉とも言われるナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉で、源泉かけ流しで、加水無し、加温無しの良いお湯のお風呂でした。ほんと、お湯が良いんです。
近くの修善寺温泉の泉質は、今はアルカリ性単純泉なんだそうです。江戸時代の修善寺は、日本では数少ない芒硝の産地で、温泉から芒硝を取り出していたそうだから、当時の修善寺温泉は芒硝泉だったのでしょうね。ちなみに芒硝というのは、硫酸ナトリウムのことで、漢方薬の材料の一つです。ワイナリーヒルの温泉は芒硝泉ですから、昔の修善寺温泉のお湯…なのかもしれません。
さて入浴後は夕食です。夕食はバイキングで食べ放題なのはうれしいですが、さらにうれしいのは…ここはワイナリーでもあるので、食事の時にワインは飲み放題になっていることです。なので夕食は、食事というよりも飲みの時間になってしまいました。だって飲み放題のワインが、結構本格的で美味しいんだもの。特にローストビーフと赤ワイン(どちらも食べ放題飲み放題)の組み合わせは、ほんと、ノンストップな組み合わせなんだよ。
大きめのワイングラスで、赤を5杯、白を3杯飲んでしまいましたが、たぶんボトルにしたら、一人でボトルにして2本か、もう少しの分量を飲んでしまった事になります。普段ワインを飲む時は、せいぜい1日で1本程度しか飲まないので、かなり飲んだことになります。なので、席に着いている時は平気だったのですが、部屋に戻るために歩き始めたあたりから、急に酔いが回ってきて、部屋に入った頃は、ぐでんぐでんになってしまいました。そのまま、Go to Bed となり、朝まで寝てしまいました。
私が寝ている間に、妻は大浴場を楽しみ、たっぷり読書をしたそうです。
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