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ああ、早くマスクを外したい[2023年2月の落ち穂拾い]

 花粉が飛んでます。飛び回っています。なので、外出時はマスク着用です。ああ、うっとおしい。コロナ対策で、店等に行けばマスク着用です。もちろん、公共交通機関を利用する際はマスク着用です。ほんと、うっとおしい。3月13日以降、本当に脱マスクが可能になるのかしら? 私は花粉除けのマスクをしながら、世間の動向を見たいと思います。少なくとも、近所のお店を利用する際にマスク着用が求められなくなるといいなあと思います。

耳コピで歌えるのも、才能の一つ

 最初から持っている人は、持たない人の辛さは分からないし、持たない人は、持っている人が超人か魔法使いにしか見えないのです。何の話をしているのかと言えば、音感の話です。

 いわゆる音感というヤツは、音楽をやる上で、持っている人と持たない人の差が大きい能力だなあ…と、個人的には思います。とは言え、持っていない人は、訓練をする事で後天的に身につけられるのですから、それほど悲観するほどの差でも無いとも思ってます。

 優秀な音感を持っていると便利ですよね。何しろ、耳で聞いた音楽を、そのまま理解できるわけですから、楽譜を読める必要すらないのです。

 実際、昔は楽譜の読めないオペラ歌手なんて、掃いて捨てるほどいたそうだし…ね。

 パヴァロッティも(本人は否定してますが)楽譜が読めなかったそうです。それでもあれだけの歌が歌えたのだから、楽譜が読めることと歌えることには、直接の関係性はないのだろうと思います。また、ポピュラー系の音楽家には楽譜の読み書きができない人も少なからずいます。例えば、ポール・マッカートニーとかね。

 歌を学ぶ上での問題は、初学者たちの中に「耳で聞いた音楽を、そのまま理解できる人」ほど優秀な音感を最初から持ち合わせた人がどれだけいるかでしょうし、さらに言うと「その理解した音と、同じ音程で発声できる人」がどれだけいるかです。少なくとも、35年前の私は、その両方とも、全くできませんでした。たぶんそれがごく普通の初心者のポテンシャルだと思います。

 それでも私は、バンド歴は当時でも10年以上あって、ギターはそこそこ弾けたと思うし、バンドのために作曲もしていましたが、歌は歌っていなかった事もあって、全くダメでしたねえ…。

 耳が(音楽的に)良くなかったんだと思うし、発声能力も低かったんです。

 日本の昔の若者たちには(私のように)歌が全く歌えないけれど、音楽をやりたいので、楽器を始めました…というヤツは腐るほどたくさんいました。“ギターは弾けても歌えない”なんて、珍しくもなんともなかったです。そういう連中は(私は別として)耳は良かったのだけれど、発声能力が低かった…と言えます。つまり“歌える”というのは、本当に特別な才能なんですよ。

音取りにはピアノを使う

 普通、歌を勉強する時には、楽譜を見ながら音取りをするものですし、音取りに際しては、なるべくピアノで行うべきだと言うのが、一般的な考えのようです。理想は自分でピアノを弾くべきでしょうが、そうでなくとも、コレペティさんにお願いするとか、パソコンに演奏してもらうとか手はあるようですが、大切なのは「ピアノで音取りをする」という点のようです。

 そうは言っても、楽をしたいのが人の常であって、私もレコ勉…と称して、プロ歌手の音源で音取りをしてしまう事は皆無ではありませんが、現在の師匠であるY先生には、それは絶対にしちゃダメと言われます。

 と言うのも、プロ歌手の音源で音取りをしてしまうと、その歌手のコピーになってしまって、発声が崩れるからです。

 お手本とする歌手と私では、当然声が違うわけで、それを聞いてマネてしまうと、声がダメになると言われています。プロの発声をマネたり、歌い方のモノマネをするのは、自分のためにならない…というわけで、面倒でも、1音1音、ピアノを使って、純粋に音程を取ります。ここでピアノにこだわるのは、ピアノが平均律の安定した音程で鳴る楽器だからです。そういう意味では、ピアノの代わりに電子キーボードを使用しても問題は無いでしょう。吹奏楽等で使っているハーモニーディレクターも電子キーボードだしね。

 で、音が取れたと思ったら、チューナーを利用して、それを見ながら歌って正確な音程で歌えるように心がけます(が、それはなかなか難しいですね)。当然、ここまで無伴奏です。

 モノマネはダメとは言え、プロ歌手の音源を全く聞かないわけではありません。むしろ、たくさん聞いてます。いわゆるレコ勉はたくさんしています。でもこれは、音取りとか発声とかのために聞くのではなく、バリエーションの勉強とか、歌詞の解釈や表現の勉強のために聞いています。歌い方で迷った時に「○○はこう歌っているけれど、××はこう歌っている。ではあなたはどう歌いますか?」って感じですね。とにかく、歌マネやモノマネは厳禁です。

 実際に、多くのプロ歌手も、例えば楽譜を初見で歌えるような人でも、まず最初は、ピアノを弾きながら音取りをするそうです。そんなもんらしいですよ。クラシック音楽は楽譜第一主義の音楽ですからね。

出来るまでやっちゃダメ

 例えば高音、その音を出したかったら「出来るようになるまで」練習するしかない。

 これはねえ…。私の以前の師匠であるキング先生はそう言ってましたが、今の師匠はそうは言いません。むしろ「出来るまでやろうと試みてはいけない」と言ってます。出来ないのに、頑張って練習をしたら、その出来ない状態が固定化するだけで、練習すればするほど下手になるだけだと言うのです。私もそれに同意しています。

 じゃあ出来ないならどうするべきか? やんないんですよ。ちょっとやってみてダメなら、諦める。また日をおいてチャレンジしてもダメなら、やっぱり諦める。そうやって、先延ばしにしているうちに、そのうち出来るようになるかもしれないし、やっぱり出来ないままかもしれないけれど、出来ないなら出来ないで、その事実を受け入れるのです。

 人間の能力には限界があります。出来ない事はいくらやっても出来ないし、出来る事なら、たとえ今は出来なくても、きっかけさえつかめば、いつかヒョイヒョイと出来るようになります。技術の上達には根性は不要です。必要なのは天啓です。天啓さえあれば、たいていの諸問題は解決できる…と私は思ってます。

今月のお気に入り グミ

 そう、最近の私はグミに夢中なのです。

 グミって、あの食品のグミです。キャンディーとガムとゼリーを足して3で割ったような、不思議な食感の食べ物です。お菓子の一種で、キャンディー売り場とかガム売り場に置かれている事が多いですね。

 噛みごたえがあって、甘くて酸っぱくて、口寂しい時に最高です。で、ガムと違って、吐き出す必要が無いのも良しです。

 元々はドイツの郷土菓子で、果汁をゼラチンで固めたものです。このグミ(やゼリー)を、糖衣でコーティングしたものはジェリービーンズと言いますが、こちらもお気に入りです。

 あると、ついつい食べちゃうんだよね、グミ。

今月の金魚

 みんな元気ですよ。

今月のひとこと

 寒いです。この寒さを、私の知り合いは「まるでチルド室にいるようだ」と言いました。チルド室…零度に近い温度の部屋…言い得て妙ですが、まさに今の湘南地方は、そんな感じです。チルド室…飲み物がいい感じで冷えるんだよね。人間なんてカラダの大半が液体なんだから、いい感じに冷えるのも無理はないなあ…と思いました。(2023年1月27~2月7日)

 寒いです。早く暖かくなって欲しいと願わないでもありませんが、暖かくなると、花粉が飛びます。寒いのもイヤだけれど、花粉はもっとイヤです。ならば、このままずっと寒くてもいいやという気分にもなる、今日このごろです。(2023年2月7~9日)

 ディズニーが 映画『アナと雪の女王3』『トイ・ストーリー5』『ズートピア2』の製作を発表しました。なんでも、近年ディズニーで製作されているアニメ映画が不振なそうで、そこでかつての名作の続編を…となったようですが、たぶん、これ、失敗…とまではいかなくても、思ったほどは稼げないと思います。と言うのも、ディズニーって、映画を劇場公開しても、すぐに“ディズニープラス”で配信しちゃうでしょ? 1年くらい待たされるなら映画館に見に行くけれど、2~3週間待てば配信で見られるなら、配信で済ます人、多くない? 少なくとも私はこの3作、興味はあるので、配信で見るつもりです。映画館には…行かないと思います。だって、これらの映画は、映画館の大スクリーンとか大音響が必要とは思われないんだもの。なら、自宅のテレビで見ればいいかなって思ってます。(2023年2月9~11日)

 政府曰く、マスク緩和だそうです。学校では、卒業式は合唱以外はマスク無しでOK。4月以降はすべての場面でマスク無しOK。一般社会では、3月13日以降、マスク無しOKだが、病院と高齢者施設と公共交通機関はマスク着用。んで、5月8日以降は、コロナが5類へ移行するので、マスクは全面的に無しでOK? なんか、あれこれ面倒くさいです。4月9日から統一地方選挙が始まりますので、その選挙対策なんでしょうが、やっぱり分かりづらいです。もっともこの時期、私は花粉症なのでマスクしますけど?(2023年2月11~16日)

 ようやく、帯状疱疹関係の通院が終了しました。つまり、帯状疱疹からの完全回復ってわけです。おめでとう>私。後遺症なく治って、ほんと、良かったよ(涙)。(2023年2月16~22日)

 今年のラ・フォル・ジュルネのタイムスケジュールが発表になりました…が、規模がすごく縮小されてしまい、ニッチで興味深そうなプログラムが皆無となりました。少なくとも有料プログラムは行っても楽しくないだろうなあと思われます。後は、無料のエリアコンサートがどれだけ充実してくれるか…です。もうオワコンなのかな? ラ・フォル・ジュルネも…。(2023年2月22~26日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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