最近、職場に爺さんの新人が入ってきました。まあ、即戦力って事で入れた人が爺さんだったわけだけれどね。まあ、年齢の件は良いのです。それに爺さんと言っても、私よりも年下(笑)なんだから、問題はないんだよね(爆)。
でも、見た目が本当に爺さんなんです。頭禿げてるし…いや、それでもキレイに禿げているならいいんだけれど、まあ9割方禿げているんだけれど、その上にフワフワと残り毛が乗っているわけで…なんとも中途半端な禿げで、それがまたジジイ臭さくてね。おまけに理屈っぽくて、頑固で、まさにクソジジイって感じの爺さんなんです。
まあ、それくらいは個性として受け入れられるんだけれど、どうにもこうにも…なのが体臭なんですね。どうも話を聞いていると、風呂キャンセル界隈の人らしくて…。
お風呂に入るのって、なんとも面倒なんだそうです。「入ろう入ろうと思ってはいるんだけれど…」と…。まあ、確かに爺さんになると、何事にも面倒になってしまう人はいるので「お風呂に入るのって面倒だ」って言っているのを聞くと、私も心のなかでは激しく同意してしまいます。とは言え、私自身は、その面倒くささを克服して、毎日入浴していますよ(念の為)。
そんなわけで私、その爺さんのの近く…3m範囲内には近づかないようにしています。
同僚の女性たちに言わせるとその爺さん、「加齢臭キツイ」「臭くてたまらない」んだそうです。そんなわけで、さすがに採用されて、まもないのですが、体臭+αの件で、上司に呼び出されて説教されたようですが、だからと言って入浴するようになったとも思わないのです。
で、そこで知ったのが、彼のような人の事を“風呂キャンセル界隈”の人と言うのだそうです。
どうも…自分的には何の不自由も感じていないので、風呂に入らないくらいでつべこべ言ってほしくない。別にあなたに迷惑をかけているわけでもない…と考えているようです。その上、他人からアレコレ言われるのがウザいなあと思っているフシがあります。
まあ確かに、臭いで人は死なないし、殺せないのは事実なんだけれどね。
でも確実に迷惑はかけているんだけれど、そこに自覚がないわけで…人間って、自分の臭いには慣れちゃうから分からないんだよね。でも、臭いのは事実、まごうことなき事実なんです。
風呂キャンセル界隈の人って、身だしなみにも無頓着なんだろうね。風呂に入らないだけでなく、服装もなんとなくヨレヨレのクタクタなんだよね。禿頭フワフワなのも、何もしていないからなんだろうなあ。
そんな感じで、身だしなみに無頓着であるの一側面として風呂キャンセルがあるわけで、そもそも、身だしなみに気を配らないタイプの人…なんだと思います。で、身だしなみに気を配ることをほんの些事だと思っていたり、身だしなみに気を配らないことを誇りに思っていたりするわけなのでしょう。
そもそもの価値観が世間の人とは違うのです。だから、周囲から注意されても聞く耳持たないわけなのです。
昭和なら“バンカラな人”として通用したかもしれないけれど、令和の今じゃあ…ねえ。
ダメだ、こりゃ。
蛇足 …ってわけで、記事を書いたわけですが、この記事を書いて寝かせている間(ほんの数日)に、この爺さん、退職しちまったよ。まあクビを言い渡されたわけではなく、何度か説教されているうちに、だんだん説教もキツめになってきて「そんなに言うなら、辞めてやらあ!」とキレたらしい。まあ、そうだよ、そうなるよね、唯我独尊な人だったから。それにしても、2ヶ月もたなかったな…。
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