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習い事はいつ、どんな理由で辞めますか?

 皆さん、趣味の習い事を楽しんでいますか? 私は結構ガッツリと楽しんでいます。むしろ、これからの老後生活は趣味の習い事(私の場合はクラシック声楽)を人生の中心に据えていきたいとすら考えています。

 とは言え、人は様々な理由で、今まで楽しんでいた習い事を辞めなければいけない局面に立たされます。私も立たされた…と言うか、立ちました。

 趣味のクラシック声楽は継続できていますが、かつて学んでいたヴァイオリンとフルートは、現在、辞めてしまっています。なぜヴァイオリンとフルートを辞めてしまったのかについては、前の記事に書きました。まあ、人生、色々と思わぬ事があるって話です。

 初めがあれば、終わりがあります。始めたモノは、いつか終わります。それは習い事もそうです。今がどんなに楽しくても、いずれは辞めることになるわけです。

 私の場合は、先生がいなくなるとか、経済力とか気力とか体力とかが原因となりましたが、人によっては、それ以外の要因が原因となる事もあります。

 一番多いのは、自分や家族の健康問題でしょう。健康を害したため趣味が継続できなくなった。あるいは、自分は元気でも家族に健康問題が発生し、その介護のために趣味をやめざるをえなくなった…というケースです。人間、いつまでも元気…ってわけにはいきません。今日は元気でも、明日は発病する、あるいは事故に合う、それで健康が損なわれる。無い話ではありません。

 私のように経済力が頼りなくなるとか、気力が湧かなくなるとか、体力が続かなくなるもあるでしょう。

 あと、意外な所で、免許を返納したので、趣味を辞めざるを得なくなる…というのもあります。特に車が足代わりになっているような地域にお住まいだと、車が運転できなくなるというのは、ほんと、死活問題ですよね。

 あと、人間関係がこじれてしまったので辞めざるを得なくなる…というのもありますね。若い時は仲良くやれたのに、年を取ったら、なんか関係がギスギスしだして…というのも、よく聞く話です。やはり老化に伴い、性格も変わってくるものです。

 あと、あまり声を大にして言いづらいだろうけれど、単純に飽きてしまった…ということもあります。そう、若い時はあんなに熱心に取り組んでいたのに、年を取ってしまったら、なんかもう、どーでもよく思うようになってしまった…ってのは、一言に言えば「飽きてしまった」という事なのです。実際、年を取ると、性格が丸くなる…とはよく言われますが、これって、世の中の事、万事にこだわりが無くなってきたというわけで、スタンスが他人事になってきたわけで、要は“世界に飽きた”って事なんだと思います。

 趣味に飽きたら、そりゃあ辞めるしかないよね。

 人って、いつまでも元気で前向きで熱心ではいられないのです。あんなに楽しかった趣味も辞めたくなる事は…当然あります。

 自分に関して言えば…私は人間関係が極めて希薄な人なので、趣味をすべて放棄したら、孤独になってしまうでしょうね。まあ、孤独を辛く感じるタイプではないので、それはそれでアリかもしれませんが、客観的に見た場合、孤独な老人というのは、なんども寂しく侘しいので、人間関係が希薄な分、趣味だけはなんとか継続していきたいものです。

 そのためには、健康が第一だと思います。人間、何をするにも、健康が一番だよ。

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