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ちばらきに行ってきました その5 牡蠣醤油はとても美味しい

 さて、道の駅にたどり着きました。道の駅は…地元の人で、めっちゃくっちゃ混んでいました。うむ、このコロナ禍で、地元の人たちは道の駅にお出かけしにきたんだな…。
 というわけで、佐原の道の駅は(ごめんね)そんなに広くないのに、人がたくさんいて、ひしめきあっていました。密です、密です、すごい密です。おまけに天井が低めで閉塞感もあるので、私はゆっくりと駅内を見る事ができませんでした。土地の名産品とかあったのかもしれないけれど、とても買い物をする気分にはなれませんでした。
 食事処(ほぼフードコート状態でした)も、観光客向け仕様ではなかった事もあり、私は、釜玉うどんという、普通の食事を食べてしまいました。で、この釜玉うどんなんだけれど、醤油に牡蠣醤油を使っていて、めっちゃくっちゃ美味しかったのですよ。で、こんなに美味しい牡蠣醤油は、土地の名産に違いないと思って、うどんを食べ終わった後、道の駅の土産物コーナーを漁ったのですが、牡蠣醤油はありませんでした。おそらく、牡蠣醤油は、土地の名産でもなんでもなかったみたいです。残念。
 後日、牡蠣醤油が気に入った私は、さっそくスーパーに行って、適当な牡蠣醤油を買いました。普段は、卵かけご飯に使ってます。いやあ、卵と牡蠣醤油の相性は抜群よ、だから牡蠣醤油をかけた釜玉うどんが美味しかったわけなのです。
 ちょうど、我々が道の駅にいた時間は大雨が降っていましたので、雨宿りをしていたのですが、あんまり人がたくさんいたので、道の駅の隣にある、川の駅に移動しました。川の駅は道の駅と違ってスカスカで、ほとんど人がいませんでした。
 川の駅から、川巡りの観光船が出ているので、それに乗る事にしました。ちなみに1便につき、乗客は1組限定なので、我々が予約したところで満船になりました。
 出港時刻が迫ってきた頃、雨もほぼ止み、これなら楽しい気分で船に乗れるなあ…と思っていたところ、観光船の受付から連絡がありました。川の上はまだまだ雨が降っている上に、船には屋根が無いので(え?)、本当に乗船しますか?…との事です。観光船なのに、屋根がないの? さっそくヤフー先生にたずねてみました。確かに川の駅の周辺は雨が止んでいるけれど、まだまだ川の上は豪雨のようです。そんな中に傘もささずに飛び込むのは…風邪を引いたらマズイので、観光船はキャンセルしました。ああ、残念です。
 観光船をキャンセルし、雨もやんだので、受付の人に道を教えてもらって、佐原駅を目指して歩き出しました。普段は佐原駅までバスが走っているらしいのだけれど、こちらのバスも数日前から運休しちゃっているので、我々が利用できる公共交通機関が無いのです。結局、香取神宮~道の駅~佐原駅という経路を徒歩で移動した我々です。褒めてくれても良いと思います。
 佐原駅に着く頃は、すっかり良い天気になっていました。さあ、帰宅です。佐原からは高速バスは走っていない…と思い込んでいた我々は、電車で帰ることにしました。実は、佐原~東京間も高速バスが運行している事に、後で気づいた私でした。でもね、高速バス乗り場は、駅前ではなく、駅からちょいと離れた場所にあるし、駅には高速バスの案内もないし…そりゃあ事前にチェックしていないと気づかないよなあ。でも、高速バスで帰れたら、だいぶ楽だったのになあ…とちょっぴり悔やんでいる私です。
 佐原駅から成田線で成田まで行って、成田で京成に乗り換えるつもりが、乗り換えで道に迷って成田の街をさまよってしまった事は内緒の話です。成田の街は人出がウジャウジャでした。
 成田から上野までは京成です。京成電車は…普通に混んでいました。ちょっと息苦しい感じでした。やはり乗れるなら高速バスに乗るべきだったかも…。でもいいんです。京成で上野に行って、上野の文化会館で東京音楽コンクールのチケットを買いたかったのです。
 文化会館でチケットを買って、上野から東海道線に乗って、無事帰宅です。最寄り駅まで着いたら、もう歩くのもシンドかったので、迷わずタクシーでご帰宅です。これで今年のちばらき旅行はお終いです。ご苦労さまでした。
蛇足 で、後日、東京音楽コンクールの声楽部門(二次予選)を見てきました。七澤結さんというソプラノさんがすごかったです。頭一つ抜き出た感じでした。私の中ではこの人が優勝だなと思ったので、本選を見に行くのはやめてしまいました。で、後日結果を見たら、梶田真未さんという別のソプラノさんが優勝していました。あれ? …所詮、私の審査眼なんて、そんなモンさ。

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