ここに来て下さるフルート系の方々の間で、よく話題にあがる「どこまでが初心者」とか「あの人が初心者?」って話題について、なんと本日、終止符を打っちゃいます
実は、何を隠そう(何も隠していない!)、天下のムラマツフルートさんが、きちんとフルート学習者のランキングをすでに発表してました。いやあ~、知りませんでした。で、それがこれ「難易度設定基準」って奴です。これを見れば、もう自分はどのランキングか、ずばり分かっちゃいます。
この表に関して、教則本に注目してみると、フルート学習者のランキングは以下の通り。
アルテ以前の人…初心者
アルテ1巻の人…初級者
アルテ2巻の人…中級者
アルテ3巻の人…上級者
アルテ全巻終了…最上級者
天下のムラマツではこういう風に区分けしております。ポイントは“初心者”と“初級者”を分けている点でしょうね。
この表によると、私はすでに“初心者”では無いようです。それどころか、習い始めて約1カ月で初心者を卒業して初級者になっていたようです。なんか、ショック~! まだまだ“初心者”気分でいたのに、すでに“初心”ではなく“初級”なんだな…。それどころか、すでに1年以上も“初級者”をやっていたなんて…。
確かに言葉の定義的にそうなのかもしれない。“初心者”と言うのはまさに“初心”を持った人の事で、始めて楽器に触れて、始めて楽器を習いだした初々しい人の事を言う訳で、技術的に未熟だから“初心者”ってわけではないのです。
そして、気持ち的に“慣れ”が生じてきたら、それはもう“初心”とは違うのです。つまり“初心者”ってのは、腕前とは関係なく、キャリアの問題で、フルートを始めて数週間~数カ月ってところまでが初心者なんだと思う。つまり、まだフルートの世界において“お客様状態”なのが“初心者”なのかもしれない。
一方、初級者から上は、キャリアではなく力量での区別ですね。こっちは“お客様”を抜け出して、真面目にレッスンを始めた段階の人を指すのだと思います。自分のフルートを購入して、ピーヒャラ吹いていたら、そりぁもう“初心者”じゃないわけです。技術的に未熟であるという自覚があるなら“初級者”という言葉を使うべきで“初心者”という言葉を使うべきではないのでしょう。
それにしても、アルテ1巻終了までが初級者なんだね。ならば11課でウロウロしている私は、初級者中の初級者、ザ・初級者ってところなんだな。それにしても、ムラマツのオンラインの楽譜ショップを見ていると、なかなか初級レベルで演奏できる曲ってないねえ…。やはり中級以上、つまりアルテ2巻程度は終了しておかないと、楽譜を選ぶにも苦労するって寸法です。それにウチの近所じゃ、どこの楽団もアルテ2巻が終了していないと、オーディションに応募することすらできない。やっぱりアルテ2巻終了ってのは、ある程度の基準なんだろうね。
あと、ヤマハでは、フルートもグレード別試験があったと思うけれど、あれでもフルートの腕前というか、ランキングって奴が分かるはずだね。分かったからと言って、何が待っているわけじゃないけれど、ほんと、私も含めて、日本人って、他人と自分を比較するのが好きだよね。
やれやれ。でも、私も他人の事をとやかくは言えないな…。
蛇足。ま、学校によってレベルの違いはあるにしても、部活としての吹奏楽を無事に終えると、実力的にはどれくらいになるんでしょうね。中学校3年間マジメにやってきた子と、その後も引き続いて高校時代も含めて6年間マジメにやってきた子。これらの子は、どれくらいのところに位置するんでしょ。さらに大学…って、大学になったらオケに入るだろうけれど、大学オケのフルートさんだと、この表のどれくらいの位置にいるんでしょうね。興味シンシンです。
コメント
フルート歴27年にしてアルテを1ページも履修してない
私にとってはグッとくる話でございます。
今からでも始めるべきなのだろうか。
先生に申し出るべきなのだろうか。
開き直って無頼派として生きるべきか。
とりあえず漠然とした悩みを抱えて吹き散らかします。
初級者で手が出る楽譜って少ないですよね。
有線を聞いて、いいなと思った曲は、ムラマツの難易度ランクを参考に、いつ頃になったらこの曲が吹けるかな、とか考えながらまだまだ吹けない曲の楽譜を買ったりしています。
その度にちらっと頭をよぎるのが、以前の先生から言われた『教本を進めるだけでは上達しませんよ』の台詞。
最近マイブームなのが、CDを聞きながら短いフレーズを輪唱のように真似たりして、スタッカートやビブラート、響き、音の切り方など、基礎練習が必要な要素を一つずつテーマを決めて練習しています。
教本や基礎練習を続けるだけではなかなか気づかないところが見えたりして、案外楽しく練習できています。
ただ、私はすとんさんの様に『歌う』ことがなかなかできず、先生から歌ってください、と言われることが最近のレッスンでは多くなってきました。これは相当に時間がかかりそうな課題です。
確かに、教本で習えること意外にも、フルートを吹くために大切な要素って沢山あるんだなと思います。
>うぉぉんさん
アルテだけじゃなく、ケーラーでもガルボルディでもアンダーソンでもベームでも難易度はわかるから、とりあえず、何らかのエチュードをやっていれば分かるから、安心してくださいっ!
って、書いて思ったけれど、記事にも蛇足で書いたけれど、部活上がりの人はエチュードをやっていないでしょう。(うぉぉんさんも吹奏楽部出身でしょ?)彼らの(だいたい)実力のほどって、どんなものなのかな?と言うのは、部活を経由していない私としては、大いに興味があります。
ウチの近隣の吹奏楽の応募基準には「アルテ2巻終了程度、または、3年以上の楽器経験」というのが共通しています。「3年以上の楽器経験」というのは、『部活でマジメにやってきた』という意味だと思います。つまり、吹奏楽を3年間終えると、アルテ2巻終了と同程度の力量であり、吹奏楽部出身者は、腕前的には“上級者”って事かなあと思ってます。
少なくとも、若い時代に熱心にそれに取り組んだのだから、オジサンオバサンの数年分以上の実力は確実に身に付けているだろうとは、容易に想像できます。やっぱ、若いときにやっとくといいよなあ…。
私はきっかけこそ吹奏楽部ですが
若くして人間関係に疲れ1年半で退部しましたよ。
そのあとはヤマハやら個人のやらレッスンを受けて
アルテの網をくぐり抜けて今日まで生きて来ました。
部活で毎日2-3時間も練習するという日々は
なかなか大人になってからは得難いことですし
その時間をフルに活かせば達人になりそうですね。
顧問や先輩に恵まれたらもっといいでしょうね。
>ムラマツEXⅢさん
確かに教則本だけでは上達はしないと思います。でも、教則本をやらないと上達しないのも事実。もちろん、教則本に変わる何かで学んでいれば、それはまた別の話だと思います。
歌えるようになるにはどうしたら良いか? 私ができるアドヴァイスは…分かんない(汗)。いやあ、分かりません。でもね、言えることは、私を初めとして、歌の人って、どうやら、四六時中、歌っているんだよ。朝起きて歌って、歯を磨きながら歌って、食事しながら歌って、着替えながら歌って、歩きながら歌って、仕事しながら歌って(おいおい)、下手すると寝ている間も歌ってます(爆)。もちろん、歌うというのは、フルヴォイスで歌うばかりでなく、鼻唄(これが実に多い)だったり、脳内リサイタルだったりするけれど、とにかく歌ってます。
たぶん、知らず知らずのそういう積み重ねがモノを言っているんじゃないかなあ…って思います。歌の経験値? そういうパラメーターのレベルがたぶん普通の人よりもうんと高いのかもしれない。 …とは言え、結構いいかげんな歌い方だったりするんだけれどね(笑)。
>うぉぉんさん
こりゃ失礼。部活うんぬんと言うよりも、アルテ包囲網から逃げ回って(笑)きた人だったんですね。
>部活で毎日2-3時間も練習するという日々は、なかなか大人になってからは得難いことですし
実にそう思います。若さだけでなく、時間もないオッサンにとっては、学生の部活って、まばゆいものです。
要は、何で学んできたかではなく、今の力量はどれくらいってな話なので、いっそ無頼派で行っちゃうのもカッコいいかもしれませんね。「…アルテ? 世間じゃ、そんなのもあるらしいわねぇ…(ぷはー)」 うん、カッコいいかもしれない。
こんにちは、kazmamaです。
私は学生時代クラリネットをやってたのでフルート歴は3年目になります。
高校の時、どうしてもフルートがやりたくて楽器を買ってもらい1年間個人レッスンに通ったのですが、吹奏楽ではフルートは定員いっぱいでやむをえずクラリネットで大学までやりました(^_^;)
20数年ぶりにフルート再開して、とりあえずアルテ1巻終了、ケーラー1巻でもたついている初級者ですが、楽器は違っても吹奏楽やってたおかげでなんとか今のバンドでもついていけてます(汗)。
やっぱり若いときの経験て大きいなと実感しつつも、ブランクの大きさに後悔しています・・・(泣)
吹奏楽部のレベルといってもさまざまでしょうし、個人のレベルはもっと開きがあると思いますので、一口にどれくらいとは言えないとは思いますが、部活の経験のある人とない人とではずいぶん違うかなと思いますよ(^_^)
>kazmamaさん、いらっしゃいませ。
そうですねよ、おっしゃるとおり、吹奏楽をやっていたと言っても、学校によってもレベルの差があり、個人によっても差があって、それを十把一絡げにして言うのは乱暴でした。でも、おっしゃるとおり、若い時の部活経験の有無は、その後の人生において、大きな差となってくるというのは、やっていない私のような立場から見てもそうですが、やってきたkazmamaさんから見ても、そうならば、やっぱり、その差は大きいのでしょうね。
その大きな差も、努力していけば埋まるような気がするものの、相手もこっちと同じくらい努力されちゃうと、その差は永遠に埋まることがないような気がして、ちょっぴり悲しかったりします。結局、私は残り人生のすべてをかけても、吹奏楽にチャレンジできるレベルには達しないんだろうなあと思います。
それにだいたい、「大人になって始めた」と言って、20代で始めた人、30代で始めた人、私のように50を目前して始めた人では、到達する高みも全然違います。
私のような、極端な晩年初級者になると、先も見えるし、始める前からあきらめもついているので、案外サバサバしていたりするのですがね。アルテの1巻は、終了したいし、するつもりだけれど、アルテ2巻だと、その終了と私の人生の終了と、どっちが早いか、競争になるかもしれません。
一応、これでも「アマオケでフルートを吹く」という野望はまだ捨てたわけではありません。でも、無理だろうなあ…。
この表、選曲する時の参考程度に…って捕らえた方が良いですよ。
皆さんが気にされているように見受けられる進捗度って、エチュードでは測りきれませんし。「何でやるか」ではなく「何をやるか」だと思います。
なぜなら、ワタシ、黄緑色の1冊終らせましたが、現在、濃い青の部分のをやってます。これ、国際コンクール課題曲クラスで、まともに吹けませんよ、ワタシ。
そして、音大入試は薄い水色の範疇からです。
アマチュアなら、アルテ2巻をちゃんと履修すれば、かなりの曲を演奏出来る筈だそーです。(それ以上のエチュードはあまり意味が無い…という専門家もいます)
それより、多種・多編制・多時代の曲を聴く(出来れば生で)事の方が、遥かに勉強になりますよ♪
そして、吹奏楽出身って、、、色んながっこが有りますから、、、、コンクールに向けて1曲集中の所、広く浅くの所、、、
年齢を重ねて経験を重ねてこそ、表現出来ない音楽が沢山ありますから、楽しみ方は千差万別だと思います。
でもね、すとんさん、
1年習っていたら、間違っても「初心者」とは言いませんよぉーーー!(笑)
私はムラマツの基準から言えば初級者ですね。
吹奏楽経験は学校も含め20数年間ほどありますが、アルテスやケーラなどの有名教本には目もくれず、ひたすら合奏⇒本番を繰り返していたので(笑)
最近になって、吹奏楽オリジナル曲などを行うときに指が回らず、基礎練習のためにアルテス1巻とトレーバー・ワイ、朝練フルートなどを使用していますが
アルテスは本来、先生と共に進めていく構成ですのでハーモニー部分はおざなり
トレーバー・ワイは1日でも休むと前にクリアしたこともできない始末
結果的には独学で教本は自分の奏法を見直しに至る部分までは行かない状況です。
(長年の癖は簡単に直りません(><))
学生時代に吹奏楽部に所属していた人のランク付けは個人それぞれの能力差もあり単純に年数だけで表現はできないと思います。
例えば中学時代にオリジナル曲やクラシック曲を主に演奏し、コンクールなどで優秀な成績を収めていた場合
The Flute101号の「OCEANUS~オケアノス・海の守り神」のような曲を、数回の練習でテンポどおり演奏できたり・・・
逆に比較的簡単な楽譜ばかりを6年間していた場合には、The Flute100号のシチリアーノを吹くのにも10数回の練習をしなければ指定テンポどおりに吹けないこともあります。
ようは様々な難易度の楽譜に触れ、その練習をしっかりこなし、本番で演奏した経験を積んできたかによると思います。
吹奏楽団の参加レベルについては
すとんさんが希望する楽団のレベルが結構高いのではと思っています。
本当は吹奏楽初心者を受け入れ、育てる楽団があればよいのですが、定期演奏会や依頼演奏、もしかするとコンクールなど1年を通じて練習⇒本番を繰り返すことが多く、できなければ相手されなくなることもあるので、一定の基準を設けて運営するのは仕方がないことかもしれません。
>めいぷるさん
ははは、表紙の色で話されても、私には全く通じません。たぶん、すんごく難しい(?)教則本の話をしているのかもしれないけれど…。私にとって、黄緑色の本って言うと、どこの出版社か忘れちゃったけれどデュルフレの楽譜。濃い青の表紙と言うと、ベーレンライター版のモーツァルト。薄い水色はブライトコプフ版のモーツァルト…かな? ちなみに、第九はベーレンライター版で紫色でーす。
>アマチュアなら、アルテ2巻をちゃんと履修すれば、かなりの曲を演奏出来る筈だそーです。
あ、やっぱり? 笛先生もアルテの2巻まではやらないと…みたいな事をおっしゃっていました。めざせ、アルテ2巻ですね。
>それより、多種・多編制・多時代の曲を聴く(出来れば生で)事の方が、遥かに勉強になりますよ♪
ポイントは「出来れば生で…」ですね。了解。これからも頑張って、なるべく生で音楽を聞くように心掛けます。
>でもね、すとんさん、
1年習っていたら、間違っても「初心者」とは言いませんよぉーーー!(笑)
…ですよねー。ですから、もう私は自分のことを「初心者」とは言うのをやめます。でも、ネットでは、何年もやっているのに、ご自分の事を初心者と言う方の多いこと多いこと。たぶんに、謙遜が入っているのでしょうが、それにしても、不当表示じゃないかと思うくらい、自称初心者の方々はたくさんいらっしゃいます。
>たくさん
吹奏楽部のランクには本当に色々あるみたいですね。でも、それでもオジサンになって始めた私などよりも、うんと高みに到達しているらしい事だけは分かりました。別に彼らと競うつもりはないのですが、改めて「吹奏楽部出身者って、すごいんだなあ…」と思っている次第です。
>すとんさんが希望する楽団のレベルが結構高いのではと思っています
かもしれませんね。でも、これは合唱団に関しても、そんな感じなので、土地柄が影響しているのかもしれません。だいたい、吹奏楽部出身者や音大卒がゴロゴロしている土地ですからね。道を歩いていても、普通に、テレビでお見かけする(していた?)ミュージシャンの方とすれ違ったりするので、音楽方面は、プロはもとより、たとえアマチュアと言えども、なかなかあなどれないのだと思ってます。
>本当は吹奏楽初心者を受け入れ、育てる楽団があればよいのですが、
ホントねー、そういう団があったら、うれしいのですが…。なかなか無いですわー。オケはゼロからヴァイオリニストを育てて…というところがありますが、そこでもやはり管はオーディションでセレクトです。フルートはどこに行っても、だぶついているようです。
たしかヤマハのグループレッスンなら
3カ月楽器貸し出しサービス付きのはじめてレッスンが
終了したらもう初心者とは言えなさそう。
その後も1年ごとくらいのペースで
エクセレント(中級)、アドバンス(上級)と
グレードアップしていきますよお。
月謝もですよ。
そっか~私も初級者なんですねぇ。
てっきり初心者かと思ってました^^;
吹奏楽ってレベルによりますもんね。
私(クラリネット)は教本をやったことがなくて曲ばかりだったのでもしかしたら6年間やってたけど初級かもしれません。
テクニック的にも曲に出てきたら練習するって感じだったので。
楽団・・・いつか入りたいですね~^^
こんばんは。
私はレッスンに行ってないけど、もし行ったら、アルテ1巻の途中からやりなおしだと思います。
私の所属しているバンドは、数人の上級者(指導しているような人)が立ち上げたのですが、初級者や再開した人に、演奏する場を提供するのが第一の目的なんだそうです。
結構厳しいときもあるけど、見捨てられることはありません。
本番の時は、トラで入ってくださる方がいらっしゃいます。
団長さんの人柄がいいのか、毎回快く引き受けてくださるみたいです。
私は中学と高校は吹奏楽部で、特に高校では、夏休みともなると朝9時集合(その前にお掃除などする)夜9時集合。その間の時間が練習時間でした。
(最長で6時間ですかね。3時に一回休憩したと仮定して、3時から9時なので)
年間の休日はお正月と、テストの期間、月1回の床屋日のみ。
先生の指導じゃなくて、生徒だけでそういう人間関係ができてたのです。野球部はもっと厳しかったんじゃないかな。
うまい人はうまいし、そうでもない人はいくらやってもうまくならない(私です〜)んですよね。
>うぉぉんさん
確かに最初の三カ月間楽器貸出サービスが終われば、初心者とは言えなさそうですね。もっとも、ヤマハ的には「三カ月も試したんだから、そろそろ楽器買えよぉー」ってところなんでしょうね。
最初の一年が初級者で、次の年がエクセレントで中級者、三年目からはアドバンスで上級者ですか? となると、私はすでにフルート始めて一年半だから…げげっ! エクセレントで中級者じゃーん。うへー、中級者なの? 私? そして、さらに半年しちゃうと、上級者なの? ええ? それは、さすがにないでしょう!
いやあ、ビックリした。それともヤマハは教材が良いから(これはイヤミでなく、本当にそう思ってます)、3年やってれば上級者になれるのかしらね…。でも、まあ、私は、笛先生がいいや。
>sakuraさん
はい、初心者は楽器を手にして、数カ月までの方のようですよ。私たちは初級者。初心者の方々よりは、楽器に慣れている分だけ、ちょっと前を歩いています。
吹奏楽はレベルによるわけで、単に「元吹奏楽部」というだけで、ラベルを貼ってはいけないみたいです。でも、私より上手い事は事実ですが。
>楽団…いつか入りたいですね~^^
楽団にはこだわりませんが、アンサンブルはやってみたいです。
>夜希さん
私には、あれだけ達者に演奏できる夜希さんがアルテ1巻の途中とは、ちょっと思えません。
それはともかく…。
吹奏楽部って、すごいハードな部活なんですね。私は高校時代は柔道部で、そこそこ強かった部でしたが、いくら夏休みでも、練習はせいぜい半日、午前か午後だったよ。それ以上やったら、死んじゃうもん。合宿の時だって、午前中練習したら、午後は丸々昼寝で、後は夕方練習だね。いやあ、吹奏楽部、拘束時間、長いねー、厳しいねー。
>野球部はもっと厳しかったんじゃないかな
だって、そりゃ野球部だもん。世間の常識で測っちゃダメだと思う。
はじめまして、いちごと申します。
中高生の吹奏楽のレベルは本当に様々です。簡単なポップス系の曲を中心にやる学校もあれば、オケアレンジの難曲をやる学校もあります。オケ編の曲は弦パートを木管楽器が受け持つのですから楽譜は真っ黒ですよね。フルートは加線何本が当たり前です。
従って同じ高校生でも取り組む曲によって差は出てしまいます。練習している曲が違いますから。
しかし、部活のみの場合は、アルテの様な教本やエチュードをやったことのある人は少ないと思います。。なので、大学生でもハテナです……
アルテ1巻はとても大切な基礎の勉強ですよね。
運指がきちんと正確に出来ること、全音域の音が出せること、基本的な楽譜が読めること。2巻は曲も難しくなり、実際にオケや吹奏楽の曲中で必要とされることの勉強であると思います。例えばトリルであったり、タンギングの種類であったりと。
技術的なことが出来るかどうかの目安として、アルテ2巻が使われるのでは?と思います。
あくまで目安にした方がいいですよ!エチュードが全てではありませんから!
最終的には曲を演奏するにあたって必要なことは自ずと見えくるので…その時にエチュードの必要性も分かります(笑)
吹奏楽部出身者の悪い点を書きますと、音色を大切にしないところです。ピッチとテクニックに偏る。
私は大人になってからついた先生に、そこん所を突っ込まれました(汗)斯くいうフルート先生も吹奏楽がきっかけとなったようですが、今はプロですからねぇ。でも先生のすごいところは、高校生で既に音楽専門高校に進学されてるところですかね。意気込みが違いますもん。
吹奏楽にどっぷり中学・高校と漬かってましたが、高校の時は市民バンドを立ち上げてそれに所属してたから、いっそう吹奏楽への思いは深いですね。当時の団友は大学のオケに入らず、吹奏楽部に入ってましたから(苦笑)
確かに初心者、というのとは違うかもしれませんが、最近の私は、だからこそ、気づいたことが多々あります。続きは日記に書きます。
>いちごさん、いらっしゃいませ。
>中高生の吹奏楽のレベルは本当に様々です。
皆さんのコメントを拝見すると、どうやらそんな感じですね。知らぬとは言え、乱暴な問いかけをしたものだと、ちょっとだけ反省しています。
アルテの1巻が基礎の勉強で、2巻がテクニックの習得…バラバラと見るだけですが、おっしゃるとおり、そんな感じがします。だからこそ、1巻だけでは、色々と不足なんでしょうね。
>最終的には曲を演奏するにあたって必要なことは自ずと見えくるので…その時にエチュードの必要性も分かります(笑)
おっしゃるとおりで(汗)、ありがとうございます。
>みーむさん
>吹奏楽部出身者の悪い点を書きますと、音色を大切にしないところです。ピッチとテクニックに偏る。
音色を大切にしないのは仕方ないですね。だって聞こえないもの。自分の音が聞こえなければ、音色も何もあったものじゃないですから。これは中高生だけでなく、吹奏楽一本槍の大人の方にも共通して言えるのではないかと推察します。
ま、吹奏楽を経由していない私だって、音色はどうかと尋ねられると、大したことはないので、他人のことは全く言えません(汗)。
むしろ、ピッチとテクニックに偏っているにせよ、そこのところがきちんとしているのは、すごいなあと思います。ピッチはねえ…ひどいものは聞けたものじゃないし、テクニックだって、無いより有る方が絶対いいものね。
若い時に積み上げた努力の山は、伊達じゃないなあと思うオジサンな私でした。
時が逆さまに流れたなら、吹奏楽部に入部したいなあ…。合唱部でもいいけれど。
初めまして。楽しく読ませて頂きました。
吹奏楽を25年・アンサンブルを6年続けている者です。
自分のレベルがどうなのか・・・ってホントよくわかりません。
私は今までまともにレッスンを受けた事がないので、基本が出来てないんだろうなぁ・・・と思うことがよくあります。
有名なフルーティストの方に、グループレッスンして頂いた事はありますが。
今楽団で、いちごさんの言われていたオケアレンジの曲をやっていますが、木管は本当に大変です。
楽譜は真っ黒(32分音符なんてざら)・高音が多い・音の跳躍も凄いしで指が回らず、出来ない自分に腹が立つ始末・・・
一度、プロの方々と一緒にオケをやらせて頂く機会がありましたが、オケの楽譜は休みが多い事に驚きました。
いかに吹奏楽の楽譜は、音が多いか!をその時改めて感じました。
それを確実にこなす為にも、何事も基本が大切ですねぇ。
現在アルテの1巻をやっている小5の娘と一緒に、私も基礎からやるべきかもしれませんね(^^;
私の住んでいる所は、とても吹奏楽が盛んな所で娘も2年生の時から小学校の吹奏楽部に入っています。
フルートは自宅レッスンを受けていて、吹奏楽ではパーカッション担当で、鍵盤楽器やドラムを叩いています。
市内の5つの小学校に吹奏楽部がありますが、どこの小学校も月一ペースで全てのパートごとに講師の先生に来て頂いて、全員が専門の先生に習っています。
そのおかげで、コンクールの中国大会・全国大会に行く小学校が多いです。
小学校の頃から、ちゃんとした先生に教えてもらえるって凄い事ですよね!!
基本がなってない私には、羨ましい限りです。
何だか話がずれてしまいましたが、上達する為には、やはり基本が大切ですね。
お名前の記入忘れのようなので、仮に、名無しさんと呼ばせていただきます。
>名無しさん、いらっしゃいませ。
私が吹奏楽に不案内なためでもありますが、こうやって吹奏楽の方とお話をさせていだくにつれ、吹奏楽とひと言で言っても、実に色々とある事を知らされました。いやあ、勉強になります。
小学校から吹奏楽部があるとは、吹奏楽が本当に盛んなんですね。こちらでは、小学校に吹奏楽があるところなどありませんし、中学高校であっても、吹奏楽がなかったり、あっても休部状態だったり、少人数でホソボソと…と言うところも少なくありません。ましてや、学校の先生たちが威張っていますので、なかなか専門家が教育現場に入り込んで、直接指導なんて考えられません。地域によって、本当に色々ですね。
話はズレますが、学校の部活の一番の問題は、指導者が学校の先生って事なんだと思います。学校の先生って、多くの場合、にその分野の専門教育を受けずに見よう見まねでこどもたちを指導していたりします。それって、実はかなり怖い事だし、傲慢な事だと思ってます。
>いかに吹奏楽の楽譜は、音が多いか!をその時改めて感じました。
目ウロコです。そうなんですか~。へえー、なんか感動してます。音が多いのは、演奏する側からすると、やっぱり大変でしょうが、魅力的でもありますよね。自分の楽器の楽譜の音符の数が少ないと、がっかりしますでしょ。私も、音符の多い楽譜は好きですよ。
名前を入れ忘れ、失礼しました(^^;
地域によって、考え方や指導の仕方も本当に様々ですね。
うちの先生は、40人以上の子供達一人一人を、私1人じゃ指導しきれない・・・と言われます。
確かに自分が吹けもしない楽器の指導など、出来る訳ないですよね!!
今、私が保護者の会の会長をしている事もあり、時間がある時には、楽器を持って学校に教えに行きます。
教える事で、自分も良い勉強になりますよ。
子供達は、平日は水曜以外の放課後6時まで・土曜日は9時から4時までお弁当を持って練習に行きます。
遊べない・・・とブツブツ言いながらも、皆楽しそうに頑張っていますよ。
小さい時から一生懸命になれる事があるっていいですよね。
又、お邪魔させて頂きますね(^^)
>きっしさん
お名前入れ忘れの発言の方には、私の方でお名前を入れさせていただきました。
吹奏楽部って、実にたくさんの楽器がありますよね。顧問の先生は、音楽の先生か、あるいはご自身が学生時代に吹奏楽の経験がある方がやられているケースが多いのかなって思います。ごくまれに、音楽経験のない先生が顧問をやられている学校もあるそうですが(その場合の指導は誰がやっているんでしょうね…)。
吹奏楽の経験のある先生でも、やはりご自分の楽器ならともかく、そうでない楽器の演奏の指導はやはり難しいのではないかと思われますし、また音楽の先生だと、ご専門はピアノか歌ですから、管楽器そのものと縁がない方もいらっしゃいます。
>確かに自分が吹けもしない楽器の指導など、出来る訳ないですよね!!
当然の話だと思います。でも、これがまかり通るのが学校という社会なんです。
先生の手が及ばないところは、先輩と称する、ほんの一年か二年の経験しかない人が指導に当たるのだと思います。たとえ教える側の経験が圧倒的に不足していたとしても、正しい演奏方法を効率よく教えることができるのなら、問題は無いのですが、現実はどうやら、そうでもなさそうです。
きっしさんのように…世の中には、ある特定分野においては、学校の先生などよりも、遥かに高い技能と経験を持っている方が大勢いらっしゃいます。本来、学校の先生はマネジメントに徹してもらって、そういう経験ある社会人の方々に大勢学校に入ってもらって指導してもらえば、それが一番こどもたちにとって良いことだと思いますが…それを実践している学校はなかなか少ないんですね。
レスの意味が一瞬通じませんで、、、^^;;
いえいえ「色」はその難易度表の色です。
だから、一つの「色」にものすごぉーく幅があるって事。
オケと吹奏楽とニーズは違うかもです。(吹奏楽の人、間違っていたらごめんなさい)
オケは「吹けばソロ」です。
その度胸と音色、音楽性、旋律の引継ぎ感等の歌い方を重視されます。
でも、意外に「譜面上は簡単に見えます」
吹奏楽は、弦パートを担当する事も多く、テクニックや他パートとの音程感(ハモリ…ってやつね)を重視されます。聴こえていないように見えて大事なエッセンスを担当しています。
楽譜はまっ黒、何を担当しているのか判らないような超忙しい譜面が多いですね。
大きな違いは、オケはどんなレベルでもプロと一緒の「同じ楽譜」です。
吹奏楽は同じ曲でも難易度別に編集されていたりして、入った楽団によって大きな差が生じます。
でも、どっちも楽しいですよ♪
単音楽器、合わせてなんぼ…ですから(笑)
>めいぷるさん
いや~、申し訳ない。私はてっきり“色”と言えば、楽譜の表紙の色と思ってしまいました。なんで脈絡なくそういう発想をしたのかは自分でも不明ですが、そういう奴と言うことで今回は勘弁してください(謝)。
改めて、めいぷるさんの先のコメントと、ムラマツの表を照らし合わせながら読み返しちゃいました。ふむふむ、納得。
それはともかく、単音楽器、合わせてナンボというのは、まさにその通りだと思います。ああ、私も合わせて遊んでみたいですが…まだ全然実力というのが無いので、悲しいかな無理です。今行っても、相手方に迷惑かけちゃうだけですからねえ…。とにかく今は、合わせよりも実力向上の方が先決問題です。
オケとブラバンの違いは知りませんでした。(なんでも歌に例える私ですが)歌で言えば、オケは重唱、ブラバンは合唱って感じかな? 私は断然、合唱よりも重唱の方か好きなので、もしもオケとブラバンの両方から同時にお誘いがきたら、オケをチョイスする事にします…って、妄想だな。
>吹奏楽は同じ曲でも難易度別に編集されていたりして、入った楽団によって大きな差が生じます
知りませんでしたー! いやあ、ビックリ! そうなんだー。じゃあ、同じタイトルの曲でも、演奏団体によっては使用している楽譜が違っていて、その内容(って主にアレンジでしょうが)が違うんだー。知らなかったなあー。へえー。目ウロコだ。
そうか…元々吹奏楽向けに書かれた楽曲というのが少ないから、自然とアレンジものをチョイスしていくわけだけれど、アレンジものはアレンジャーによって全然違ってくるからそうなるのかな? ある意味、オリジナル曲の少ない吹奏楽ならではの特徴とも言えますねえ…。うんうん。いやあ、ほんと、知りませんでした。