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挫折した趣味 乗馬編

 ゴールデン・ウィークですね。連休中は、ここの読者のみなさんも、色々とリアルな生活が忙しいことと存じます。そこで、ここのブログも、いつもの記事とはがらっと装いを変えて、連休モードってことで、軽い話を書きます。題して、シリーズ「挫折した趣味」です。

 いやあ、今の私に「ご趣味はなんですか?」と尋ねれば、「趣味は、音楽と金魚と昼寝です。パソコンは昔は趣味でしたが、今は仕事になってしまって残念です」と答えるかな? そこでさらに「音楽って、何が好きですか」とか、つっこまれたら、あとは止まらないマシンガントークです(笑)。

 そんな私ですが、この年になるまで、色々なことにトライしてきました。パソコンのように、仕事になってしまったものもあるけれど、興味をもって始めたのはいいけれど、結局モノにならなかった遊びもあります。今回はそんな挫折した話を…。

 挫折した趣味というと、真っ先に思い浮かぶのが「乗馬」です。実は私、馬、大好きなんです。馬も好きだし、牛も好き。カバとか象とかも好き。つまり、大きな動物が好きなんです。でも、特に馬は“乗れる”ので、他の大型動物よりも好き度が高いです。

 普通“馬が好き”って言うと、競馬を想像されると思いますが、ま、競馬も嫌いではないのですが、賭け事が好きではないので、やはり競馬よりも乗馬。見てるだけの競馬よりも、自分が馬と触れ合う乗馬の方が好き。私は馬に乗って、野山を駆けたいのですよ。

 乗馬に手を出したきっかけは、引き馬?でした。

 阿蘇山に行った時に、草千里で観光乗馬って言うのかな? とにかく、馬に乗って、そのお馬さんが草千里のあのあたりをグルって歩いて帰ってくるだけ、とまあ、そんな引き馬だったのですが、それがきっかけかな? なんか、馬の背に揺られて見る景色って、最高だなあって感じました。

 でも、引き馬じゃあ、なんか物足りなくて…。やっぱり自分で手綱を引いて、自分の意志どおりに馬をコントロールして、野山を駆けめぐりたい…、そう思いました。

 馬に乗りたい!と思っても、湘南地方ではなかなか嚴しいものがあります。そこで、九州の仇を北海道で取ろう!と思って、チャンスを作って北海道に行き、現地のホースセンターみたいなところに宿泊して乗馬を習っちゃいました。いやあ、思いついたら、さっさと行動です(大笑)。まだ若かった(30代前半でした)のですが、たいして上手にはなれませんでした。それでも一通りの事ができるようになりましたけれどネ。

 そうなると、おもしろいです。

 乗馬いいですよね。大好き。一人前の腕前…とは言い切れないし、インストラクターさんがいないと、やっぱり色々とうまくいかない部分もあるけれど、それでも自分で手綱を握りしめて、自分で馬に命令を出して、自分の行きたいところに、馬と一緒に行く。最高だよ。今の妻も馬が好きなので、昔は、二人で馬に乗りに行きました、北海道まで、やっぱり(笑)。

 でも、子どもが生まれると、金銭的にも時間的に厳しくなって、ひょいひょい北海道に馬を乗りに行けなくなり、やむなく県内の乗馬クラブに行くようになったのですが、馬場の中をぐるぐる回るのは、やっぱりおもしろくないです。なので、何となく足が遠のいてしまいました。で、いつしか乗馬をしなくなりました。いわゆる、フェードアウトってやつですね。

 今や、乗馬靴はただのでっかい長靴扱いです。

 時間とお金に余裕ができたら、また北海道に行って、馬に乗って、野山を駆けめぐりたいな。いや、北海道じゃなくてもいいや、外国でもいいや、私は馬で野山を散歩したいのよ。そういうカントリーな乗馬が好きなんですが…挫折しました。へへへ。

コメント

  1. inti-sol より:

    挫折したものといえば、私の場合は
    バイオリンです。
    1年半ほど前に買って、ちょっと練習して、簡単な童謡くらいは弾けるようになったのですが、最近は全然触っていません。最近は、というか、購入してから1ヶ月ほどの間は連日練習したけど、それ以降は月に1度も触っていないかも。せっかく6万5千円も出して買ったのに。
    だけど、3ヶ月くらい前に弦だけは張り替えました。しかし、弦を張り替えたあとほとんど弾いていないのですが。
    やっぱり、ケーナ、サンポーニャ、ギター、フルートと練習して、更にバイオリンまで練習時間がとれないということに尽きます。

  2. すとん より:

    >inti-solさん

    >ケーナ、サンポーニャ、ギター、フルートと練習して、更にバイオリンまで練習時間がとれないということに尽きます。

     うわあ、すごい数の楽器に手を染めてらっしゃるのですね。バイオリンは、単独で学んでも難しい楽器ですから、これだけの楽器を練習している人が、さらに加えて…では、挫折しても仕方ないですよ、うんうん。

     でも、また時間ができたら、バイオリンもなされるといいと思いますよ。趣味なら少しずつ進歩すればいいのですから、お気楽に気長に取り組めばいいと思います。

     私もバイオリンには興味シンシンです。でも、声楽とフルートで手一杯なので、とてもバイオリンまでは手を広げられません。

  3. inti-sol より:

    こんなことを言ってはなんですが、私にとってフルートは、ほぼケーナの延長線上の楽器なので、始めるときに敷居が低かったのです(音の出し方やビブラートの付け方など)。だからフルート吹いてもケーナの音になってしまうのですが。

    それに対して、バイオリンは今までやったものとはかけ離れた楽器ですから、かなり敷居が高かったです。私はフルートも含めて全ての楽器を独学でやってきたんですけれど、バイオリンだけは独学では限界があるなと思いました。いや、本当はフルートだってそうなんだと思いますが・・・・・・。

    ギターは、伴奏目的に特化していて、ストロークとアルペジオと簡単なベースラインを弾くだけなので、それほど練習はしていません。それでも、まったく触っていないとダメみたいです。フルートを始めてしばらくの間、半年以上も楽器ケースからギターを出さなかったことがあって、久しぶりに弾いてみたらものすごく下手になっていて、愕然としたことがあります。

  4. すとん より:

    >inti-solさん

     楽器って、毎日演奏していないとダメになるみたいですよ。実は私、子どもの頃、ドラムスをちょっとだけやっていたんですよ。ほんのちょっとね。でも、それなりに叩けたんですね、きっと相性がよかったんです。でも、それに安心していたら、いつのまにか叩けなくなりました。今じゃ、全然ダメ。同じような楽器は他にもありました。

     ちなみにギターは、私も歌の伴奏程度に弾きますが、今は相当怪しいです。先日、フルートのカラオケを作ろうと、ギターを取り出したら、弾けない弾けない(汗)。指はまだきちんと動くんだけれど、音が全然美しくないのよ。たぶん、2~3日弾きこめば、話は変わるのでしょうが、そんな時間もないので、結局、カラオケは諦めました。

     一つの楽器を選択するということは、他の楽器の可能性を捨てること…とも思ってます。とにかく今は、歌と笛に集中しているので、ギターもピアノもヴァイオリンも、来世で楽しむことにしました(笑)。

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