実は大惨事が起こっていました

　今回の記事の内容は…ちょっと汚いです。なので、汚い話が苦手な人は、今回はパスした方が良いと思います。

　声楽のレッスンに行ってきました。今回のレッスンは、発表会前の最後の普通のレッスンで、次回はピアノ合わせの予定となっています。

　というわけでレッスンに行ってきたのだけれど、レッスンは仕事を早めに終えて（それでも定時よりも遅いのです：涙）、夕食を済ませてから先生のお宅に伺ってレッスンを受けます。いつもそんな感じです。

　今回も夕食を済ませてからレッスンに向かったのですが、レッスン前の夕食は帰宅する時間がもったいないので外食で済ませるのですが、最近はお手軽中華の店で食事を済ませる事が多いのです。

　お手軽中華なので、お手軽に満腹になっちゃうんですよ。例えば、この時は、とんこつラーメン大盛りと餃子と半チャーハンを食べちゃったんですね。だって大盛りは無料サービスだからしないと損でしょ？　なんてやっているから、太るんだろうけれど、そこでついついたくさん食べてしまうのが私なんですよ。

　仕事終わりで空腹だから…もあるけれど、ついつい満腹になるまで食べてしまい、そのままレッスンに行くわけです。当然、レッスンでは満腹状態で歌うわけです。

　正直な話、満腹は歌うコンディションとしては、かなり悪いです。それは以前から薄々感じていました。でもまあ、食欲には勝てない私なので、いつもいつも「食べ過ぎたかな？」「ちょっとお腹が苦しいかな？」とか思いながら歌っていたわけですが、今回は、そんな生易しい話ではありませんでした。

　レッスン直前、まさに歌い始めようとした時に、何気なく下を向いてから下腹に力をいれて「フン！」と気合を入れたら、クチの中で胃液が逆流して噴出して、ノドから鼻を直撃してから、それが気管に入って（おそらく）声帯の上に溜まってしまいました。

　心の中ではアラートが鳴り響きましたが、外面は冷静に落ち着いていました。無論“むせる”とか“吐く”などの、無様な醜態はさらしていません。でも、鼻は焼けるように熱いし、ノドは針が何本も刺さったかのように痛くなりました。もちろん、すぐにお茶を飲む等して、クチの中の胃液は洗い流しましたが、それで済む話ではありません。

　もう、心は号泣ですよ。大惨事です。しばらくすると、声帯へのダメージのせいか、やたらとタンがからむようになりました。

　…最悪です。

　それでも、何もなかったかのような顔をして、レッスンを受けなければいけません。自業自得です。

　事、ここに至るにあたり、ようやく私は決心しました。…レッスン前の夕食は、もう少し軽くしよう…と。少なくとも、ラーメン食べたら、半チャーハンを付けるのはやめようと…と。ラーメンと餃子だけにしようっと…。