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毎回注意されている事ぐらいは、しっかりと身につけましょう

 声楽のレッスンの続きです。
 コンコーネのレッスンになりました。最初は5番を母音で歌いますが…まあ良しって感じです。次に6番を階名唱しました。
 5番はあれこれ注意深く歌っているのが分かるのだそうですが、6番は考えなしで歌っているように感じられるのだそうです。確かに、この程度の曲ならば、何も考えなくても歌えるのだけれど、今はレッスンなのだから、しっかりと考えて、カラダを使って、きちんとテクニックも使って歌って欲しいとの事です。ある意味、大げさに、オペラチックに歌って欲しいのだそうです。まあ、分かります。実際、考えなしで…ってか、自宅レッスンが決定的に不足したまま歌っているわけです。ごめんなさい。
 6番では半音記号がよく出ますが、半音を機械的に1/2音として歌ってはいけないのです。和音の中で気持ち良い音程を探して、♯音や♭音を歌わないといけません。方向性としては、♯音は気持ち高めに、♭音は気持ち低めに音程を取って歌うと良いのだそうです。
 さて、歌のレッスンです。メンデルスゾーン作曲の「Auf Flügeln des Gesanges/歌の翼に」を歌ってみました。私的には、明らかな練習不足で散々な出来になりました。先生的には(歌的にはまだまだだという前提のもと)ドイツ語がダメなら直してあげようと思ったらしいのですが、なんとも中途半端な感じだったそうです。ひとまず「もっと家で練習してきてね」って感じになりましたので、もう少し自宅で歌いこんでくるつもりです。 次は、メンデルスゾーン作曲「エリア」の39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」です。ドイツ語の語尾の子音を大切に、もっと大げさに歌いましょう。また、母音をもっと長くレガートに歌ってください、との事です。
 あと、高めの音を歌う時は、歌の前後を見失って、声を伸ばす癖はダメですとも言われました。…でもね、テノールだもの。仕方ないじゃん。
 上昇音形ではもっと冷静になる事、下降音形ではもっと丁寧に歌う事。音程が下がっても、声を落とさないように。
 次は、メンデルスゾーン作曲「エリア」の3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」と4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」です。
 子音の音程を正しくし、子音をきちんと利用する事。MだけでなくLなどの有声子音は、前打音のつもりでフライング気味に歌いだして、まず子音で音程を取るように歌うと良いそうです。
 付点のリズムはしっかりと明確に。前回も注意されたけれど、まだ付点のリズムがあやふやな歌い方をしている箇所があるようなので、注意しましょう。
 フレーズの出だしは必ず音を上から取り直して歌う事。息の支えもしっかりと入れ直して歌う事。毎回注意されていますが、それだけ大切だし、それだけ出来ていないという事なのです。

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