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自分の感覚と他人の感覚は違う

 声楽のレッスンに行ってきました。これはまだ3月中の話です。
 先生からの連絡で、発表会の一人あたりの持ち時間が、10分から12分に拡大された事が伝えられました。たかが2分ですが、されど2分です。
 私が今回歌う曲は、だいたい3分前後の短い曲が3曲の予定なので、今のところ9分間歌うつもりなのですが…持ち時間が12分となると、さらに3分、もう1曲イケるよねえ…って話になりました。今回、時間の都合もあって取りやめにした、妻との二重唱ができるよねえ…という話になりました。
 ううむ、二重唱か! 私的には出来なくもないのですが、妻の方の負担(彼女は今回、ムチャ長くて技巧的にも難しいアリアを歌う予定です)を考えると、ちょっと考えます。時間的にも3分前後で二重唱を歌うにはちょっと短め(つまり選択の幅が狭いのです)ですし、ソプラノの負担の少ない曲を選曲しないといけないかな? 妻からは「オペラの二重唱は無理だよね」と言われていますので、適当な曲を探して、先生と相談しないといけませんね。
 ハミング練習になりました。自分で良いと思える声と他人が良いと思う声は違う…というのを、久しぶりに体感しました。私自身は金属的で硬い声で「ちょっと嫌かも…」って感じの声が、先生に言わせると、声自身も声の通り道的にも良いらしいのです。で、自分で良いと思っている声では、ポジションが低かったり、声を飲み込んでいるようで、先生的にはダメなんだそうです。
 自分の感覚と他人の感覚が違うのは、厄介だね。とにかく、良いと言われた発声を癖付ける事が大切です。
 声の通り道は大切です。特にフレーズを歌っている最中に通り道を変えるのはダメです。
 発声練習です。腹筋の支えが大切です。声のギアがトップに入る前に、腹筋をスイッチを押す必要があります。その際、アゴは下アゴではなく上アゴを開けるように心がけます。アゴを上に開けていくと、声が上にすっぽ抜けそうな感じがしますが、実際にすっぽ抜けるわけではないので、安心してアゴを上に開けていきます。ふうむ。

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