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左足はまだ痛いんです[2019年12月の落ち穂拾い]

 足の怪我はだいぶ良くなってきました。足の怪我って単純で、歩かないで寝ている時間が長ければ、それだけで良くなります。起き上がって歩いていると、ほとんど回復しませんし、ちょっと長い距離歩くと、むしろ悪化します。大切な事は、リハビリ…と言うか、以前の運動能力を取り戻すためのトレーニングは、怪我の痛みが取れてから…ですね。まだ痛みがあるうちは、おとなしくしているに限るようです。
実は軽い声で歌っているそうなんですよ
 世の中には色々な発声方法があるし、様々な音楽ジャンルがあります。なので、発声方法も色々ありますが…頭声を全く使わずに大声で歌い続けていると、早晩、ノドを痛め、声を壊す恐れがあります。地声発声ならば、マイクは必需品です…が、それはまたクラシック発声とは、かなり遠いモノとなります。
 さて、バリトンとかバスとかの男声低音歌手も、観客的には低くて渋い声で歌っているように聞こえますが、歌っている本人的には、明るくて軽い声で歌っているんだそうですよ。それでも、低く渋い声で聞こえるのは、彼の声がバリトンであり、バスだからなんだそうです。
 だから、プロ歌手の声真似をして、声を重く渋く低く出すのは、声楽学習者にとっては、ちょっぴり危険なのは、そういう事なのです。真似をするなら、結果ではなく、その過程を真似するべきなのです。
テノリトン? バリノール?
 ところで、日本のアマチュア男性歌手は、音域的にはバリトンだけれど、音色的にはテノールな方が大半なんだそうです。私もかつてはそうでした。
 テノリトン? バリノール? そういう方は、音域を広げずに音色を深めてバリトンとして活躍するのか、音域を広げてテノールになっていくのかの、2つの道があるのですが、どちらを選ぶかは、本人の気持ち次第だそうです。気持ち…そう、技量ではなく資質が大切なんです。テノールは、声以前に、性格とか資質とかがテノールでないと、上達が難しいと私は思います。え? テノールの性格とか資質って何か? それは「バカ」って事ですね。はい、テノールってバカなんですよ。実際「テノールバカ」という言葉が声楽界にはありますしね。
 私ですか? 私は迷わず音域を広げてテノールになる方を選びました。だって、バカなんだものん。
蛇足 「ソプラノブス」という言葉も声楽界にはありますが、プロの場合、ブスなソプラノには仕事がありません。ソプラノって美人じゃないと仕事が成立しないようなのです。
発声は聞いても学べない
 なぜなら、発声とは、自分の内的な感覚でしかコントロールできないからです。外から観察しても、素人には全く分からないと思います。
 外からの観察が可能なら、世界中のプロのオペラ歌手は(おそらく)ほぼ全員頭声で歌っているでしょうから、彼らの歌唱を聞いて真似をすれば良いのですが、実際は、それだけではなかなかうまくいきません…ところか、声を壊しかねません。大切なのは、声真似をするのではなく、自分の声を磨いていく事なのです。ですから、プロの歌声を聞いて、それを真似ても、百害あって一利もなし…となるのです。
 まあ、そこが声楽の難しさなんでしょうね。
学校の部活で楽器を習うことって…実は怖いことなのかもしれません
 学校の部活での指導者は、基本的に顧問の先生です。顧問の先生と言うのは、学校教育のプロであっても、音楽に関して、ほぼ素人です。たまに音楽の教師が音楽系の部活の顧問をやっていますが、音楽の教師は、ほぼピアノ科卒か、あるいは声楽科卒なので、声楽家卒の教師が合唱部の顧問をやるケースを除けば、やはり素人が顧問教師をやっている事に違いはありません。
 で、そんな素人である学校の先生が、自分の専門でない管楽器をどこまで教えるのか…と言うと、おそらくかなりの先生は“ひととおり全部教えちゃう”のです。自分の専門どころか、自分ではまともに触った事のない楽器ですら、教えちゃうです。もちろん、演奏経験がないわけだから、本などの知識を頼りに教えるんですが…。
 盲人が盲人の手引をしているようなものです、怖いですねえ。
 少し謙虚な先生で、ご自分が門外漢である事を認識している先生は、自分が直接指導にはタッチせずに、部活の生徒同士で教えさせます。いわゆる、先輩が後輩を指導するわけですが、その先輩だって、一年前までは楽器に触った事すらない素人だったりするんです。これまた盲人が盲人の手引をしているようなものです。
 そういうわけで、学校の部活という現場では、素人が素人を指導するという事が日常的に行われているわけです。
 ある意味、恐ろしい感じもしますが、学校の部活動なんて、程度の差こそあれ、そんなモンです。プロの指導者が揃っている学校なんて、一部の私立学校だけで、それは例外的な学校なんですよ。
 我が国における中学校高等学校の部活動というのは、裾野を広げるモノであって、決して頂点を目指しているモノではないんですよ。それが現実なんですね。でも、生徒は熱心だし夢も持っているし、教師という人種は真面目で熱血ですから、ついつい頂点を目指しちゃうわけなんですね。で、やる気の空回りが大回転するんです。
 日本には食えない音楽家がごちゃまんといるわけですから、音楽系の部活の指導なんて、彼らを雇って、彼らに任せればいいのに…なんて個人的には思いますが、それを公教育に求めるのは、ちょっと酷なのかもしれません。それこそ、音楽系の部活に属していない親から「税金の無駄遣い!」と言われてしまうからです。
 なので、一部の私立学校以外の部活動の指導体制なんて、素人が素人を教えるのが精一杯だったりするんです。
今月のお気に入り USBコンセント
 いわゆる延長コードですが、今どきの延長コードなので、通常のコンセントが2つ、USBポートが2つ付いています。USBの方は、急速充電対応のポートです。これは結構便利です。妻は旅行に持っていって活用しています(旅先でコンセントがなくてアレコレ充電できなくて困るでしょ?)し、私は書斎のコンセントの一つをこいつに交換して、便利に使っています。
 今どきって、USBポートから電気を受ける機器も増えましたし、こういう延長コードは絶対にアリだと思います。まだの方は、騙されたと思って使ってみてください。ほんと、便利だよ。
今月の金魚
 ベルの調子が悪いのが続いていますが、最近は、緋ドジョウたちがベルの隣で浮いている事が多いです。緋ドジョウたちも具合が悪いのか? あるいは、具合の悪いベルに寄り添っているだけなのか? 判断が付きません。ただ、ドジョウって、情け深い生き物で弱っているモノの味方なんだよね。だから、具合が悪いのではなく、ベルに寄り添っているだけ…なのかもしれません。
今月のひとこと
 なぜ野党の皆さんは、シュレッダーなんか見に行っちゃったんだろ? そんなどーでもいい事をやっているから、北朝鮮が“謎の飛翔体”ってヤツをぶっ放すんだよ。シュレッダーを見に行く時間があるなら、もっと国防とか安全保障とかを真剣に論議して欲しいし、それでもって与党政府をやいのやいのと突っついて欲しいです。それが政治家ってモンでしょ?(2019年11月29日~12月2日)
 今朝(2019年12月2日)は記事のアップが遅れて申し訳ありませんでした。完全に私のミスです。さくらのブログの予約投稿って、ちょっとばかりやるべき手順が多くてね、ココログほどシンプルではない分、うっかりミスが出やすいんです…が、それも操作する人間が気をつけていれば済む話なんです。はい、ごめんなさい。(2019年12月2~3日)
 なんか雨ばかり降りますね。先日なんて警報まで出ていたよ。ああ、雨ばかり…。さすがにこれだけ雨が続くと、気持ちが鬱々になってくるね。(2019年12月3~4日)
 PISA(OECD生徒の学習到達度調査、つまり“国際学力調査”)での日本の順位がちょっと下がりました。なんか、ここんところ…ってか、ゆとり教育以降、日本の高校生の学力が世界的レベルで緩やかに下がってきていると私は考えています。日本の教育って…大丈夫かな? 日本は土地も狭く、資源が少なく、労働力だって不足しているんだから、せめて国民の教育レベルは世界トップクラスを維持しておかないと、国が落ちぶれてしまうのだけれどなあ…。国会でお花見問題を話すヒマがあったら、こういう事について、真剣に論議して欲しいと思います。(2019年12月4~6日)
 大学入学共通テストの英語から、民間検定試験導入の見送りが決まりましたが、今度は、国語と数学の記述式問題導入を見送る方向で調整に入ったそうだ。善き哉善き哉。英語も国語も数学も、最初っから無理があったし、1私企業(“ベ”で始まって“セ”で終わる会社です:笑)を儲けさせるための入試改革なんて、やめちゃうべきだよね。現行の大学入試センター試験を時代に合わせてアップデートして続ければいいんじゃねえの…と私は思うんですよ。とにかく、間に合って良かった良かった。(2019年11月6~13日)
 2020年度から始まる大学入学共通テストで導入される予定だった国語と数学の記述式問題について、ひとまず見送りになったそうです。文部科学省曰く「採点者の質の確保や自己採点の不一致率の高さなどが課題となっており、現状のままでは実施できない」そうなのです…って、そんな事は、最初っから分かってたじゃん。いつも野党の先生方に文句ばかり言っている私ですが、今回の件に関しては、野党の先生方の問題提起が合ってこその結末なので、私は野党の先生方に感謝しています。政局ばかりでなく、きちんと政治も出来るんじゃん。だったら、政局なんて止めて、真面目に政治をやった方が、国民からの支持だって得られるんじゃないの。ほんと、今回ばかりはみんなみんな、野党の先生方に感謝していると思うよ。(2019年11月13~23日)
 怪我しました(涙)。左足首をくじいてしまいました。痛くて歩けなくて医者にもいけません。困った困った。とにかく自然治癒力で直します。(2019年11月23~24日)
 痛みもだいぶ引いてきたので、医者に行ってきました。今回は、ただの捻挫だったので、痛み止めだけをもらって、後は自然治癒力で治りそうです。大事にならなくて良かった。(2019年11月24~27日)
 今月は以上です。よろしくお願いします。

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