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曜日時間固定制とワンレッスン制

 レッスンの形式(?)の話です。

 曜日時間固定制と言うのは、例えばレッスンを、毎月の第1と第3の月曜日の午後3時から…とか決めて、その日のその時間に定期的にレッスンに通うやり方です。子どものピアノ教室なんかは、たいていこのパターンです。謝礼もたいてい定額制で、大抵は月謝ですね。

 一方、ワンレッスン制と言うのは、一回ごとにレッスンの日時を決めていくやり方です。レッスンの終わりに次のレッスンの日時を決めたり、電話を入れて予約してレッスンに行ったり…というやり方です。

 どちらのやり方にも一長一短があると思います。ちなみに、私の場合、フルートは曜日時間固定制で、声楽はワンレッスン制です。

 フルートは曜日時間固定制で、決められた曜日の決められた時間にレッスンに通っています。日時が固定されているので、通いやすいと言えば通いやすいのですが、その時間に不都合が生じると(ま、仕事が入ってしまう事が一番多いのだけれど)レッスンを休まざるを得ません。振替とか補講とかをやる先生もいらっしゃるようですが、ウチの場合、生徒の都合で休んだレッスンの振替はありません。先生の都合で休んだレッスンの場合は…レッスンは年40回という契約で、先生は年47~48回くらいレッスンしてくれるので、たまにお休みしても振替無しです(ま、当然だな)。

 曜日時間固定制なので、私がレッスンに行こうが休もうが、先生は毎回必ずお教室にやって来られます。月謝も固定制なので、私がレッスンに行こうが休もうが、先生には謝礼が支払われますので、レッスンをお休みすることへの罪悪感は、少なくとも金銭的な面ではありません。

 習いはじめの頃は、仕事もそれほど忙しくなかったので、毎回毎回レッスンに通えて楽しかったのですが、最近は仕事が忙しくなり、レッスンには行ける日よりも行けない日の方が増えてきました。だったら、もっと別の都合の都合の良い曜日にレッスンを移せばいい…とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、私のレッスンは出張レッスンで、先生は週に一度しか当地に来られないので、別の曜日に変更するわけにはいかないのです。先生のご自宅に行ければいいのかもしれませんが、先生のご自宅…これがまた遠いんだ。それも結構半端なく(笑)。遠い場所でのレッスンって、以前習っていたヴァイオリンで懲りていますので、今の自宅に近い教室で、可能な限りレッスンに行く…というやり方にしています。

 声楽はワンレッスン制です。私と先生の両者の都合の良い日を選んでレッスンをしていますので、レッスンをお休みするという事が(急病とかを除けば)まずありません。そういう意味では、確実にレッスンができるのですが、レッスン日がどうしても変則的になりやすいですし、間隔だって空いてしまう事が多々あります。今は月2回をベースにしていますが、それでもレッスン日を決めるのに、両者のスケジュールが合わず、毎回苦労がありますし、どうしてもスケジュールが合わない時は、まる一ヶ月レッスンが無い時だってあります。

 レッスンがなければ、先生へ謝礼を支払う事はありません。なので、たまにレッスンの間隔が空いてしまうと、なんか申し訳ない気分になります。

 あと、私も先生も積極的に次のレッスンを決めたがりますので、ウチは大丈夫ですが、ワンレッスン制で、次回のレッスンを決めないまま、時間が経過し、やがて音信不通になってしまうと、そのまま縁が切れてしまい、学びが自然消滅してしまう事もあるようです。そういう点では、レッスンの継続性が、曜日時間固定制よりも難しいのかもしれません。

 とは言え、忙しい人には、ワンレッスン制って魅力ですよね。あと、レッスンがなければ謝礼が発生しませんから、お金にシビアな人にも良いかもしれません。

 曜日時間固定制にせよ、ワンレッスン制にせよ、それぞれ一長一短あるわけで、自分のライフスタイルに合わせた形式で無理なく学び続けられるのが一番良いと私は思います。

 

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