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今年も早めだけれど、落ち穂拾いをしちゃいます[2017年12月の落ち穂拾い]

 例年の事ですが、本日からこのブログも、年末年始の特別プログラムを行います。…ってわけで、まずは今月の“落ち穂拾い”からです。

ヘインズフルートの復活?

 ヘインズフルートと言うと、ランパルが使用したフルートという事で、オールドファンには馴染み深いフルートメーカーですが、正直、ランパル以降は、全然パッとしないメーカーになりました。何しろ、プロのフルーティストさんたちがヘインズを使用しないのです。だからと言って、高級フルートメーカーとしての矜持はあるようで、アマチュア向けの安価なモデルで商売をしようという気もないみたいで、会社としてはジリジリと貧するようになり、ついには中国資本を受け入れるようになったわけです。

 ヘインズ、落ちぶれたなあ…って感じでした。

 ところが最近(ここ数年)、何かが変わったようです。具体的に言えば、一流のプロたちがヘインズを使用し始めた事です。その筆頭が、パユのヘインズ使用でしょう。

 パユと言えば、ブランネンブラザーズのイメージが強いですし、今でもオーケストラの中で吹く時は、ブランネンを使用しているそうですが、ソロ奏者として演奏する時は、ヘインズを使っているんだそうです。

 私的に驚いたのは、長くアルタスの広告塔をやっていたエミリー・バイノンが、アルタスからヘインズに転向したことです。

 アルタスは、他の多くの楽器メーカーとは違って、プロユーザーの方々に特別なサービスをしないんだそうです。どんなに有名な方でも、楽器をプレゼントする事はないそうだし、何かトラブルがあった時に、リペアマンが飛んで駆けつけるとかいう事もないそうです。今時、それもどうかと思うけれど、そんなわけで、アルタスフルートのプロフルーティストさんたちへの姿勢は「来る者は拒まず、去る者は追わず」だと聞いたことがあります。

 ならば、広告塔になっいたエミリー・バイノンがアルタスから他メーカーに移っても仕方ないようなあ…。ううむ、残念。

 他にもまだまだたくさんいそうです。日本では、上野星矢氏がヘインズを使用していると聞いています。きっと、調べると、まだまだ多くのプロフルーティストさんが、ヘインズを使用しているんだろうなあって思います。

30人力の声?

 30人力の声…これは最近ついた私の二つ名です。ある高名な合唱指揮者の方に命名され、最近では名前よりも、こちらの二つ名の方で呼ばれる事が多くて、閉口しています。
 ちなみに、その合唱指揮者の方とは、良好な関係を作れていますし、案外便利に使われている部分もあるし、言っている本人は悪口のつもりは全くみたいなので、私はその言葉をニュートラルに受け入れています。

 一応“30人力の声”であって“30倍の声”とかではありません。合唱的には、私を“1人”として数えるのではなく“30人”として数えるってわけで、「一騎当千」という言葉がありますが、それにならえば「一声当三十」って事でしょうね。ああ、座りの悪い言葉だこと。

 でも、なんか、私的にはスッキリした感じがします。私の声は、30人力なのか…! そりゃあ、ソプラノ20、アルト20、テノール10、バス10程度の、全員で60名程度の合唱団(市民合唱団としては、割りとよくある規模だよね)じゃあ、私の声ははみ出るよね。だって声的には、ソプラノ20、アルト20、テノール40、バス10になるわけで、それじゃあ、バランス悪すぎるものね。そう考えると、1パートの人数が100名程度いるような大合唱団じゃないと、私は合唱できないのも、仕方ないか。

 で、先日、その本番が終わって、件の合唱指揮者さんから大変感謝されました。私のような30人力の声でも、必要とされるところでは、必要とされるんだな…と、ちょっぴりうれしくなりました。

ぎっくり腰の話

 例のぎっくり腰の件ですが、今まで整体でマッサージを受けて、やり過ごしていた私ですが、ついに痛みに耐えかねて、ついに先日、重い腰(痛い腰!)をあげて、整形外科に行ってきました。対処療法ではなく、根本的な治療が必要かなって思ったわけなんです。

 で、整形外科に行けば、当然レントゲン撮影されて、骨に異常があるかないかを見られ(当然、骨に異常はありませんでした)、筋肉やら神経やらの異常の有無を調べられるわけです。で、当然、ぎっくり腰ですから、筋肉の部分断裂を予想していたのですが、実は私の腰の筋肉は…健康でした。全然、断裂していなかったようです。

 というわけで、じゃあ、神経に異常がある…つまり「神経痛」の類が予想されたわけだけれど、どうも神経痛でもないようです。つまり、医学的には“異常無し”という結論になりました。

 異常が無いのに激痛があるというのは、これいかに? って感じだけれど、私の腰のレントゲンを見てみると、どうも椎間板が年齢相当に薄くなっているので、それが原因ではないのか…というのが、医者の見立てです。つまり、椎間板が薄くなっているために背骨と背骨の間から出ている神経(小難しい名称を教えてもらったけれど…忘れた。なんでも足を動かすための太い神経があるそうです)が、ある特定の姿勢…今回の私の場合は、前屈姿勢…を取るたびに、刺激されて(具体的には背骨と背骨に挟まれて)それで激痛が走るんじゃないか…って事です。

 あくまでも医者の見立てであり、推論であり、ちょっと説明的に厳しい気もするけれど、今の医学じゃ、この程度しか分からないのでは、仕方ないです。

 椎間板関係の治療ってのは、原則“保存療法”なんだそうで、つまり、湿布と痛み止めをもらって、しばらく様子を見る…という事になりました。

 で、痛み止め飲んだら…実に効果てきめんで、あの激痛は何?って感じになりました。いやあ、快適快適。すごいなあ。

 ひとまず、一週間程度の痛み止めをもらったので、それを飲んでいるうちに、痛みが去ればうれしいです。症状が改善されなきゃ…しばらくヤク漬けになるのかな?

今月のお気に入り 武満徹:SONGS

 ここんとこ、武満の歌曲ばかり歌っていますので、使用しています。いわゆる、楽譜集なのですが、楽譜集にしては、お値段がちょっとばかり張ります。高いですね。なぜ高いかと言うと、画集でもあるからです。楽譜と楽譜の間に、大竹伸朗氏の絵がカラーで掲載されているのです。パッと見、楽譜集なのか画集なのか迷うほどです。楽譜だけにしてくれれば、もう少し安くていいのになあ…と愚痴りたくなります。

 実際、今回、レッスンで取り上げることにしなければ、良い曲がたくさん収録されている事は知ってましたが、たぶん今でも購入しなかったと思います。そういう意味では、購入のハードルが高めなんです。

 あと、コピーがしづらいです。私は楽譜に直接あれこれ書き込むのがイヤな人なので、一度コピーをとってから、それに書き込みをするようにしています。なので、手元にある楽譜をコピーしてから使うわけですが、この武満の楽譜、大きさが中途半端で、見開くとA3版より若干大きいのです。ですから、そのままコピーすると、楽譜の一部が欠けます。まあ、一種のコピー対策ですね。世の中には、楽譜を購入せずにコピーして済ませてしまう人々が多数いますからね。権利者の方は、それに対抗せざるをえないわけで…仕方ないですね。

 そういうグチはともかく、武満のソングは素晴らしいですね。音源はあまりありませんし、YouTubeにアップされているモノは、ポピュラー系にアレンジされたものが大半で、数少ないクラシック系音楽としてアップされているモノも、その出来を見ると、私的には首を傾げざるモノばかりです。つまり、クラシック系音楽としては、なかなか手強くて難しいってわけです。私的には、石丸幹二氏の音源が良いと思ってます。

 全曲集ではないので、たくさんの良い曲が漏れてしまっていますが、入門編としては、とても良いアルバムだと思いますよ。

今月の金魚

 ヨッチャン以外は、みんな元気です。ヨッチャンも、なんとか生きてます。

今月のひとこと

 日馬富士が引退だそうです。暴力振るっちゃった事が明るみに出た以上、仕方のない事だと思います。でも、横綱が暴力沙汰で引退ってのは残念だし、あっちゃならない事だと思います。暴力と格闘技は違うし、相撲は単なる格闘技ではなく神事であり、国技でもあるわけだから、そこはしっかりしてくれないといけません。(2017年11月29日~12月6日)

 最近の報道では、モンゴルの方々の間で“星の回し合い”というのがあったとかなかったとか…が話題になっています。本当かな? だとしたら、貴乃花の引退以来、14年間も日本人横綱の不在…っうか、モンゴル人の横綱占拠も分からないでもないけれど…なあ。ちなみに、外国人横綱というと、モンゴル以前にハワイ勢の曙と武蔵丸がいたけれど、彼らは二人とも日本人に帰化しているけれど、モンゴルの横綱は現在まで4人いるけれど、誰一人日本人に帰化していないんだよね。ほんと、モンゴル人って、愛国心が豊かで、仲間思いで友情にあつい人々なんだろうね。(2017年12月6~11日)

 もしも私が北の首領様で、日本や韓国やアメリカに喧嘩を本気で売るなら…韓国には風向きの良い日に風船爆弾のようなもので化学兵器(サリンとかああいうヤツ)をぶっこんで、日本には漁民に装わせた兵士(伝染病に罹患済み)を送り込んでバイオテロを引き起こし、アメリカには…サイバー攻撃だな。銀行とか株式市場とか経済方面の施設を一斉に襲うとか、いっそ原発を遠隔コントロールして大惨事を引き起こすとか…そういう手立てを考えます。そんなわけで、別に北の国が核爆弾とかミサイルとか持つ必要なんてないじゃん。むしろ、そんなモノを持っていると「北のくせに生意気だ!」って言われて、ジャイアンにボコボコにされちゃうよ…ってわけで、ジャイアンはいつコブシを振り上げるのでしょうか? 産経新聞は…12月18日が開戦日かも…って言っているけれど、だとしたら、もう来週じゃん。(2017年12月11~13日)

 ああ、腰が痛い…。またまた、ぎっくり腰をやっちまいました。今回の原因は不明。先日、何となく腰が痛いなあ…と思って、整体に行ったら「ぎっくりですね」と言われちゃいました。ぎっくりと言われる前は何となく痛かった程度だったのに、ぎっくりと言われた途端にめっちゃ腰が痛くなりました。…言霊って、すごいなあ。(2017年12月13~19日)

 神社はすごぶる後継者不足で、神主さんのいない神社なんて、掃いて捨てるほどありますが、それでも女性は神主(宮司)さんになってはいけないのだそうです。別にそういう規則はないのだけれど、そういう慣習なんだそうです。知りませんでした。で、跡継ぎのいない神社、あるいは女性の神職者(巫女さんだね)が運営している神社は、経営状態が良ければ、神社本庁という、神社の親分のような組織から宮司さんが天下りしてくるわけだし、経営状態が悪いと、そのまま神主不在で放置状態になってしまうんだそうです。仏教は女性の住職さんがいるし、キリスト教もプロテスタントならば女性牧師がいます。一方、同じキリスト教でもカトリックだと、女性は司祭(いわゆる、神父さん)にはなれません。宗教によって、女性聖職者の扱いって変わるんだね。まあ、そこは信仰がからんでくるので、部外者は何も言えませんが、今時じゃないって言えば、そうなのかもしれませんね。(2017年12月19~24日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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