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皆さん、喫茶店には行かれますか?

 私はたまに行きます。行く目的は…時間つぶしか、休憩か、そのいずれかです。

 時間つぶしと言うのは、外出先で、たとえば映画を見ようと思ったけれど、映画の時間まで、まだ1時間ぐらいあるよ、どうしよう…って時に、喫茶店に入って時間をつぶします。こういう時は、目的が時間つぶしなので、喫茶店ではなくても、全然かまわないわけで、昔なら、本屋に入って時間を潰したものですが、今は体力も無くなり、できれば座りたいので、喫茶店をチョイスするわけです。

 休憩はずばり休憩であって、外出先で疲れた時に、座ってお茶を飲むために喫茶店に入ります。

 で、実際に入る喫茶店は…スターバックスやドトールなどの今風のチェーン店のコーヒー屋が多いです…ってか、町中で目立つ喫茶店って、たいていこの2店なんだよね。また、喫茶店の代わりに、ファミレスにも行きます。だって、ファミレスって、喫茶店の上位互換でしょ?

 若い時は、休憩とかお茶を飲むよりも、友人たちとの時間を楽しむために喫茶店に行きました。例えば、滝沢とか、ルノアールなどの、お茶を出した後は気兼ねなく放置してくれる、ゆったり系の喫茶店によく行きました。コーヒー代は安くなかったけれど、場所代だと思えば、気になりませんでした。気の置けない男友達たちと話す時は、たいていこれらの店を使いました。

 そう言えば、デートでもよく喫茶店は使ったな。ちなみにお茶はルノアールで、食事をする時は、たいていブラスパロット(不二家のレストランのハイブランド、おしゃれな感じがしてました。今はもう無くなっちゃいましたけど…)に行きました。で、食後のデザートはコージーコーナーに行ったモンです。これが学生時代のデートの定番メニューでした。

 若い時は、町中でよく見かけた純喫茶(ビルが一つ、まるまる喫茶店なんて店もよくありました)も、最近はとんと見かけなくなりました。以前、よく通った横浜の純喫茶に久しぶりに出かけてみたら、パチンコ屋になっていて、びっくりしました。純喫茶に限らず、今は町中で見つける喫茶店の数自体が減ったんじゃないかって思います。で、たまにみかける喫茶店も、たいていチェーン店でしょ? 昔はどこにでもあった、個人経営の趣味の良い喫茶店が、ほんとに無くなりました。

 若い時は、友人たちとしゃべったり遊んだりするために喫茶店に行きました。だって、いい年した若いものが道端で話し込むわけにはいかないし、公園とかじゃ、夏は暑くて冬は寒くて我慢ならないものね。

 今の若い子たちは、友人たちとおしゃべりをする時は、どこに行くのかと尋ねたら、マックやミスドなどの、軽食系のチェーン店が多いみたいです。ああ、なるほどね。あの手の店って、我々の頃は、今ほど普及していなかったからなあ…。あと、お茶じゃなくて軽食系なのも…今のスタバやドドールって、おしゃべりをするって雰囲気じゃないものね。

 時代が変われば、色々と変わります。

 昔はあった名曲喫茶も…懐かしいなあ。今はクラシック音楽も手軽に聞ける時代になりましたが、昔はクラシックは高価なステレオじゃなきゃダメって雰囲気があって、でも、高価なステレオ装置なんて、なかなか個人じゃ買えないから、名曲喫茶で音楽を聞く…というスタイルがあったそうです。私もたまに行ったけれど、私は音質にはさほどこだわらない音楽ファンだったので、そのありがたさがよく分からなかったよ。でも、クラヲタの友達と名曲喫茶で過ごした時は、至福の時間だったなあ。

 私は甘いものが好きなので、昔は喫茶店に行くと(今ならファミレスに行くと)パフェとかアイスとか頼んでしまうのですが、連れの女性がコーヒーとか頼むと、たいてい店員は、パフェを彼女の前に、コーヒーを私の前に置くんだよね。男は甘いものを食べないってイメージがあるんでしょうね。

 パフェと言えば、昔、横浜にパフェを大きな器で提供する喫茶店があって、それを我々は「金魚鉢パフェ」と呼んでいました。いや、ほんと、金魚鉢のような器にアイスがたっぷり入っていたんだよ。私はたまにその店に行ってパフェを食べたんだけれど、さすがにその店は女の子だらけだったので、男一人(あるいは男の集団)では入れず、よく女の子たちに頼んで、同伴してもらって、パフェを食べに行ったものです。

 子どもの頃、母と一緒に入った喫茶店で、ソーダ水を頼むと、真っ青なソーダ水が出てきたものです。真っ青だよ(笑)。当然、食品添加物の合成着色料ってヤツをふんだんに使っているわけだし、今じゃ見ることも出来ないだろうけれど、なんか懐かしいなあ。

 喫茶店の話をし始めると、なんかとめどもなくなってしまって、まとまりのない話になっしまったけれど、ごめんね。

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コメント

  1. ドロシー より:

    すとんさん、こんにちは。

    チェーン店系のメニュー、飽きてきたなぁ、と思いつつ、個人経営のお店は、オーナーの方針に左右されるのが、入りずらいと思う理由ですね。
    よくあるのが、
    ・オーナーに話しかけられる。特にプライベートなことを聞かれる
    ・本を読んだり、スマホを見たりしていると怒られる
    ・分煙なら許容範囲内だけど、チェーン店にはない変なルールがあったりする。
    ・分煙が遅れている
    ・オーナーと固定客がお喋りしている。特に大きな声で政治の話や他の客の噂話などをしている。

    まぁ、一言でいえば、中の様子がわかりずらいから入りにくいということなのだと思いました。
    個性的なお店が減っていくのは、寂しいですけどね。

  2. すとん より:

    ドロシーさん

     全くおっしゃる通りだし、だから個人経営のお店が廃れてしまったのかもしれません。オーナーの趣味全開の名物喫茶店と言うのは、昔からありますが、そういう尖った店が喜ばれる時代と、そうではない時代があって、今は尖った店が好まれず、どこへ行っても金太郎飴のチェーン店が喜ばれる時代…なのかもしれません。

     かくいう私も、喫茶店では放っておいて欲しい人なんです。

  3. アデーレ より:

    真っ青なソーダ水って、ミドリのメロンソーダですか?それとは、別かしら?カキ氷でよく見る真っ青ですか??(笑)
    メロンソーダは美味しいよね、透明ならあの美味しさになりませぬ(笑)

  4. すとん より:

    アデーレさん

     私が言っているのは、そう、ブルーハワイとか言う名前のかき氷で使われている、あの真っ青な色です。昔は、ああいう真っ青なソーダ水があったんです。もちろん、ミドリ色のモノもありましたよ。

     ちなみに、かき氷のミツ。色々な色があって、それぞれの色にふさわしい名称が付けられていますが、あの違いは着色料の違いであって、元々の糖蜜は全部同じなので、実は味は全部同じって知ってましたか? 同じ糖蜜に違う着色料を入れているだけなんです。もちろん、着色料は着色料であって、別に味はありません。でも、人って、色が違うと違う味がするような気がするんですよね。不思議です。

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