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そう言えば、私には友達がいない

 最近、中高年のおじさんで友達のいない人が大勢いる事が、ネットの話題になっているそうですね。そんな話を聞いて、我が身を振り返ったところ、確かに、私にも友達がいない事に気づいてしまいました。
 そもそも私は、そんなに社交性が豊かという程ではなく、若い頃は、友達は少数精鋭で、深く長く付き合っていくタイプでした。
 で、そんな感じの友人たちとも、いつしか縁が遠くなり、ほぼほぼ関わり合いが無くなり、今や大半が年賀状だけの付き合いになってしまい、リアルに友情を育んでいる人がいない事に気づいちゃったわけです、今更だけれど(笑)。
 もちろん、職場に行けば、同僚やら後輩やらはいますし、仕事上のパートナーであったりはするのだけれど、私は基本的に公私をきっちり分けるタイプの人間なので、仕事関係の人は、あくまでも仕事関係の人であって友達じゃないし、彼らに私の私生活に踏み込む事は許しません。
 プライベートの人間関係でも、知り合い程度の人なら数名いるし、新しく知り合う人もいるにはいるのだけれど、友達と呼べるほど人間関係が深まる人がいないのです。
 だいたい、何であれ“遊び”となると、もう何年もの間、妻とばかり遊んでしまいます。だって楽だもん。気心は知れているし、スケジュール合わせるのも楽だし、待ち合わせとかもいらないし、お財布が一つだからお金のことも考えなくていいし…。もう、楽だし、楽しいのよ、妻と遊ぶのが!
 そんな生活を何年も続けて、妻とばかり遊んでいると、他の友人たちとは疎遠になるし、妻以外の遊び相手もいなくなって、結果的に友人がいなくなるわけです。
 だから私には友達がいないし、それで別に困っていないのですが、果たしてそれで良いのかは、分かりません。
 例えば、妻に先立たれてしまったら、私の人生は、きっと悲しくて寂しい人生になってしまうだろうけれど、今のところ私の方が先に死ぬつもりなので、そんな事も考えていません。妻は息子とも関係が良好だし、友人もいるし、一人でヨガに行って楽しんでいたりと、有閑なマダム生活をエンジョイしているので、私がいなきゃ、いないなりに楽しい人生を過ごしていくだろうから、そっちも心配していません。
 そんなふうに考えていくと、中高年のオジサンに“友達がいない問題”って、何が問題なんだろ?
 例えば、未婚とか離婚とかで家族がいないオジサンは、友達がいないと寂しいだろうけれど、それは“友達がいない問題”と言うよりも“まだ独身問題”とか“離婚しちゃったよ問題”とか“死別して寂しいよ問題”だと思うし、家族がいても寂しい人は“妻と不仲問題”とか“家族に無視されているんだよ問題”だと思うんだよね。友達の有無は、問題の本質ではないと思うんだけどなあ、でしょ?
 まずは家族を大切にしようよ。家族、大切。何よりも大切…でしょ? 友達はいくら親しくても他人だからね。友達うんぬんの前に、家族関係とか夫婦関係とかをきちんとする事が先決問題だと思いますよ。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    私は人間関係「破壊」型の人間で、
    いつでも、
    どこでも、
    円滑な人間関係が築けず。
    寂しいと思ったこともありましたが、
    人間関係が煩わしいと思うことの方が多く、
    それでも、年賀状では繋がっている、という友人もいましたが、
    転職を機に年賀状は止めてしまい、
    彼らから見れば、私は音信不通。
    結婚はしましたが、ほんと、妻には申し訳ないけど、
    結婚なんて、しなければ良かった、と思っています。
    子供はいなくて、ほんと、
    子供がいなくて良かった、と思っています。
    会社関係も、コロナで飲み会がなくなってから、
    会社の同僚とも、仕事のみのおつき合い。
    会社って、いい同僚がほんの少し、
    嫌な上司・嫌な同僚が大部分、
    だから、彼ら(嫌な奴ら)の顔を見ず、
    声を聞かずに済む「在宅勤務」最高!
    毎日が「在宅勤務ならいいのに~」と思うくらいの、
    在宅勤務大好き人間。
    というわけで、友だちは1人もいまへん。
    でも、今は全然寂しくありまへん。
    会社最後の日が、
    すとん様とのおつき合いも最後の日で、
    (会社のパソコンで書いているから)
    それは少し寂しいけど、
    会社最後の日の翌日から、
    パソコンなし・読書三昧の、
    隠遁生活に入る予定です。
    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     怪人さんの書き込みを読んで思った事は「そう言えば、確かに、男という生き物(の一部)は“孤独”や“孤高”を愛する存在である」という事です。一人でいる事に寂しさを感じないどころか、気楽で楽しくやれちゃうって事です。私にも少なからず、そういう性質があるので、怪人さんのおっしゃる事、分からないでもないです。
     ああ、だから私にも友達がいないのか。
     そうそう、会社最後の日までは、ぜひぜひお付き合いのほどをお願いします。

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