スポンサーリンク

箱根仙石原旅行記 その7 湿生花園とポーラ美術館

 箱根湿生花園は、植物園です。3月下旬の箱根は…まだ花の季節ではなかったようです。咲いていたのは、箱根に多く咲くマメザクラと、可憐なカタクリの花と、自己主張の強いミズバショウぐらいでした。あ、あと、アセビもちんまりと咲いていたっけ。でも、それくらいでしたが…花は咲いていなくても、春の湿原は緑にあふれていて、いい感じでした。そう、湿生花園って、昔あった、仙石原の湿原を再現している植物園なのでした。園内を散歩しているだけでも、良い気分になれます。

 そんな湿生花園を満喫した我々は、バスに乗って、強羅に向かいました。少し早いのですが、朝ごはんが物足りなかった我々は、少し早めのお昼ごはんにしました。強羅駅周辺は土産物屋ばかりで飲食店がないので、脇道に入ったところにある食堂に入りました。

 それにしても、昨日の桃源台駅の食堂でも感じたけれど、今の箱根にはヨーロッパ系の外国人観光客が多いねえ…。強羅の小さな食堂でも、フランス語の会話がバンバン聞こえましたよ。

 今どきの観光地は、こんな感じで、小さなお店でも外国人観光客がガンガンやってくるのだから、観光に携わる人は、外国語が堪能じゃないとやれないだろうなあ…と思ったものです。

 ちなみに、ここでは私、湯葉そばを食べました。湯葉って、湘南じゃあ食べられないからね。

 昼食を終えた我々は、再びバスに乗って、ポーラ美術館に行きました。

 そうそう、ポーラ美術館行のバスを待っている時に気づいたのですが、強羅駅って道的には行き止まり状態の場所にあります。で、道が狭い上に、人はわんさかいるわけで、その上、強羅駅はバスの乗換駅(ハブ駅)でもあるわけで、どうやって多方面のバスが運行されているのだろうかと思っていたら、強羅駅の裏側にバスの回転台があって、それに乗って、バスがぐるりと方向転換しているのですよ。これにはビックリしました。これで、行き止まりの狭い立地の強羅でUターンもせずに、バスをさばいていたのです。いやあ、めずらしいモノを見ました。

 ポーラ美術館は、本格的な美術館でした。有名な画家の有名な作品もありましたが、私が心惹かれたのは…大抵は日本人画家の作品でした。ううむ、教養的には、外国の有名画家の作品に感心しないといけないのだけれど、それでも心を打たれるのは、日本人作家の作品なのだと、改めて気付かされました。ま、確かに、私は日本画が好きなんだけれど…ねえ。企画展「部屋のみる夢」で展示されていた守山友一朗氏の諸作品には、特に心をうたれました。ほんと、素晴らしかったです。

 ポーラ美術館には、展示替えをしたら(ごごは半年に1回のペースで展示替えをしているようです)また行きたいです。この美術館もやはり箱根にあるので、日本人よりも外国人観光客の方が多い感じでした。一体、私はどこの国にいるんだろ?って思うくらいでした。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村 その他日記ブログ 身の回りのできごとへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました