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眠くって眠くって…

 フルートのレッスンに行ってきました…が、それにしても眠かった。いやあ、眠い眠い。春眠暁を覚えず…とも言いますが、やっぱり眠いのねんのねん。

 『仕事が忙しくてストレス溜まって眠りが浅い』+『肩痛くて眠れない』+『花粉症の薬で昼間も眠い』+『とにかく眠い』、眠たすぎて眠たすぎて…。レッスンの最中に、フルート吹きながら、何度か意識を消失しかけました(いや、何度か消失してたな)。

 ロングトーン練習では、基本的にバッチリなんだけれど、私、時々素っ頓狂な音を出してしまいました。だいたい、意識を失っている時って、わけ分からなくなっているわけで、先生に怒鳴られて、意識が覚醒するわけだけれど、いやあ、寝ている時の私は、一体どんな音を出しているんでしょうね。

 先生からは「フルート吹きながらボヤってとしない!」と言われましたが、ボヤッとしているわけでなく、寝ているだけですから(涙)。

 実は今回は、例によって、前回のレッスンからこの日まで、フルートをケースから出していなかったわけで、それではさすがに「いけない!」と思った私は、仕事を早く終えて(変則8時間勤務なので、早朝出勤をして、帰宅時間を早めたわけです)、レッスンに出かけるまで、ひたすら練習したんです。たぶん、3時間ぐらい、熱心にフルートを吹き倒しました。レッスン時間だけなら、真面目に練習している一週間よりも多いくらいですね。それだけの準備をしてレッスンに臨んだわけです。

 いやあ、眠かったなあ…。エルステユーブンゲンの課題曲である16番の暗譜はほぼ出来ていた…と言うのに、レッスンの時は半分…いや、もっと眠っていたので、ほぼ自動演奏だったので、あっちこっち、やたらと間違えました。あんまり間違ってばかりいたので、先生も私が暗譜をしてきたとは全く思わなかったらしく、いつものように「暗譜してきた?」とも尋ねませんでした。いやあ、申し訳ない。当然、17番も酷い有様でした。

 人って、あんまり眠いと、自分がどこにいるのか、分からなくなるんですね(汗)。

 プチエチュードの時は、多少は眠気が覚めていました。なので、吹き始めは冷静にできました。今回は前回の徹を踏まえて、テンポ設定を慎重にゆっくり目にしましたので、かなり良い出来だったと思います。途中で眠くなって、わけわかんなって、自動演奏しちゃって、何度も何度も先生に叱られた事は…うっすら覚えています。

 先生曰く「今回はなかなか良く吹けていたし、途中までは合格かと思ったけれど、なんだいあれは…、途中からいきなり演奏が崩れてきたぞ」 はい、崩れたのではなく眠ったのです。

 とにかく、今回のレッスンは、終始寝ていた私です。ああ「睡魔と戦っていた」と書くとカッコいいんだろうけれど、実際の私は戦っていたのではなくて、負けていました。いやあ、だって、眠い時は眠いんだよ。

 今回の雑談は…何か話したと思うけれど、眠くて覚えていないのでパスです。たしか、地域の学校の偏差値とランキングについて尋ねられたような気がします。ま、そういう話は、商売柄、得意ネタですから、寝たままでも結構熱く語れたりします(大笑)。

 そう言えば、昔々、ある私立学校が音楽教師としてH先生を雇おうとして声をかけたんだそうです。で、話を聞けば、時給3000円だったそうなんだけれど、その金額のあまりの安さに驚いて、にべもなく断ったそうです。時給3000円…教師になりたくてしょうがない若者を釣るなら十分かもしれないけれど、当時、すでにレコーディング・アーチストだったH先生を釣るには、ちょっとばかりケタが少なかったかもしれません…そんな話をうっすら聞いたような気がします。

 ああ、眠い。

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コメント

  1. もひもひ より:

    眠い時は何しても眠いですよね。。。
    戦った末、睡魔に負けますよね。

    花粉症の薬のせいですね。
    花粉症って薬飲まなくても頭がボーッとして眠くなるし、薬を飲んでも眠くなるしでホント辛いですね。お大事に。

    いつもながら、フルートのレッスンについてはすごいなぁって思います。私はまだアルテスのハ長調なので、一冊終わる日がくるのかなぁとか思いながらやってます。ハ長調ですら音が苦しながらに出るかなぁ程度ですし。

  2. すとん より:

    もひもひさん

     花粉症の薬って「眠くならない」とか言ってても、やっぱり眠くなるわけで、おそらく「(むやみに)眠くならない」とか「(がんばれば起きていられる程度には)眠くならない」んだろうと思ってます(笑)。いやあ、ほんと、眠いです。

     フルートは、最初の壁が高いんですよね。私の知り合いの音大生などは、副科フルートで、最初の音が出るまで三ヶ月かかったと言ってました。それくらいフルートは、最初が難しいのです。ほんと、安定して音が出せるようになるまで、何年もかかるわけで、私も今だに、音をひっくり返したり落としたりしていますよ。

     おそらく、アンブシュアを気にしなくなるまでに3年くらいかかってます。ちなみに、アルテスの一巻を終えるまでは、6年かかってます。毎日毎日練習して、それで6年です。たぶん、遅い方だと思いますが、それでも6年です(笑)。

     そう言えば、フルートを始めて、今年で9年目です。9年たっても、まだ、こんなところにいます。たぶん、進歩の速度は他人と比べると遅いと思いますが、たゆまずに前進し続けているので、なんとかここまでこれのだとも言えます。

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