フルートのレッスンを…お休みしたので、今回もフルートエッセイでお茶を濁します。
最近の私の反省と言えば…練習をしない事。ほんと、自分でもびっくりするくらい、フルートの練習をしていません。まあ、これはフルートに限らず、声楽でも同じ事なんだけれど、それでも声楽は歌わなくても、コツコツと歌詞を読んだり、発声について考えたりと、練習以外の時間でも声楽について心を砕いている事も多いのですが、フルートに関しては、練習していないと、ほんと何もしないんです。ヘタすると、フルートについて何も考えないまま、2~3日が経ってしまったりして、ビックリしています。
別にフルートの事がキライになったり、飽きたりしたわけじゃないんだけれど、フルートの場合、フルートという楽器/道具に触れない限り、フルートモードにならないのが私の欠点かもしれません。だって、声楽の楽器であるノドは,いつも身につけているわけだから、常時声楽モードとも言えます。常に楽器を身につけているかどうか、そこがフルートと声楽の大きな違いかもしれません。
そんな私にも、毎日熱心にフルートの練習をしていた時期がありました。
老犬ブログの過去ログを何気なく漁っていたら、こんな記事を見つけました
2009年6月の記事ですから、今から約6年前の話です。この頃の私は、前の先生である笛先生について、アルテの8課を学んでいた頃です。フルートを始めて、ようやく1年経った辺りで、とても熱心で真面目だった頃です。
詳しい事は、当該の記事を読んでもらう事として、そこに書かれている、当時の私の日課練習を羅列してみると、以下のようになります。
1)ノンタンギングでのスタッカート練習
2)強く強く息を吹き込む練習
3)オクターブの練習
4)音曲げの練習
5)軽くソノリテ
6)トレバーワイとかを少しずつ
7)倍音の練習
8)ホイッスルトーンの練習
9)スケールの練習
10)アダージョな曲を吹く
ううむ、時間があったんだなあ…。この日課練習、まじめにやると、軽く小一時間はかかりますし、実際、それくらいの時間をかけて、毎日フルートの練習をしていました。まあ、暇と言うか、趣味に時間をかける余裕が、当時の私にはあったんだと思います。
フルートだけでなく、これより少し後になるけれど、声楽もレッスンを毎週入れてみたり、アマチュア歌劇団を立ち上げたり、さらにはヴァイオリンも始めちゃったりして、この頃の私は、たっぷりと趣味に時間を割けたわけです。ああ、うらやましい(笑)。今の私には、こんなに趣味に時間を割ける余裕はないですから…。
今は月に2回の声楽レッスンと、毎週のフルートレッスンに行くだけで、ほんと、アップアップです。それどころか、レッスンに行くだけで、練習も足りないし、フルートなんてレッスン自体を休んでしまうことも結構あるしね。
でもまあ、振り返ってみて、この当時の日課練習は、よく考えられているなあって思います。これを挫折せずに毎日毎年繰り返していたら、絶対にフルートが上達すると思います。
練習は嘘をつかないと言います。基礎的な練習をきちんきちんと正しいやり方でやり続けていくと、絶対に上達すると思います。実際、この当時の私は、フルート、上達していたと思います。
今の私は上達していないわけではないけれど、やはり上達するスピードが遅くなっている事と、以前の練習の貯金で成長しているだけなのかもしれないと思う事があります。
こういう記事を見ると、励まされますよ。ああ、練習がしたい、練習がたっぷりできたなら、私もまだまだ上達するんだろうなあって思うんです。
でも、今はあまり練習できません。本業が忙しいですから。それでも、大切なことは止めないこと…かなって思ってます。たとえ日々が忙しくて、ロクに練習できなくても、止めさえしなければ、下手くそにはなりませんし、いつかまたチャンスが与えられて、たっぷり練習できるようになった時に備えて、今を頑張るのです。
一度止めちゃうと、復帰するのが大変でしょ。
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コメント
こんばんは
そうそう私の頭の上で
練習する天使さんとサボる悪魔さんがせめぎ合っています
最近は悪魔さんが優勢かも(^^;)
chakoさん
時間は作るもの、昔の人はそう言いました。忙しいのは確かに忙しいのだろうけれど、そこで本当に時間は作れないのか?って事ですよね。要は優先順位なんだと思います。
簡単な話、ブログ辞めちゃえばいいんですよ。そうすれば、記事を書く時間、レスを返す時間が浮きますもの。もっと言っちゃえば、パソコンを捨てちゃえばいいんですよ。そうすれば、パソコンに使っている時間が浮きますもの。さらに言っちゃえば、家族と会話するのをやめればいいし、人付き合いもしなきゃいいんです。いっそ家庭なんか捨てちゃばいいんです。もっともっと言っちゃえば、仕事をやめればいいんです。さすがに生きて行くためには稼がなければいけないので、完全に仕事を放棄するわけにはいかないけれど、お金は生きて行くための最低限さえ稼げばいいんです。で、なるべく音楽の練習時間が作れるような、パートタイマー的な仕事にすればいいんです。
…なんて、私には無理だ。天使さんと悪魔さんのせめぎあいでは、いつも悪魔さんが勝ちます。だって私は、フルートよりも、仕事が大切、家族が大切、家庭が大切なんです。ご近所付き合いだってしなきゃいけないから、あんまり遅い時間に練習できないしね。で、結局、悪魔さんの言いなりになっちゃう私です。