映画を見たくないわけではないのです。いやむしろ、私は映画が好きな方だと思っています。それはこのブログをご覧の方なら御存知の通り、年間に何本も映画を見ているわけですからね。
自宅の近くには、徒歩でも行ける場所に立派な映画館があって、若い時は、その映画館に毎週末ごとに通って映画を見ていたものです。今でも、その映画館の事は嫌いじゃないのだけれど、正直、映画館で映画を見たくないなあ…と思うようになりました。
映画館の大きなスクリーンは大好きだし、音響設備だって素晴らしいと思います。でも、映画館で映画を見ていると、途中で映画を止められないでしょ? それが嫌だなあ…と思うようになってきました。
昨今の映画って、長くないですか? 2時間を超える映画なんて、ザラじゃないですか? 下手すると、3時間オーバーの映画もあります。
昔の長尺映画は、途中で休憩が入ったものです。今でも洋画では休憩入りの映画がありますが、それが日本で上映されると、休憩を飛ばられるのが普通だったりします。画面にほんの短時間だけ“Intermission”って出て、そのまま普通に映画が続いちゃうんですよ。あれ、何なんですかね?
私の膀胱は、そんなに長時間持ちませんよ。せいぜいが90分、長くても120分が限界だよ。それ以上は、漏らさないためにトイレに駆け込まざるを得ません。それなのに映画は止まらないんですよ。だから、私がトイレに行っている間に、お話はドンドン進んでしまうのです。戻ってきた時には、全然話が繋がっていなかったりするんです。
だから、映画館で映画を見たくないんです。
最近の私は、たとえ画面が小さくても、たとえ音響が貧弱でも、映画はなるべく自宅で配信で見るようにしています。だって、自宅なら自分の体調に合わせて、自由にトイレに行けるもの。飲食も自由だし、映画を見ながら、妻と自由に感想も言えるし…。映画館で映画を見るよりも、ずっとずっと楽しいんです。
映画一本がもっと短かかったり、3時間以上の映画なら、途中できちんと休憩が入ったり…そういう老人にも優しい映画なら、そりゃあ映画館で見たいと思います。やはり大画面と素敵な音響設備は、自宅にはありませんから。でも、無理やり長尺映画を見ざるを得ないのなら、やっぱり映画館で映画を見るのは、ほんと、ツライです。
なので、最近では、配信されない映画とか、大画面で見なければ意味のない映画以外は、自宅で配信されるのを待って見るようにしています。
あと、自宅で映画を楽しんだ方が、コスパもタイパもいいんだよね。
映画そのものはオワコンでは無いと思うけれど、映画館という業態はオワコンなんじゃないかな?って思うようになりました。
映画館に客を呼び戻すために、本当に、映画業界の人たちって考えているのかな? 私には、とてもそうには思えないんだよね。
それにしても「鬼滅の刃」にしても「国宝」にしても、長尺映画なんだよ。これからの映画の主流は、長尺映画になるのだろうけれど、そうなれば、ますます私のような老人は映画館から足が遠のくようになりますが、老人なんて、そのうち死ぬんだから、別に考えなくても構わないと言えば構わないのだろうけれど。
確かに老人には未来が無いけれど、とりあえず人口は多いんだよ。業界の将来を考える際に今の老人のことなんて無視するのが当然だけれど、ひとまず現在の売上を上げたいなら、老人を大切にしないとダメだよ。現在を大切にしつつ将来のことも考えないと、思いっきり足元をすくわれるんだぞぉ。
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