色々と思う事はあったけれど、ひとまず声楽のレッスンに行ってきました。続けるにせよ、辞めるにせよ、破門されるにせよ、行かなきゃ話になりませんからね。それでも、前回の妻のレッスンでの様子を聞いてみると、先生もだいぶ穏やかになられた様子だし、私もレッスンをしてもらえそうな気がするし…。
ただ、今までのように、考え無しで行くと、先生のペースになってしまって、何が起こるか分からないので、一応、レッスンの時間に習っておきたいことを考えて、それを先生に提案をして、レッスンをしてもらおうと、夫婦で考えて出かけました。
ちなみに、今回レッスンしてもらいたい事は…
1)「All I ask of you」でテンポをすごくゆっくりにした上で、合わせる箇所(歌詞的には「that’s all I ask of you」と歌う箇所です)。ここは私たちが二人で練習していた時は、あまりテンポを大きく変化させずに合わせていたのだけれど「そんな歌い方はありえない!」という先生のひと言で、歌い方を変えることにした箇所です。元々、私たちの中には無い歌い方なので、二人だけで練習していても、なんかうまくいかないので、ここはレッスンしてもらうしかないでしょうって事です。
2)「All I ask of you」のハモリの箇所。ハモリの確認は第三者じゃなきゃ出来ないでしょ。具体的に修正してもらいたいし、そのために何をやったら良いのかを教えてほしいのです。
3)発声を見てもらう。とにかく、最近は歌うたびにノドが痛くなっているし、それが日増しに激しくなっています。たまにタンに血の匂いがしている時もあります。つまり、発声がかなりひどく壊れちゃっているんだと思います。なにしろ、歌わなければ、ノドは良くなり、歌うとノドが痛むんですから、これは医学的に、どうのこうのという問題ではなく、単純に発声方法が悪いんです。いわゆる“声が壊れた”状態なんだと思います。
4)ピアノ合わせの時にダーダーでダメ出しされた、私のソロ曲(Music of the night)も見てもらいたいです。
5)時間的な余裕があれば、演技や動きのチェックもしてもらいたい。すでに本番まで一カ月を切っているわけだし、本来なら、もう歌のレッスンではなくて、演技や動きのチェックに入っているはずだから。
他にも、まだまだたくさん見てもらいたい事ならあります。どう考えても、レッスンの進行状況は、タイムスケジュール的には、遅れすぎていて、破綻しています。でも、まだわずかな回数だけれど、レッスンはあるわけで、この残ったレッスンで、要領よくポイントを押さえたレッスンがあれば、まだ本番には十分間に合うでしょう。そのためにも、1)から始めて、できるだけたくさん見てほしいと思いました。
で、レッスンに行ってきました。教室に向かう時の私は、上機嫌だったそうです。私が教室に行くのを見たスクールの方は、私の顔を見て、ホッとされたそうです。きっと先生と和解して上手くできる…と思ったそうです。
私が上機嫌だったのは、レッスン始まってから、ほんの数分だけの話です。
結論から言えば、レッスンに行かなければ良かったと思うし、今回は妻と一緒にレッスンに行ったのですが、彼女がいなければ、たぶん先生とは口論の挙句に、殴り合いのケンカになり、決定的な訣別をしていたと思います。それくらい、中味の無い不毛で、お互い、不愉快になっただけのレッスンとなりました。
まずは1)の合わせの箇所のレッスンをお願いしたわけですが、私の歌を聞いて先生は、とりあえず「そんな歌い方はありえない!」とおっしゃいました。
この箇所は(ピアノ合わせの日まで)先生に、歌い方のヒントももらわず、注意された事もなく、それゆえ、私は私なりに考えて、何度も先生の前で歌っていたのですが、先生がおっしゃるには、その私なりの歌い方が、全く間違っていて、お話にならないのだそうです。
ならば、今までもずっと、先生の前で、こういう歌い方をしてきたのに、それを指摘しせず、何も注意もしないで、直さずに、本番間際の今のこの時期になって、ダメ出しをして、歌い方を変えろというのでしょうか?
もっと早い時期に指摘されれば、その歌い方が私の意と違っていても、練習をして、修正する事は可能ですが、今までのレッスンで、その点に触れず、もう本番まで間もないこの時期になって“ちゃぶ台返し”は無いだろうって話です。だったら、今まで、何度もあったレッスンの中で、きちんと指摘して欲しかったです。
実際“Music of the night”は、2月の段階で、譜読みの浅さと音楽解釈の違いを、先生に指摘され、それは私の解釈とは全然違っていましたが、先生に言われた通りに直し、私の音楽解釈は引っ込めました。“All I ask of you”のこの箇所だって、2月とか3月とかの時期に指摘されれば、直しました。本番まであとわずか数日というところで指摘されても、いまさら直すのはつらいです。本番に向けてピリピリしているのに、今のこの時点でそんな事を言われるなんて、足を引っ張られているのか、あるいは、背中から撃たれているのか…まるでそんな気分です。
で、また口論です。レッスン時間の大半が口論になりました。散々、馬鹿にされました。実に不愉快です。まあ、私も黙ってたわけではありませんから、先生も、さぞ不愉快な気分になった事でしょう。
私は、実に不愉快になりましたが、一応、レッスンなわけですから、注意された事をちゃんとやろうとしました。具体的に言えば「いい加減に歌わずに、きちんと歌う」…揺れずにインテンポで歌えって事で…つまり、棒歌いですね。でも、これが基本で、先生がそう望むなら、本番直前だけれど、自分なりの歌い方は全部ドブに捨てて、一度、ちゃんと棒歌いで歌ってみようじゃないかってわけです。
正直に書きますと、本当に真面目に棒歌いをしようと努力をしました。でもね、きちんと足でリズムをとって、棒歌いにしようとしても、それはなかなか難しいです。
だいたい、こちらは、心の痛いところをグサリグサリと攻撃された直後ですからね、実に不愉快でたまらないわけだし、そのせいで興奮して頭に血が上っているわけだし、その気はなくても、インテンポを心がけていても、ついついテンポは走り気味になります。実際、妻が言うには、かなり走っていたそうです。
おまけに、先生がおっしゃる“いい加減な歌い方”は、すでにカラダに染み込んでいるわけだし、それを意識して棒歌いにするのは難しく、しばしば、リズムを間違えてしまいますし、数え間違えだってします。それはかなりヒドイ状況でした。
棒歌いに徹しようとして、ヘタばかりを打ってしまい、結局、棒歌いすらうまく出来なくて、却って、あっちこっちがお留守になって、ヘマしてしまうと、それが先生には気に入らないようなんです。
以前から思っていたけれど、キング先生は、生徒がどこで転んで、どこで苦しんでいるのかが、全く分かっていないんだろうと思います。私などは、やりたいイメージがあって、それをやろうとするんだけれど、テクニック不足でそれができないわけで、その中で色々とモドカシイ思いをして、困っているわけです。で、その困っている様子を見て、先生は手を差し伸べるわけではなく、ここぞとばかりに、私にヒドイ言葉を投げかけるわけです。
妻がいなかったら、あの段階で、私は暴力に訴えていたかもしれません。
私が、怒りで冷静な状態にいなかった事は確かだけれど、そんな状況に私を追い込んでいるのは先生自身だし、私は、安くないレッスン代を支払ってレッスンを受けているわけで、別にふざけているわけではなく、むしろ自分でも「ああ、マズイ!」と思いながら、歌っていたわけで、それがうまく出来なくて、自分で自分を責めている最中なのに、その上、先生から屈辱的な言葉を浴びせかけられたら、誰だってイヤになるでしょう。
こうやって、またも、ロクにレッスンを受けられないまま、不愉快な思いだけをして、レッスンという名ばかりの経済行為が終わりました。
結局、音楽はピアノとソプラノだけで作るから、私は好き勝手に歌えば良いって事になりました。つまり、私の事はシカトして舞台を進めるから、どうぞご自由に、って事です。私は透明人間扱いです。
すでに本番も間近に迫っているのに、散々、本番へのモチベーションを下げられ、自分なりに作った歌を否定され、自信を奪われ、挙句、私の事を無視してステージを進めます? 散々、パシリをさせておきながら、そういう扱いとは…。
本番まで、もう時間が無いのだからこそ、今更、音楽解釈や譜読みの浅さを指摘して、ちゃぶ台返しをするのではなく、ここまでで作ってきたものは尊重してもらって(でなければ、歌えません)、もっと単純なミス…例えば、音程の違っている所を直すとか、リズムの違っている所を直すとか、ハモリきれていない部分をハモれるようにするとか、高い音符がことごとくぶら下がっている点をどうにかするとか、最高音のAbが全く出せていない点をどうするかとか、発声上、見逃せないヘマな点などがたくさんあるわけだから、それら確実に存在している問題を一つ一つ潰していくとか、そういう当たり前の指導が欲しかったですが…でも、先生には、まるでそんな気持ちが無かったようです。
いや、その手のレッスンが無くても、もういいんですよ。もう今更、何をやっても間に合わないという時期に来ていますから…。ならば、少なくとも、本番に向けて、気持ちを盛り上げて、自信を持って舞台に上がれるようにしてくれれば、それでいいんです。
私は親の仇ではなく、生徒です。いや、たとえ、私が親の仇のごとく、憎い存在であったとしても、教師たるものとして、私情は殺して、生徒を励まし、気分を高め、本番に向けて実力以上のモノを発揮できるように鼓舞していくものだし、それがコーチングの“いろはのい”だと、私は思ってます。まして、生徒を激昂させるなんて、絶対にやってはいけない禁じ手でしょ。
この時期になって、歌い方を否定されて、人格攻撃を受けて、本番へのモチベーションを下げられて、その上で、本番への出演を強要され、パシリをやり続けろと…これはもう、残念ながら、一種のパワハラでしょうね。
結局、レッスンには行ってみたものの、ちっともレッスンになっていない状況でした。行くだけ無駄…と言うよりも、行くと有害なレッスンでした。
状況は悪くなる一方です。まあ、人間関係というのはダイナミックなものですから、一方的に先生だけが悪いとは言えませんし、私だって相応にやり返していますから、お互いさまとは言えますが、先生と生徒では立場が違うわけだし、少なくとも支払った[受け取った]レッスン代に相応しいだけの指導はして欲しかったです。どうせケンカするにしても、プロとしてレッスンをきちんとした上でケンカをふっかけるなら、まだマシなんだけれど…。
やっぱりレッスンに行かなければよかったと、激しく後悔しています。先生ご自身がおっしゃっていたとおり、家で姿見先生とレッスンしていた方が、たぶん得るものが多かったのではないかと思いました。
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コメント
なんかもう涙が・・・
あまりに心が痛い
もう やめちゃえ
私が許す!!!
とは言ってもご自分の責任を果たそうとするんでしょうね
先ず、耳鼻咽喉科に行って、ちゃんと喉を診て貰った方が良いんじゃないでしょうか?
一流の声楽家でも、喉を壊す事があるのですよ。
私は、喉がおかしかったら、先ず歌わないです。
あまりに無茶をされていると思いますが。
すとんさん、無理はダメですよ。一生歌えなくなってもいいの?
あ、それから、もう一つね。
2人の先生に付ける人は、アリアなぞを楽々歌える(かなりプロ並みに歌えるレベル)
様になってからされた方が良いと思いますが。
そのレベルに行ってない人が、2人の先生に付いても、迷いが生じるだけで、
良い結果は生まれないです。
フミエさん
一番のネックは“ガラコンサート”なんですね。おそらく、今回の元凶はすべてコレでしょう。ガラコンサートの準備のために私のレッスンがなおざりになり、ガラコンサートのために声が壊れ、ガラコンサートが近づいてきたから先生とぶつかり…そして、色々な事を抱えたままガラコンサートに突入するんです。
これが発表会だったら、とっくの昔に放り出してますよ(笑)。だって、発表会ってのは『発表の会』だもん、あくまでも主体は発表する側だし、発表する人の都合でどうにでもなるわけです。でもガラコンサートは仮にもコンサートだからね。コンサートである以上、主体は聞く側のお客さんたちにあります。コンサートを開くってのは、やはりそれなりの責任のようなものが発生すると私は思ってます。
たぶん「ガラコンサートなんて、出ない。辞めた~」って言っちゃえば、事は簡単だし、おそらく問題も解決するんだと思います。でもガラコンサートを開催するわけだし、そこに出演するわけだし、出演する以上、最善を尽くすわけだし…そうなると、色々とぶつかるわけです。
「ガラコンサートでは、最高の“オペラ座の怪人”をお目にかけましょう!」なんて言えると良いのだけれど、現状は、今だグダグダです。むしろ、一カ月前よりもダメになっているかもしれない。なんかもう、どうやって歌っていけばいいのか、全く分からないですよ。それでも、本番の日には最高のモノを出さないといけないのに…。
不思議なもので、歌詞はすでにカラダの中に入ったと思っていたのに、あの日以来、歌詞も音楽も抜けてしまったみたいで、つまらないミスばかりしています。きっと、気持ちが折れちゃったのかもしれませんが…がんばるよ。折れた心に副木を当てて頑張るよ。せっかくやって来たお客さんたちをガッカリさせるわけにはいかないよ。アマチュアだけど、これでも一応、歌手だもん。ステージじゃ、最善最高を尽くすよ。
おぷーさん
ご心配ありがとうございます。自分で分かっているのですが、喉は病気ではなく、怪我をしているんです。腫れているし、出血…というよりも血がにじみ出ていると思うし、フルートを吹いていても咳き込みます。
で、耳鼻科ですが、ヤバイなと思いつつも、わざと行ってません。まあ、行っている時間が無いという理由(なにしろ、自宅から電車で小一時間ぐらいかかるし、予約が必要だし…)もありますが、それ以上に「もし今ドクターストップがかかったら、もう二度と立ち直れない」という予感がしているからです。とりあえず、コンサートまでは、ダマシダマシ、このまま行きます。コンサートが終わったら、ひとまず歌を辞めて、ノドを休め、発声をまた立て直していきたいと思ってます。
>一生歌えなくなってもいいの?
これは自分でもチラっと思わないでも無いんです。ケガは、歌わなければ治るだろうけれど、治る時に元通りに治るという保証はないでしょ。よくあるのが、治ったはいいけれど、声帯が変形してしまったというパターン。実はこれを恐れています。声帯が変形してしまったら、声が濁ってしまいますからね。なので、医者には行かないけれど、危険を感じる前にムチャを止めるように自分に言い聞かせています。
>2人の先生に付いても、迷いが生じるだけで、良い結果は生まれないです。
ですねよね…。でも“リスク分散”を考えると、歌の先生と、発声の先生を分けた方がいいんじゃないか…って思わないでもないんですよ。でも、おぷーさんがそうおっしゃるなら、先生は一人に限っていた方が良いのだろうなあ…。
「がんばるよ」の言葉が胸にしみます・・・
よおぉぉぉし!!! じゃあ頑張れ!!!
スカッ!と歌ってこぉぉぉい!! ってまだレッスンあるんでしたっけ
ファイトです(笑)
フミエさん
先生とぶつかるのも、文句を言うのも、怒るのも、すべて、私なりに“歌に対して本気”だからです。『歌なんて、どうでもいい』とか思っていたら、こんな事になってません。
私の本質は、かなり熱血漢でストイックで一途なんだそうです。俗っぽく言うと『熱心で真面目』なんだけれど、それを表面には出さないのが私だと、妻はよく言います。だから、熱心なのに不真面目に見られ、真面目なのにふざけているように、誤解されやすい…と、これもまた妻のセリフです。
歌は歌なんです。誰がジャマをしようと、歌は歌なんです。だから私は歌を歌うだけなんですよ。でも、気分は、ちょっぴり“悲壮”ですけどね(笑)。
喉を1度壊して、治って立ち上がる人もいますから。
ちゃんと医者に行きましょう。
そういうつまらないガンコさは、人生に於いて何の役にも立ちませんよ、ストンさん。
おぷーさん
ガンコだけじゃなくて、真面目な話、暇が無いんですよ。実は今、ノドだけではなく、体調そのものがかなり悪くて、半分倒れ込んでます。声の事が分かるノドのお医者さんが近所にあるならともかく、小旅行をしないと通えない場所にある医者なので、行きたくても体力的に無理で行けないってのが本音。実際、今、夫婦二人で、フーフー言いながら、生き長らえている状況です。耳鼻科に行く暇があったら、とりあえず寝たい…って状況です。
あと、ガラコンサートまで、週末も暇無しって状況だし(これ、ほんと)。
ちなみに、私は、基本的には、お医者さん大好き人間で、ちょっと具合が悪くなると、すぐに医者にかかるタイプです。だって、薬って、薬局で買うより、医者に処方箋書いてもらって買う方が安いでしょ(笑)。だから、医者がイヤで行かないのではなく、どっちかと言うと、医者が遠いので、あんまり行きたくない…って感じです。
ちなみに私が行こうと思っているのは、ここの先生ね。http://www.good-voice.co.jp/ 妻が必ず予約をして通っていたけれど、良く見ると(かなり待たされそうだけれど)予約無しでも受診OKみたいだけれど、仕事を休まないと通えないのがネックだね。今は仕事を休めない状況だから(だから、無理して仕事して、カラダが参っているわけよ)。
普通の耳鼻咽喉科でも、喉に異常があれば、ちゃんと分かると
思いますし、治す手はあると思います。
先延ばしにしない方が良いと思いますよ。
初めまして
少しだけ同じ様な経験の有る歌好きな(自称)フルーティストです。このところ心配で心配で。特に奥様が。きっと、疲れてみえますよ。御二人とも、御自愛願います。決定的に、何かが壊れるまでは、頑張らないで下さい。
偉そうなことを書いて、ご免なさい。
笑い話
今は初級者ですが、フルートを初めて三ヶ月の初心者のころ、110万円もする最高級総銀フルートを買ってしまいました。もう止めれません。無理の無い範囲で、頑張ります。
「「おかしいな」と思ったら早めの受診を!
声帯は買い替えができない大切な楽器です。」と
その先生のサイトにもありますよっ!
斎田先生のところは土曜日もやってるけど土曜日もだめですか?
声帯は壊し方によっては元に戻らなくなるよ?かなり心配なんですがなげやりになってませんか?
どうしても行ける時間がないというならまず筆談してください。
仕事上しゃべらなきゃいけない以外は、筆談。
このとき頭の中で音楽を流しちゃだめよ!
一緒に声帯が振動するからできるだけ筆談しているようなときは音楽を聴かない、頭の中でも流さないことも大事。
そして食べ物を変えること。
根菜類、ゼラチン質、の積極摂取。
ドーピングとしてコンビニに売っているコラーゲンドリンクと、チョコラBBを一緒に摂取。
飲み物は全部カルダモンティーに切り替える。
飲むだけじゃなくて、口の広いマグカップなんかに入れてそこに鼻と口おしつけて吸引も行う。
蜂蜜を入れると効果増大。
プロポリス系の積極摂取。
柑橘類、緑茶類、ウーロン茶類は禁止。
わたしが喉壊したときに斎田先生とわたしの師匠から受けただめだし書いてみました。
もしよかったらお試しください。
キング先生は、「歌う」ことが簡単に体得できた歌手さんではないですか?
たぶんきっとすとんさんにどうやって歌わせたらいいのかのメソッドがなくて、先生ご自身もいらいらなさってるんじゃないかしら?
だからといって師とあるべき方がなさることじゃないですけどね。
発声を別に習うのはわたしは賛成です。
ただ先生はきっちり吟味しないといけないと思います。
ちゃんと発声学なり呼吸法なり、身体表現法なり学んだ先生じゃないと意味がないと思います。
いろんなSNSでいろんな素人の歌手さんがレッスンの様子をブログになさってますが、わたしからするとありえないレッスンばっかりでよくまぁ、これで歌えるな、って思うんです。
すとんさんは声があるんですから、きちんと使えればいいだけなのに、先生のほうが指導方法わからなくなっているんだと思います。
声を出さない練習もあります。
精神的に追い詰められると(いやなことがあると)声帯って緊張するんですよ。その状態で無理やり声を出したらそりゃ声帯壊れてしまいます。
なので無理せず、でも本番の無理は必要なので、きっちり計算してがんばってください。
ガラコンサートがおわったらゆっくりキング先生との関係を考えればいいんですから、コンサートに向けて曲をどう仕上げるか?どう声を使うか?に重点を置いてがんばってくださいね。
長文失礼しました。
おぷーさん
分かった! これ以上、ゴネてても誰も得をしないし、第一、おぷーさんが、本当に真剣に心配してくださっている事がよく伝わりました。カラダがシンドイけれど、時間を作って、近所の、声の事は分からないけれど、ファイバースコープがあって、声帯を見てくれる医者に行ってきます。とりあえず行ってみて、何もなければ、それで良いのだし、何かあったら…ああ、心が折れてしまいそう(涙)。何も無い事を期待します。
カスミ草さん
“自称”は大切です。私も“自称”テノール歌手ですから(笑)。
>特に奥様が。きっと、疲れてみえますよ。
はい、私も参ってますが、妻も疲れてます。妻は先日から寝込んでますし、起き上がったかと思うと、嘔吐ばかりしています。ちなみに、私は上からでなく下からね(汚くてゴメンネ)。
趣味の悩みで体調崩してます…なんて、本当は天下に公言できない、恥ずかしい悩みなんですけどね…。
>フルートを初めて三ヶ月の初心者のころ、110万円もする最高級総銀フルートを買ってしまいました。
ご立派! 私も今の総銀フルートを購入したのは、やっぱり、フルート始めて三カ月の頃でしたが、私のフルートは、最標準的中級総銀フルート(笑)なので、カスミ草さんの半額以下で~す。でも、自分の楽器を愛する気持ちなら、たぶん、負けてないよ(爆)。
>もう止めれません。無理の無い範囲で、頑張ります。
あ、分かります。私も、そういう部分ありますよ。くじけそうになっても「まだアゲハ(総銀フルートの名前です)のモト、取ってない…」とか思うと、不思議と気持ちが奮い立つものです…単なるケチなのかもしれませんが。
みるてさん
土曜日は仕事だったりします(泣)。まあ、休める日も無いわけじゃないけれど、少なくとも夏までは、色々と忙しいのです。
>声帯は壊し方によっては元に戻らなくなるよ?かなり心配なんですがなげやりになってませんか?
なげやり…ちょっと、そうなっていたかもしれない。でも、もう大丈夫。皆さんが真剣に心配してくださる気持ちは通じてますよ。それに、こちらの状況はどうであれ、ステージでは最善を尽くさないといけないから、そのために備えるべき事は備えないとね。
>仕事上しゃべらなきゃいけない以外は、筆談。
私は普段は実は極めて無口だし、仕事も一人で黙々とパソコンに向かっている事がほとんどなんです。まあ、好きで授業はさせてもらっているので、その時は普通にしゃべっていますが…。なので、歌わない限りは、痛くもかゆくもないんです。だからと言って、養生しないといけないという自覚は、ちゃんとありますよ。
根菜類、ゼラチン質、コラーゲンドリンク、チョコラBB、カルダモンティー、蜂蜜、プロポリス…了解っす。できる範囲で積極的に摂取を試みます。
>柑橘類、緑茶類、ウーロン茶類は禁止。
うわ、これはちょっとキツいかも。柑橘類は元々食さないけれど、緑茶…今、飲んでます(汗)。
とにかく、具体的なアドヴァイス、感謝です。さっそく、プロポリスの飴を舐めてます。
>キング先生は、「歌う」ことが簡単に体得できた歌手さんではないですか?
いやいや、確かに彼は声を持っている人だし、元々はチェリストとして幼い頃から音楽修行をしていた人ですから「歌う」事は比較的簡単に体得できたとは思いますが、やはりテノールの声を獲得し維持するための努力は、人並みにあったようです。ただ、私とは、スタート地点が全然違うんですけどね。
>たぶんきっとすとんさんにどうやって歌わせたらいいのかのメソッドがなくて、先生ご自身もいらいらなさってるんじゃないかしら?
私くらい歌えない人も、門下では少ないですから(ほんと、他の人はみんな上手だし、後輩たちも、すぐに私を追い抜いちゃいます)メソッドの有無は別として、イライラしているのは事実だと思います。でも、それでも根気よく付き合ってくださっていたんですよ。
>精神的に追い詰められると(いやなことがあると)声帯って緊張するんですよ。その状態で無理やり声を出したらそりゃ声帯壊れてしまいます。
ああ、それはあるかも…。先生との関係が壊れるだいぶ前から、私は色々と煮詰まっていましたからね。それで声が壊れてちゃったのかもしれません。でも、原因が分かれば、それなりに対応はできます。
声を出さない練習…も、やっていきます。今は、どう曲を仕上げていくか、そこに集中していきます。
ご心配、感謝です。
今のその状態ね・・・・、私が思うにはキング先生のなさりようがよくないですね。
私は別にすとんさんの味方してそういうんじゃありませんよ。
先生がもしプロ志向の音大の学生さん、二期会とかの新人オペラさんなどを教えていられるなら、そういう指導やちゃぶ台返し風ものの言い方もあり、です。職業人たちはそうやって鍛えられていくのが常道だからです。そんな竜巻か嵐のような師のやりかたや言葉にいちいちめげたり反抗したりては、職業としてやっていけませんから。
でもすとんさんは単なる、いわゆるお教室の生徒さん、アマチュアのクラシック大好きシンガーさん、好きな歌うたってりゃ幸せさん、でしょ。
そういう人にプロの人がお月謝をもらってものごと(音楽でも絵でも書道でもなんでも)を教えるときには、教え方に節度ってもんが必要だと思うんです。なんのために高いお月謝を支払ってコテンパンにいやな思いをさせられなきゃいけないんですか。ね。
まあ見方によっては今の指導の仕方はすとんさんをプロ並みに育て上げようとされて、・・・とも言えなくもないけれど、それはキング先生の大きな勘違いでしょう。本人にその気がないので無駄ですよね。
相手と自分の立場の違いを客観的に理解してのコミュニケーションの取り方というのは、両方ともが熱くなるタイプの師弟では難しいですよ。双方の冷静な知性で再構築がなりますように。
だりあさん
>でもすとんさんは単なる、いわゆるお教室の生徒さん、アマチュアのクラシック大好きシンガーさん、好きな歌うたってりゃ幸せさん、でしょ。
はっきり言っちゃえば、その通り。もちろん、歌が上手くなりたいですよ、少なくとも、人並みに歌えるようにはなりたいです。でも、別にプロになりたいわけでもなければ、プロ志向でもないし、プロの歌手の世界は私の住んでいる世界とは別の世界だと、そこらへんは冷静に捉えてます。だって、私は、私の世界ではプロだもの。弟子のような若手も抱えているし、プロの世界の厳しさとか、アマチュアとの歴然とした違いってのは、肌で知っているし、それにだいたい、私は森鴎外じゃないからね。鴎外は、本業の医学と趣味の文学の両方のプロになったわけですが、私はそんな器じゃないですし、そんな事は、これっぽちも思ってません。
私はとにかく、歌が上手になりたいんです。なにしろ、スタートがひどかったし、今だってかなりヤバイ。人並みと言うか、いつでもどこでも誰にでも、引け目を感じることなく、軽い気持ちで歌えるようになりたいのです。
でも、それが難しい…。
>本人にその気がないので無駄ですよね。
その気がない…というよりも、年齢制限ってのがあるでしょ。私があと30年若かったら、絶対にプロを目指しているでしょうし、実際、そんな時期もなかったわけじゃないです。でも、今の私はアラフィフよ。プロ歌手でも、引退する年齢です。さすがに、プロの夢を見るには、トウが立ち過ぎてます。まあ、そんな事は先生もご存じのはずです。
>両方ともが熱くなるタイプの師弟では難しいですよ。
私は信じてもらえないのですが、実は“熱血漢”なんです。熱くなって、一つの事に入れ込むと、他が見えないってタイプですね。先生はどうなんだろ? 熱血…からは遠い存在に見えるけれどなあ。
本番前どうしようもないときは、ニンニク注射とかステロイドとかを注射する。
なんか危なげな話ですが、舞台業をやっていたときはよく使われる手でした。
わたしは声では経験ありませんが、気管支炎がひどいときには、ステロイド点滴しながら(気管支が緩まる(広がる))やったこともあります。
夜、救急病院に通う日々。
いま話題とされているのはそんなことではないとわかっていますが、
また、そんなことは病院好き(笑)のすとんさんならご存知かと思いましたが、
コンサートを大切に思っているすとんさんの何かの足しになればと
コメントさせていただきました。
応援してます。
わかさん
にんにく注射とかステロイドね…よく知ってますよ(笑)。ステロイドをスプレーで吸引しながら…なんて経験あります。点滴を朝夕打ちながら生活していた事もあるし(爆)。でも、最近のお医者さんは、昔の医者と違って、頼んでも、あまり無茶してくれないんですよね…。やっぱりこちらがジジイになってきたので、無茶させられないって判断されちゃうんでしょうね。
とりあえず、水分補給と睡眠、それにビタミンBの過重摂取で、なんとかしのごうとしております。
すとんさん。やっぱりやっちゃいましたか?
12月19日の記事以来、先生とは、ずれがあるようですね。
すとんさんが思っているような、楽しく歌いたい歌を歌えるようになるためには、先生を変えるしかないようですね。
それにしても奥様を含めて、ご家族みなさんの体調が心配です。
ご自愛ください。
やっぱり。病院好きだ。(笑)
奥様もこれ以上体調くずしませんように。(祈)
ネオワンさん
やっちゃいましたか…って、これでも、事無かれ主義の平和主義者の弱虫なんですけどね。人と争うは、すっご~~くイヤなんですが、こればかりは仕方ないです。
>先生を変えるしかないようですね。
今は、全然ダメですが、良かった時の事を思えば、先生を変えるなんて、考えられません。たくさん、お世話になったし、とても引き上げてもらったわけだしね。
>それにしても奥様を含めて、ご家族みなさんの体調が心配です。
ありがとうございます。なにしろ、健康第一ですからね。色々とドーピングして、ゆっくり寝ます。
わかさん
でしょ、私の病院好きはマジなんだって(笑)。以前、入院した時は、主治医から「入院は一週間の予定です」って言われたら、即答で「いや、十日でお願いします」って言って、長めに入院してました。いや、だって、病院って、なんか落ち着くんだよね(笑)。
>奥様もこれ以上体調くずしませんように。
ありがとうございます。
声楽わからないのでスッ込んでるべきなんですが…
今回はガラコンサート絡みのトラブルですが、私は《…だったら、歌を辞めます 2011/12/19 ‐声楽のレッスン‐》のエントリーが結構衝撃的だったんですね…。
私だったらバリトンにしちゃうだろうな…って。性格的に裏方ってのもありますし(すとんさんは表方ですよね&全然チャラくも軽くも思えないですけど)
年齢的なことは、(いい悪いは別にして)池田理代子さんも、芸大入学が46歳?だったと思うので、まだあまり「爺ぃ」とか思わなくて良いんでは?と。若ぶる必要もないですが。うちは母(70歳代)歌をずっと習ってますが(ポップスや民謡やボイトレとかも…色々)、60歳代半ば過ぎると30歳代の先生について行くのはキツイと、自分より年輩の先生に切り替えてました。
…何が書きたいんだかわからないコメントになってしまいましたが、色々と良い方向に行きますように…老犬ログファンとしては、米欄が荒れ気味とか管理人さん体調・状況BADはあんまりワクテカしないので…御自愛下さいませ…です。
YOSHIEさん
池田理代子さんの音大入学って、すごいですよね。私も彼女のエッセイ本は読みましたが、実にすごいなあって思いました。声楽は器楽と違って、カラダを使う分だけ、どこか考え方がスポーツ選手っぽい部分があります。スポーツは何歳になっても、もちろん楽しめるけれど、スポーツを職業にするには、年齢的な限界があるわけです。分かりやすく言えば、46歳で音大に入るってのは、46歳で体育大学に入るのと同じなわけです。そりゃあ、すごいでしょ。
最近はスポーツ選手も寿命が長くなり、引退時期も30代から40代まで伸びましたが、それでもなかなか50代で現役バリバリで活躍する選手って珍しいわけで、声楽も世界も似たような感じで、歌い手としての寿命は長くなったというものの、私の年令では、さすがにそろそろ引退を考えても不思議じゃない年令なんですね。まあ、なので、勘弁してください。
>老犬ログファンとしては、米欄が荒れ気味とか管理人さん体調・状況BADはあんまりワクテカしないので
ごめんなさい。気持ちはよく分かるけれど、ここのブログの第一読者は、未来の私なんです。年をとって寝たきりになった時に、若くて楽しかった時の思い出の縁として読むために、老犬ブログを書いてます。もちろん、こちらに通ってくださる愛読者の方の事も忘れていませんので、あんまり愉快でないネタや話題は取り上げないようにしていますが、人生のターニングポイントになるような事は、未来の私のために、積極的に書くようにしてます。だって、日記だもん。
まあ、確かにスタートした時は「10年で100人ぐらいの人が読みに来てくれたら、うれしいな」程度の気持ちでしした。それを考えると、今はなんともすごい状況になっていますが、それでもやはり、初心は忘れず、気持ちはブレずに書いていきたいと思ってます。
なので、BADな記事は、冒頭部でお分かりと思いますので、そういう時は、遠慮なさらずに、読みとばしてくださいませ。申し訳ないです。