スポンサーリンク

移弦のコツは、肘の位置で確認…でいいのかな?

 ヴァイオリン独学練習報告です。

 ラ・フォル・ジュルネ関係の連載をしている最中ですが、楽器の練習/レッスン関係の記事を、そろそろアップしていかないと、時期をはずしてしまうので、今日と明日は、ラ・フォル・ジュルネ関連の連載は、お休みって事で勘弁してください。

 ヴァイオリンの独学、まだ続いています(笑)。目下の最大の壁が、移弦です。とにかく、移弦が苦手です。

 各弦における、弓の位置と言うか、右手のポジションがよく分からないため、右肘(の空間的な位置)に注意しながら練習してみたところ、何となく分かったような気がしました。

 どうやら、私が考えていたよりも、弦によって、大きくヒジの位置が変わることが判明。これだけ大きくヒジが動くなら、ヒジに着目して右手のポジションを変えていけばいいんじゃないかな?

 とにかく、G線のヒジの位置は、かなり高いところです。ヴァイオリンの高さとほぼ同じくらい? 思いっきり、右ヒジを上に持っていった方が良さそうです。

 D線は、そこから見れば、だいぶ下に下がります。私の想定の範囲を越えるほどに、下に下にうんと下がります。今までは、ヒジの高さをあまり変えずに、G線を弾いた後、ほんの少しだけ右手を下げて、手首の角度で調整してD線を弾いていましたが、なるほど、そんな事をしていたのでは、うまく弾けないはずだ。うんとうんと下に下げた方がD線は楽に弾けます。

 A線に至っては、気分的には“最下層”“どん底”って感じるくらいに、下に落とします。じゃあ、E線は? って言うと、A線でどん底に落ちた右ヒジを、下ではなく、カラダの内側にグイって入れる感じで弾くといいかもしれません。

 こうやって肘の位置を認識したら、次はこの位置をカラダで覚える事が肝心ですね。つまり、ここから先が時間がかかりそう。だけど、移弦が苦手なままでは、ヴァイオリン弾けないので、我慢強く、カラダがヒジの位置を覚えるまで、何度も何度も練習練習ですね。

 それにしても、右肘って案外大きく動くなのもんなんだね。

 篠崎教本の進度報告です。

 65番「アンダンテ」 フレーズの終わりで弓を弦から離し、改めて置き直す時に、ちょっと弓が弦の上で跳ねちゃいます。弓の扱いがまだまだ未熟って事ですね。そのため、フレーズの出だしの音が汚いですが、その点については、今は目をつぶる事にしましょう。その他はとりあえずOKです。

 66番「静かな森」 上記の「アンダンテ」と同じ感じ。最初の「ソーソソ、ドードー」の部分を、ボケっとやっていると「ソーソソ、ラーラー」ってやっちゃうくらいかな? なんか集中していても、この手のボケをかましてしまう私です。これもOKです。

 67番「A、D、G弦混合練習」 これは難しい。特にアップで移弦するのは難しいです。とにかく「弦を移動する」という意識よりも「肘の位置を変える」という意識で移弦にトライです。これもOK。

 68番 全音と半音の感覚はすでに持っているので、これは簡単。ただし、頭の中で「ドレミファソラシド~」と歌っていないとできません。そういう意味では、ヴァイオリンを弾いている時は、完全に“移動ド”の人になっている私です。ううむ、ううむ。これもOKです。

 69番「付点音符の練習」 楽勝でした。OKです。

 70番「荒城の月」 これもOKにして、次に進んでもいいのですが、この曲はまだ弾きたい私です。この曲を終えて次に行く事に躊躇しています。何というのか、音符を音にするのはできてますが、私の心が「もうちょっと何とかなるんじゃないか?」ってささやいていますので、次に進めません。もう少し、この曲を弾き続けていきたいと思いますので、この曲は、まだNGと言う事にしておきます。

 ひとまず、約二週間でこれだけ進みました。先生についていた頃と比べれば、亀の歩みのように遅いですが、まあ、誰かと競争しているわけでもないし、締切があるわけでもないので、このペースでゆっくりゆっくり進んでいこうと思ってます。

コメント

  1. 音羽 響 より:

    色々と使い分けるのが面倒になったので、HNを1つに統一することにしました。水香瑶妃→音羽響とブログで使っている名前にしますので、よろしくお願いします。

    実はこの間、ふらっと入った弦楽器店でヴァイオリンの試奏をさせていただいてきたのですが、あるお店で接客をしてくれたお兄さんが教えてくれたことなのですが、ダウンの時の感覚で確認すると良いらしいです。ダウンの時に肩と腕の力が抜けて弾ける位置が良いそうですよ。私は全く使わない知識なので、既に詳しく教えてもらったことは忘れましたけど(笑)
    今度妹がヴィオラをやることになったので、少し教えて貰おうかななんて考えていますし、すとんさんの記事も楽しみにしています

  2. すとん より:

    >音羽響さん

     では、新しい名前の方で、今後ともよろしくお願いしますデス。

     ダウンの時の弾き方で確認というのは、おそらくはダウンストロークが基本だからでしょうし、アップは色々と難しいからだと思います。ダウンは、引力に逆らわずにできますが、アップは引力には逆らって、小難しい事をやらなきゃいけないからでしょうね。それに、どんな楽器でもそうですが、無駄な力を排して、いわゆる“脱力”した状態での演奏が理想ですから、そういう意味でも、ヴァイオリンはダウンで弾き比べるのよろしいのでしょうね。

    >今度妹がヴィオラをやることになったので、

     おめでとうございます。ヴィオラは性格の良い人でないと勤まらない楽器なんですよ。なので、ヴァイオリンとヴィオラはテクニック的にはほとんど同じなんだそうですが、私がヴィオラに行くことは…たぶんナイです(笑)。だってね、合奏に必要不可欠な楽器なのに、目立てる要素ゼロなんですよ、私にはとてもできません(爆)。

     実は世の中には、五弦のヴァイオリンってのがあって、これが楽器的にはヴィオラとヴァイオリンを足して二で割らずにそのまま、って感じの楽器なんですが、この楽器に私は興味があったりします。

     音羽さんも、チャンスがあったら、ヴィオラを習ってヴァイオリンを弾くといいですよ。フルーティストは、基本的にヴィオラではなくヴァイオリン向きだと、私は、思ってます。

タイトルとURLをコピーしました