声楽のレッスンに行ってきました。前回のレッスン終了後、今回のレッスンまで、1度も楽譜を開かずに、この日を迎えました。いやあ、最近、練習はレス気味ですが、それでも1度も楽譜を開かずにレッスンに行くとは…もしかすると、今回が初めてかもしれません。いやあ、参った参った。
ハミング練習からです。ブレスをするたびに音を取り直します。その際、音を取り直す時に、1段1段と階段を登っていく感覚で音を取り直していきます。高い音を出すのではなく、自分からあらかじめ高い場所に行き、そこから声を引っ張り上げて出していく感覚です。「言うは易し、行うは難し」です。
発声練習です。腹筋と上アゴの動きを連動させていきます。上アゴの開きは、最高音ではなく、その直前でMAXになるようにします。つまり「しっかり準備をする」って事ですね。分かっちゃいるけど出来ないのです。
高いラまで、特に意識をせずに出していけるのが理想です。でも実際は、音が高くなると、やはりカラダのどこかが無意識に緊張するようで、無意識で発声というのは、なかなか難しいのですが、それができるようになれれば、いいなあと思います。
高い音だから言って、決め声で発声するのはダメです。どんなに高くても「ここは経過音の一つ」という感覚で、楽に発声していくのが大切です。それでも高音の発声が難しいのは事実です。ですから、やむなく決め声で発声するとしても、それはせめて高いソ(G4)ぐらいからで、それよりも低いミとかファは絶対に決め声で発声してはいけません。と言うのも、決め声で発声してしまうと、それ以上高い音が出なくなってしまうからです。
声は明るく出しましょう。これは「明るい声で歌いましょう」という事もありますが「明るい表情でないと高音は出ない」からです。眉間にシワを寄せていたら、出る高音も出なくなってしまうのです。表情は大切です。
つまり、高音発声をするには…
1)腹筋と上アゴをきちんと連動させる。
2)脱力大切。低い音と同じようにカラダを使って発声する。
3)高音だから言って決めてはいけない。あくまでも経過音のつもりで。
4)声の音色は明るく。
5)明るい表情で歌う。笑顔が大切です。
…という事らしいのです。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
![]()
にほんブログ村

コメント