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テレビを買い替えました

 我が家のテレビは、15年ほど前に買った、37型ハイビジョン液晶テレビでした。別に不都合なく使えていました。ただし、ハイビジョンテレビなので、今流行りの4K放送は見られませんが、別にそれで大きな不自由はありませんでした。ですから、まだまだこのテレビで十分だと思っていました。

 でも最近、パナソニックがテレビ事業から撤退するという噂を聞きました。実際のところは、まだ撤退するかは未定で、テレビ事業をどうするのか(事業の売却または撤退も含む)については、2026年末までに決定するという事だけが決まっているそうです。

 でもすでにパナソニックは、テレビの国内生産を止めてしまったそうです。現在、パナソニックプランドで販売されているテレビは、実は中国TCL社によるOEMなんだそうです。

 パナソニックに限らず、東芝のレグザは、中国のハイセンスの生産だし、ソニーも外国の様々なメーカーに生産を委託しているのが現状です。すでに国内生産のテレビって、ごく少数(すでに皆無?)になっているのが現状なんだそうです。

 まあ、テレビに限らず、いわゆる白物家電なんて、技術的には枯れているわけで、専ら価格商売になっているのですから、高価な日本製品なんて、作っても誰も買ってくれないのですから、撤退、または外国メーカーに生産を依頼してOEMで販売するなんて、当然の事なのかもしれません。

 例え外国メーカーによる生産であっても、国内メーカー品として販売する以上、品質管理などは、ブランドの質を保つためにもしっかりとやっているようです。

 そんな現状なので「これは、うかうかしていたらパナソニックのテレビが買えなくなってしまう」と心配したわけです。

 はい、ウチは、なるべく家電はパナソニックで揃える事にしているのです。ですから、パナソニックがテレビ事業から撤退してしまったら、テレビの買い替えに困ってしまうわけです。ですから、そうなる前に、最後の1台を購入する事にしたのです。例え、生産しているのが中国メーカーであっても、パナソニックブランドのテレビが欲しかったのです。

 そんなわけで、最新のテレビを購入しました。

 購入したのは、50型の4K液晶テレビです。グレードで言えば下から2番目の庶民向けのテレビです。我が家的には、ハイビジョンから4Kへ、37型から50型へと、アップグレードしています。

 値段的には…たとえ生産が中国製でも、国内メーカー品ですから、お安くないです。リアルな家電量販店に行くと、隣に置いてある中国のハイセンス社の同スペックのテレビと比べると、価格がなんと約3倍!もします。金額にすると約10万円近くも違います。そりゃあ、これだけの価格差があったら、みんな、パナソニック製品なんて買わないよ、ハイセンス製品を買うに決まっているよね。ウチも、パナソニック主義でなければ、ハイセンスのテレビを買っちゃうって! だって、スペックが同じで値段が全然違うんだもの。

 例え、ハイセンスのテレビが(中国製品にありがちな)すぐに壊れる程度の品質であったとしても、壊れたら次のテレビを買えばいいんだよね。仮に、ハイセンスのテレビが3年で壊れたとしても、その都度に同価格の最新型のテレビを買い替えるなら、10年壊れずに使えるパナソニックのテレビとどっちが良いのかって話でしょ? 買い替える手間はかかるけれど、常に最新型のハイセンスの方が良い…と思う人がいても不思議じゃありません。

 ある意味、日本ブランド品って、オーバースペックなんだよね。耐久性があって故障知らずってのは、古い規格の製品をずっと使い続けるって事で、生産者的にも消費者的にも、社会全体の経済にとっても、必ずしも良いわけではないわけです。

 でも、我が家はパナソニックのテレビを購入しました。少なくとも10年は使い続けるつもりです。おそらく、テレビなんて10年見られれば結構ですよ、だって私の寿命だって、残りはそんなもんでしょ? だったら、最後まで大好きなパナソニックのテレビを見続けていきたいじゃない?

 そんな感じで、人生最後のテレビを購入したわけです。もちろん、思わず長生きしたら…当然、テレビも買い替えるけれどね(でも、たぶんそこまで寿命はもたないよ)。

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