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オカルトなのです

 声楽のレッスンに行ってきました。

 今まで放置してきた、レッスンで歌う、次のドイツ歌曲の課題曲をようやく決めました。それはシューベルト作曲「Nacht und Taeume/夜と夢」です。

 こんな曲です。音源を貼っておきますね。

 冒頭、英語で伴奏者のジェラルド・ムーアの解説が30秒ほど入って、テノールのニコライ・ゲッダが歌うという、ちょっとしたお宝映像です。いい感じの歌ですよね。音楽的にもドイツ語的にも難しいところは無い、私向きの曲と言えます(笑)。Y先生は「発声練習にちょうど良い感じですね」と言ってました。頑張るぞ。

 さて、声楽のレッスンです。今回は自宅できちんと練習してきましたよ(えっへん)。
 まずはハミング練習からです。今回、集中的に指導していただいたのは“軟口蓋を上げる事”でした。クチの中を上に開く…ってわけですね。先生は「被っているヘルメットを上に持ち上げる感じ」で歌うと良いとおっしゃっていました…が、素直にその感覚でやってみても、私の場合は、あまり良い結果にはなりませんでした。たぶん“上に持ち上げる”という感覚が、ちょっと違うのかもしれません。なので“真上に持ち上げる”ではなく“上に持ち上げたヘルメットを、後ろに持っていかれる”感じ(分かりますか?)でやってみたところ、まあ良い感じになりました。

 声を出す時のポイント(声を当てるポイントと言うべきか)は、普通に普段通りに発声する場所ではなく、それよりも高い場所からいきなり発声した方が良さそうだと思いました(今更?)。それこそ、声を眉間から出す感じです。

 人体構造上は、声は声帯で発生させ、口腔で響きを付けて、クチから音波として出すわけだけれど、その認識のまま発声すると、どうやら私の場合は「響きが低い」と言われてしまいます。そこで、クチではなく、眉間から声を出すという、人外的な感覚(あくまでも“感覚”です)で発声すると、発声的に良さそうです。

 うむ、オカルトだな。まさにオカルト。

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