さてさて、お待たせの、声楽発表会の記事を始めます。
発表会に行ってきました。今回、妻は欠席なので、私一人で会場に向かいました。会場は、相鉄線「いずみ中央」駅直結のテアトルフォンテホールでした。規模的には定員約360名程度の小ホールですが、馬蹄形型のホールで、舞台がメッチャクチャ広くてオペラ上演が可能との事です。確かに、ここでオペラを見たら楽しいかも…。ただし、こんなに収容人数が少ないホールでオペラをやったら、絶対に赤字になるけれどね(笑)。
当日の朝は、ゆっくり7時半に起きました。睡眠時間の確保は大切です。で、8時半に家を出て、バスに乗り、最寄りの駅前で朝食を食べました。牛丼のアタマの大盛りに生卵をかけました。タンパク質は大切です。
で、電車に乗って会場に向かいました。予定では10時過ぎに着く予定でしたが、なんと9時半頃に着いてしまいました。思っている以上に、近所な会場でした。
会場に着いたら、まずは探検です(笑)。初めての会場なので、どこに何があって、どことどこがつながっているのかを把握しないと落ち着きません。もしかすると前世はイヌだったのかもしれません(笑)。
10時半からリハーサル開始です。今回、私は11時半からのリハーサル開始で、本来はそんなに早く来る必要もなかったのですが、遅刻をしたくなかった事と、リハーサルを最初から見学したかったので、この時間にやってきたのです。
リハーサルは、同門の仲間の生歌が聞ける貴重なチャンスです。本番が始まってしまうと、我々は楽屋に引きこもってしまうので、このリハーサルの時しか生歌を聞くチャンスが無いんですよ。楽屋でも歌は聴けますが、やはり生歌に優るものはありませんからね。
リハーサルは一人10分です。私の場合、2曲を通しで歌うと、もうそれだけで10分をほぼ使ってしまいますので、ピアニストさんと最低限の打ち合わせをしたら、すぐに歌いだします。
…キツイですね。朝一発目というのもありますが、会場がよくありません。客席にいると、舞台からの歌声って、よく聞こえるんですよ。だから、全然力まずに歌えばいいというのは、頭では理解できます。しかし、舞台に上がると、歌手自身には全く歌声が返ってこないんです。まるで野外で歌っているような感じで、声がドンドン吸われていく感じなのです。ですから普通に歌うと、ついつい力んでしまいます。これは良くない傾向です。そんなに力まずとも、きちんと聞こえるはず…と分かっていて、歌の出だしこそ声を抑えて歌っていても、歌い進むにつれて、どんどん声が出てしまい、結局、1曲目の途中で声が終わってしまいます。まるでウワバミのような会場です。そんな状況で連続2曲歌わないといけなかったので、歌の出来は最悪だし、ノドも若干痛めてしまいました。少しノドが腫れたよう感じがします。ううむ、最悪のリハーサルだね。
1回通しただけで、舞台から降りました。時間が1分ほど余ったので、先生からは「返さなくていいの?」と言われましたが、ノドが痛くて、返すだけの余裕が無いので、そこは軽くパスしました。
こんなところで声を使っちゃダメだよ、ダメダメ。
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