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ネット通販は勉強の場でもある

 ネット通販の良いところはたくさんあります。まず、時間の制約なく「いつでも買い物ができる」ことであり、「品揃えが豊富である」から多くの商品の中から好みのモノが買えることであり「家にいながら買い物ができる」ことから、出不精な人間にも重宝されるわけです。

 一方、ダメな面もあり、それは「購入前に現物を確認できない」ことです。

 通販先進国であるアメリカでは、通販で購入した商品でも、使ってみて気に入らなければ、即座に返品をしてしまうのだそうです。それが文化的に許されているので、返す顧客も気軽に返品するし、返される商店もそんなモノだと思っているようです。

 でもね、それはアメリカの話であって、我ら日本の話ではないよね。

 もちろん、通販で届いた商品が、注文と違っていたり、破損や故障していたり…と、明らかな不都合があれば、我々だって、文句の一つも言って、返品交換を求めるけれど、自分が注文した商品が、きちんと届けられれば、たとえ使ってみて「あれ?」と思ったとしても、それで文句を言う事って…皆さん、ありますか?

 私などは、自分の勉強不足とか、認識の甘さとかを痛感し、我慢して使い続けます。だって、たとえ気に入らなかったとしても、それは自分の選択ミスであって、メーカーや販売店のせいではないもの。自分のせいなのに、他の方々にご面倒をおかけるのは…ちょっと気が引けるよね。もちん、仮に返品するとしても、返品自体も面倒だし、そんなアレコレを考えてしまうと…やっぱり我慢しちゃうかな?

 そんな事が最近、あったわけです。

 最近、この中国製のワイヤレス・イヤホーンを購入したのです。で、こちらの注文通りの品物が届いたわけで、別にメーカーや販売店に問題があるわけではないのですが、使ってみて「ううむ、なんか違う」と思ったわけです。

 例えば、イヤホーンの音質です。音楽用のイヤホーンなので、別に音質的な面で大きな不満は無いのですが、小さな不満があります。それは、ベースギターの音がとてもよく聞こえるのです。そういうチューニングがされているのでしょう。今どきのヒップホップ系のダンス音楽を聞くには良いと思いますが、私はヒップホップ系の音楽を聞く趣味は無いのです。私が聞くのは、クラシック声楽とか、ジャズとか、一般的なロック系のポピュラー音楽です。あんまり、ベース音ばかりが強調されても、なんか「違うんだよなあ…」と思うわけです。

 イヤホーンのケースの形状が、ちょっと気に入りません。フタが80度程度しか開かないのです。私は勝手に180度程度は開くものと思っていましたが、そうではなかったため、イヤホーンをケースから取り出すのに、不都合を感じています。フタが邪魔でしっかりイヤホーンをつまめないんですよ。だから、たまにケースから取り出す時に、落としてしまいます。それでちょっと、イラっと、するわけです。

 アメリカ人なら「これ、思っていたのと違う」と言って、返品交換をするのかな? でも私は「思っていたのと違うけど、これを選んで購入したのは自分なんだよなあ。多少の不平不満はあるけれど、文句を言うべきではないんだよなあ。価格だって安いわけだし、安物には安物なりの理由があるわけだし、我慢して使えないわけでもないし、きっと慣れてしまえば、どうとも思わなくなるんだろうなあ…」と思って、今も普通に使っているわけです。

 通販での買い物は勉強の場…と私は割り切っているわけですが、こんな私は弱気すぎるのでしょうか?

蛇足 不満ばかり書きましたが、気に入っている部分もあります。その一つに「バッテリ残量が百分率でデジタル表示される」点です。なので、充電のタイミングを自分の都合に合わせて自由にできるのがいいですね。

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