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たぶん、ドイツ歌曲は私の声に合っているのだろうなあ…

 と、最近思うようになってきました。ドイツ歌曲と言っても、今まで歌ってきた、数曲のシューベルトの歌曲を通しての感想なのだけれど…。

 私が好きなのはイタリア系の曲です。歌曲であれ、オペラアリアであれ、スカッとしてババンとしたイタリアの歌を私は好みます。でも、イタリア系の曲は、正直、歌うのが大変です。大変…と言うのは、多少の無理をしないと歌えないって事です。

 その点、今まで歌ってきたシューベルトの歌曲は、たまたまかもしれないけれど、歌うのが大変だと思った事はありません。いつも思っているのは「ドイツ語、難しい」であって、メロディが歌いづらいとか、声が保たないとかではありません。

 たぶん、ドイツ歌曲、特にシューベルトのいくつかの曲は、私の声に合っているのだろうと思うのです。

 声が合っているのなら、そこをレパートリーの中心にすればいいじゃない…と思われるでしょうが、ドイツ語って歌うのが難しいんだよなあ。もう、ドイツ語の歌を歌い始めて数年も経つのに、未だにドイツ語には苦手意識があります。なので、ドイツ歌曲を私のレパートリーの中心にはすえかねている私なのでした。

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