さあ、週末がやってきました。いつもなら、ここは「金魚~エッセイ」という流れなんですが「金魚~エッセイ」はもうしばらくお休みをいただて、さっそく、ラ・フォル・ジュルネ関係というか、連休中の出来事をアップしたいと思います。と言うのも、去年もそうでしたが、なんとか記事を一週間で収めようとすると、一つの記事が膨大な長さになってしまうので、今年は、一つの記事は、ほどほどの長さにして、その代わり、長期連載になっても仕方ない、というスタンスでダラダラ行きたいと思います。
だって、このブログ、私の老後のために書きためているんだもん。書きたいことをしっかり書かないと…ね。
では、参ります。
時は、2010年5月2日の日曜日、約一週間前に逆上ります。
私は…と言うと、実は体調があまりよくありませんでした。ゴールデンウィーク直前の天候が日替わりをしていた時に風邪をひいてしまい、この日は、風邪はどうやら回復傾向にあったものの、風邪の置き土産で喘息発作を起してしまい、ハーハーゼエゼエしていました。医者も連休中ですし…ああ、つらかった。
そんなツライ中、出かけましたよ。ラ・フォル・ジュルネ。ただし、その前に、ちょっと寄り道(はぁと)。どこへ行ったのかと言うと…JAXAi(ジャクサ・アイ)です。東京駅、丸の内側にある、オアゾの2階にある、JAXAの情報センターです。公式ページはこちらです。
まずは入り口にある“宇宙からみた東京”を解説してもらいました。息子君が宇宙服に入って写真撮影をして、国際宇宙ステーションの模型を見ながら解説してもらって、H-IIAロケットのエンジンLE-7Aの実物を見ながら解説してもらって…もう、ガイドさんが張りついて、アレコレ説明してくれるもんだから、いやが上にも勉強になりました。うわあ、楽しいぞ、ここ。
このガイドさんと言うのが、いかにも理系エリートオーラむんむんのオジサマ方、きっと、エライ博士さんが出向しているんだろうなあ。
金星探査衛星“あかつき”が、ただいまのイチオシでした。私なんか“あかつき”のペーパークラフトをもらっちゃったぜい! あ、ペーパークラフトは、あかつきの特設ページからもダウンロードできます。特設ページはこちらです。
あかつきをご存じない方のために解説(実は私も知りませんでした)。
あかつきは、今度の5月18日に打ち上げられる、小型の惑星探査機で、金星の人工衛星となって、金星の回りをグルグル回りながら、いっぱい写真をとって、金星に関する様々なデータを送信してくれます。と、まあ、世界の先端なデジカメを7台も載せて、なんでも激写してれるカメラ小僧なんです。すごいでしょ。日本のデジカメがすごいのは、こういうふうに、宇宙開発での技術が民生機に下りて来るからなんですねえ。
無料配布のパンフレットを二冊いただきました。『宇宙から見た京(みやこ)~人工衛星「だいち」で歴史をたどる』と『暮らしの中に光る 日本の宇宙技術』ですが、ううむ、宇宙開発技術って、単に宇宙に行って帰ってくるだけじゃなく、様々な分野へ、その成果が応用されていることが分かりました。宇宙開発という研究を重ねていくことで、色々な分野に応用できる、とびっきりの先端技術の開発をしているんですよ。
JAXAでやっている事は、つまり世界の最先端な研究であって、日本の一番尖っている分野なんですよ。だから、ここを事業仕分けすると言うことは、日本の先進的な技術開発を辞めさせるということで、技術立国である日本から技術を取り上げることを意味するみたいです。私たちの国、日本には、資源もなけれは農産物も乏しい、先人たちの汗と涙の結晶である科学技術しかないのに、その我が国から、科学技術を取り上げたら、何が残るというのでしょうか?
民主党のやっている事は、我が国を亡ぼす工作なのかもしれません。
とにかく、やっぱりここに来て、思った事は、JAXAは事業仕分けしちゃいけません。いや、むしろ、ここには予算をたっぷり投入して、明日の日本のために、精一杯の研究開発をやってほしいと思いました。日本のヲタク研究者の力を世界に見せつけなきゃダメでしょ!
ちなみに、このJAXAiは、事業仕分けの対象になっていて、廃止が検討されているそうです。すっごく残念です。民主党は、本当に、余計なことをしてくれるものです。本当に廃止されて、無くなってしまう前に、ぜひ一度、足を運んでください。男の子とか、昔男の子だった人は、ワクワクしてしまう、ワンダーランドですよ。ほんと、楽しい。よろしくね。
さて、JAXAiを出た私は…次の寄り道先へ急ぐのでありました(笑)。続きは、また明日。
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