先日「元女子校教師が語るモテるための5つのポイント」という、いわゆるモテ本を上梓した私です。今回は、その裏話…と言うか、それにまつわる与太話をアップしたいと思います。実際に書いてみて思った、Kindle出版に関する話を、私の感想を中心に書いてみたいと思います。
念のために、リンク貼っておきます(笑)。
この本は、いわゆる自費出版(amazon的にはセルフ出版と言います)ってヤツになります。もっとも、紙の本を出版するのと比べると、電子書籍なので、初期投資はほぼゼロと言うのが、今どきです。
実は、こんな事になって、自分でも驚くやら感動するやらなのです。
若い頃から「死ぬまでに一冊ぐらいは自著を出版したい」と思っていた私です。無論、大手出版社から出してもらえれば本望ですが、そんなのは夢のまた夢なので「自費出版で出して、友人知人に配れれば、それでもいいや」と言った程度の夢を見ていた人なのです。
私、実はこれでも、小説家志望なのですよ。
小説を書いてみたいけれど、冷静になって考えると、自分には小説を書く才能は、あまり無いと思っています(実は若い時に短編小説を1つ書き上げていますが、自分でも目が潰れるくらいの駄作でした:悲)ので、自費出版するなら、まずは自作の和歌を集めた歌集かな?って、おぼろげに考えていたのですよ。実際、中年になりたての頃、まだブログを始める前は、頑張って和歌を詠んでいた時期もあるんですよ。あの頃の原稿は、今、どこに行っちゃったんだろう?
そんな自費出版に憧れていた私ですが、電子出版とは言え、自費出版をしてしまいました。それも、書き上がったのがモテ本とは! 人生とは、なんと愉快なのでしょう(笑)。小説家になりたくて、でも才能が無さそうだから、手始めに歌人をめざしていたはずなのに、いつのまにか駄文書きになってしまいました(汗)。
まあ、なってみれば、駄文書きも悪くはないです。ブログの延長みたいなものですから、私の身の丈に合っています。
実際、電子書籍の制作過程なんて、ブログの延長なのですよ。
私はブログの原稿をエディタに書いて、それをアップしているのですが、Kindle出版も手順的には同じで、原稿をエディタに書いて、それをWordで整形して、amazonのKindle ダイレクト・パブリッシングにアップしただけです。
その辺のノウハウ的な事を知りたければ、ググってみてください。詳しく書かれたサイトが、すぐにたくさん見つかります。
ほんと、手間も暇も、お金さえ掛からずに自費出版ですよ、もうビックリですよ。
ちょっと脱線。少しでも儲けたいと考えるなら、原稿ファイルはWordではなく、PowerPoint等で作った方が良いらしいです。いわゆる“固定レイアウト”ってヤツですね。でも、それは読者に優しくない(フォントサイズが可変にならない…老眼に優しくない)ので、私自身は、当面はWordで作っていくつもりなのです。
さて、表紙は…最初はKindle出版本の表紙作成の定番アプリ Canva を使って、自分で作ってみたのですが、あまりに素人臭くて購買意欲が全くそそられないモノしか作れなかったので、それを見かねた妻がササっと Illustrator で作ってくれました。こういうのは、センスの問題なので、ダメな人が努力と試行錯誤を重ねるよりも、できる人がササっと手慣れたソフトで作っちゃう方が吉なんだよなあ。
ココナラで職人さんに依頼して表紙を作成してもらうという手もありますが、ココナラに登録している職人さんは、正直、玉石混交だし、腕前の分からない職人さんに仕事を依頼するなんて怖いことは私にできないので、妻が作ってくれたのは、本当に感謝なのです。
原稿を書き上げてからアップまで、実は…約1ヶ月かかってます。途中で入院してしまった事も、その原因ですが、それよりも自分で書いたモノを世間に発表する事に、ちょっぴり臆してしまった事は否めません。毎日、ブログで似たような事をやっているのにねえ(笑)。あと、新しいノートパソコンを購入して、すっかりそっちに時間と気持ちを取られていた事もあるかな?
ネタ的な話をすると、ブログと同じで、モテ本と言えども、自分の中にある経験とか日頃考えている事とかを文章にしただけです。嘘偽りの類は無く、100%正直な気持ちで書いてます。私は自分の中にある事しか文章にできないタイプの人間のようなので、今後もこんなスタイルの文章ばかりを書いていくのだろうなあと思ってます。
本当は小説を書いて、小説家になってみたいのですが、小説って物語でしょ? 想像の翼を広げて書かなきゃいけないわけで、自分の中にあるモノを取り出していく…と言うよりも、自分で考えてキャラやセカイを作り出し、それを書かなきゃいけないわけで、それはやはり、今の私には荷が重い話だなあ…って考えちゃっています。まだ和歌の方が、自分の気持ちを表現すればいいだけだから、書けるかなって思うのです。
でもやはり、人間って無いものねだりをするものなので、やっぱり私は小説家になりたいんですよ。で、いつの日か“なろう”に異世界モノの小説をアップしてみたいという野望は、まだ捨ててないんですよ、ははは。
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