あまりに腰の治りが遅いので、マッサージに行ってきました。
本来ならば、もう一度ペインクリニックに行くべきかもしれないけれど、あそこはブスブス注射を打つので、なるべく行きたくないし、かと行って、整形外科は湿布貼るだけだから、こちらにも行きたくない。
そこで東洋医学と言うか、民間療法と言うか、いわゆる“鍼灸按摩”に頼ってみる事にしました。
で、まずは、最近、妻や息子君がお世話になっている柔道整復師さんのところに行ってみる事にしました。と言うか、妻がそこの先生に「ウチの主人は、いつまで経っても、ぎっくり腰が良くならなくて…」とグチったところ、じゃあウチに連れてきなさいって事になったので出かけてみた…というのが真相です。
柔道整復師さんと言うのは、昔風に言えば“ほねつぎ”さんですが、最近は“スポーツ整骨院”って言うそうですが、まあ、大昔風に言えば、按摩さんです。カタカナで言えば、マッサージさんですね。以前は、文字通り、柔道の先生が道場経営の傍らにやっていたものですが、最近は、色々なスポーツ経験者の方が営んでいらっしゃるようで、私が言った整骨院の先生は、元ラグビー選手でした。ま、柔道であれラグビーであれ、パワー系の人が営む稼業のようです。
とにかく、腰の中がいつまでもグズグズと痛いわけで、それがマッサージで治るなら、うれしいじゃないですか。
で、ひとまず予約を入れてみました。なかなか繁盛している整骨院らしてく、予約を入れておかないと、本腰を入れて施術してもらえないそうです。まあ、按摩って、通常の病院と違って“3分診療”ってわけにはいかず、時間がかかるからね。
とりあえず、休日の昼下がりに、痛い腰をさすりながら、妻に付き添われてマッサージに行きました。先生はゴツイ人でした。私もゴツイけれど、私よりもずっとゴツイ人でした。
とりあえず問診をして、電気治療をしてから、腰を中心にマッサージをしてもらう事にしました。
で、電気治療というか、電気マッサージって、私は苦手なんですね。なんか、通電に過敏っぽくて、ほどほどじゃないとイヤな人なんです。緊張しながら電気マッサージを受けて、いよいよ先生の手によるマッサージとなりました。
先生が揉み始めて…2~3分?したところで、本日の施術は終了。ううむ、実に短いなあ…と思っていました…が、後で妻に尋ねてみたら、1時間以上もガッツリとマッサージされていたんだそうです。それも、普通は指で入れるところを、ヒジまで使って、たっぷりとやってくださったそうです。まあ、それくらい深いところまでマッサージをしてくださったようですが、肝心の私は、マッサージを始めるや否や、眠りに落ちて、マッサージが終わるや否や、目覚めるという快挙をなし遂げたので、自分的には2~3分のマッサージと勘違いしてしまったそうです。
「あれだけ、激しく揉まれて、ちっとも痛くなかったの?」と妻に言われましたが、痛いどころか夢の世界にいた私です。よほど、気持ち良かったんだろうなあ…。
で、結果ですが、腰の痛みは、ほぼ取れました。痛みは取れたけれど、筋力は回復していないので、カラダを動かすのは、まだまだ不自由です。少しずつカラダを動かして、筋力の回復を図らないと…。
腰の痛みが和らぐと、今度は別の痛みに気づくわけで、右の股関節が痛い事に気づきました。で、先生に「腰は良いけれど、マタが痛いよ」と伝えたところ、またもマッサージとなりました。今度は寝なかったので、何をやられているかは、ばっちり覚えていますが、カラダにオイルを塗って、電極を持った手でカラダを圧迫しながらさすられました。あれって“リンパマッサージ”って言うんじゃないかな?と思って質問したら“筋膜マッサージ”って言うんだそうです。素人の生半可な知識じゃ間違えちゃうね。
とりあえず、施術直後はあまり良くなった感覚はありませんでしたが、しばらくすると、腰も股関節もだいぶ楽になりました。痛みが和らいだって事です。東洋医学を馬鹿にしちゃいけませんね。
動けないほどの痛みはなくなりましたので、これからは、積極的に動いて、筋力をつけていきたいなあって思いました。妻に言わせれば、やみくもに動くのではなく、きちんと腰痛体操のようなものをしなければダメって言われましたが…腰痛体操って、痛いんだよね(笑)。
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コメント
腰、落ち着いたようでなによりです。
こわれちゃったら西洋医学。
調子が悪いのは東洋医学。
そう信じてるみるてです。
歌い手は体が楽器。お大事に~。
ミルテさん
>こわれちゃったら西洋医学。
>調子が悪いのは東洋医学
そうかもしれません、確かに。
ただ、完璧に治った…というわけではありませんから、まだまだ用心が必要ですけれどね。ありがとう。