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昨年[2018年]映画館で見た映画 その1

 さて、恒例の年末連載の“今年見た映画”を、今回からお正月連載に移動し、タイトルも“昨年見た映画”とリニューアルしての登場としました。今回も、私がわざわざ映画館まで出向いて見た映画を記録してみました。ただ記録するのではつまらないので、私なりの簡単なコメントもつけてみました…って事で、皆さんの参考になるかどうかは…ならんわな(笑)。では、いきますよ。

1)プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード

 ううむ、雰囲気を楽しむ映画かな? モーツァルトが生きていた時代や土地の雰囲気を楽しむ映画…として私は見ました。モーツァルトが生きていた頃、街の空気はこんな感じで、町並みはこんな感じで、人々はこんな感じで…ってのを味わいました。なにしろ、近代ヨーロッパってのは、現代日本人とは全く違った世界に生きていた人たちですからね。そんな時代の雰囲気を知ることで、より深くモーツァルトの音楽を楽しむ事ができる…なんてところでしょうか?

 別に映画そのものは、ごくありふれたコスチュームもの(しかしお金はかかってます)だと思いました。

2)ジオストーム

 いわゆるパニック映画…ってジャンルに入るのかな? とにかく地球に大気象変動が起こって、津波やら寒波やらが襲来して、人類がメタメタになっちゃうわけで、それらの災害シーンが実にすごいです。これ、映画館で見てよかったなあ…って感じの作品です。大画面じゃないと、あの凄さは通じませんよ。

 ストーリーは…完全におバカ系なので、そこにツッコミを入れちゃいけません。しかし、アメリカ人はファミリー大好きなわけで、この映画もある意味、兄弟喧嘩映画なわけで、仲違いをした兄弟が仲直りをする映画…というふうにも楽しめます。とにかく、好きな人は好きってタイプの映画で、私はこういうパニック系おバカ映画って好きなので、結構お気に入りだったりします。

3)メトロポリタン歌劇場ライヴビューイング『トスカ』

 この映画に関しては、すでにブログに書きましたので、そちらを参照してください。

4)グレイテスト・ショーマン

 この映画に関しては、すでにブログに書きましたので、そちらを参照してください。

5)ダウンサイズ

 映画って、見たことのない世界を見せてくれる魔法のツールである…のならば、まさにこの映画は、そんな感じに仕上がっています。人間が13cmのミニチュアサイズになって暮らす。それだけで、なんかワクワクしてきませんか? 基本的にはコメディーなんだけれど、時折貧富の問題を絡めてきて、結局人間って、サイズの問題じゃないんだなって、ありきたりの結論に到達したりして、まあ結局、意識高い系の映画になっちゃいます。

 まあ、マッドサイエンスもので、ある意味、異世界モノでもあるんだけれど、ちょっぴり人生を考えたりもします。コメディー映画にしては、笑えない描写もあり、なんかどっちつかずな感じもします。つまり、真面目に悩みながらも、ほどよく笑いたい人向けのコメディー映画って感じで…ああ、やっぱり中途半端な感じのする映画だな。

6)ブラックパンサー

 マーベル映画で、アベンジャーズシリーズの一つです。細かいツッコミは横において、ひたすらかっこいいブラックパンサーをを楽しむべし…です。典型的なヒーローものだよ。アクション、すごいよ。理屈抜きで楽しんじゃおうぜ!

7)ロイヤルオペラ『リゴレット』

 この映画に関しては、すでにブログに書きましたので、そちらを参照してください。

8)ちはやふる ~結び~

 日本の映画が、役者を見せるためのモノであって、作品は二の次と言うか、役者を見せる道具の一つに過ぎないというのがよく分かる典型的な映画です。

 広瀬すずはかわいいよ。その他の俳優たちもイケメンだったり美女だったりするさ。で、彼らが一生懸命に演技をしているよ。それは瞬間的には感動的だったりするよ。そういう刹那的な楽しみがこの映画にはあります。

 前作「ちはやふる ~下の句~」が、主人公のちはやちゃんが、高校1年生の夏までのお話なのに、今作「ちはやふる ~結び~」は、いきなり高校3年生の夏のお話になります。つまり、その間の2年間のお話が省略されます。高校3年間のお話なのに、その間の2年間が飛ばされるって何?って感じの、乱暴なストーリー展開になっております。

 もちろん、飛ばされた2年間には(原作によれば)すごいお話がいっぱい詰まっているのだけれど、映画じゃそれらは無いことになっているわけで、いやそれどころか、原作とはちょっとパラレルな話になっていて、この映画は、広瀬すず目当ての人には楽しみな映画だろうけれど、「ちはやふる」という物語や世界が好きな人に“ガッデム!”な映画となっております。

 つまり、広瀬すずが目当てな人には眼福な映画ってわけだ。別に作品が「ちはやふる」であってもなくても関係ないよって人向きの映画です。なので、「ちはやふるって何? すずちゃん可愛いからいいじゃん」って人向けの映画かもしれません。

 で肝心の「ちはやふる」だけれど、原作は休載が多くてヨロヨロとしてますが、それでも単行本は40巻、ちはやが高3の秋~冬のお話になっています。で、今年の春にはアニメ3期が放送されますが、アニメの新シリーズは、前シリーズと時系列がつながっているのでしょうか? アニメは高2の夏までお話が進んでいたので、ぜひその続きから始めてほしいなあと個人的には願望しております。

9)シェープ・オブ・ウォーター

 暗くて真面目で不可解なモノが好きな人にはオススメです。決してデート映画に選んじゃいけません(笑)。なんだろ、この映画は、エンタメ系ではなく、アート系ですね。うん、アート系。楽しくはないんです。面白くもないんです。でも、なんかジーンと来るし、後味悪いし…。たぶん、他人に薦めるタイプの映画じゃないと思います。この映画を楽しめる人は、他人に薦められる前に自分のアンテナに引っかかるだろうし、自分のアンテナに引っかからなかった人は、たぶん見なくても全然構わないようなタイプの映画なんです。

 実に見る人を選ぶ映画だと思うよ。

10)ロイヤルオペラ『トスカ』

 この映画に関しては、すでにブログに書きましたので、そちらを参照してください。

 というわけで、ひとまず10本ほどご紹介しました。続きはまた明日ね。

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