私、毎日毎日 Santa Lucia(サンタ・ルチア) を歌っております。何しろ今現在の、キング先生からいただいている「課題曲」ですから…。相変わらず、一点嬰へ音は強敵です。
勢い、日々の音楽鑑賞なるものも Santa Lucia 目当てで、色々な歌手の歌うナポリ民謡のCDをバンバン聞いてます。
本来の本職であるカンツォーネ歌手のものも聞きましたが、先入観のせいか、オペラ歌手が歌ったものの方が本職の方よりも好きです。
デル・モナコ、パヴァロッティ、カレーラス、コレッリ、もっと古くなると、ジーリやカルーソー、みなさんそれぞれに素晴らしいのですが、私の耳について離れないのかディ・ステファーノの歌うナポリ民謡。躍動感があって耳に残るんですよね。
ディ・ステファーノって言うと、どうしても「マリア・カラスの相手役」ってイメージですね。録音を聞いても、どうしてもカラスの印象ばかりが残って「テノールはどんな人だっけ?」みたいに思われがちです(って、私だけじゃないよね)。
改めてディ・ステファーノだけで聞いてみると、なかなかなテノールですね。「きれいな声で歌い飛ばしてみました」とでも言いたげな、ちょっとオレ様っぽい歌い方(いわゆる“テノール○カ”っぽい歌い方)で、私の中のナポリ民謡のイメージにぴったりです。
それにしてもナポリ民謡はテノール、ロシア民謡はバスってイメージは捨てきれませんな。ははは。
コメント
昨日コメントしたのに送信できていませんでした。(いつも確認ボタンを押してしまうので。so-netには確認ボタンないので・・・)
私もナポリ民謡はディ・ステファーノだと最近思いました。
ジーリはトスティなどのイタリア近代歌曲が似合いますね。(イタリア古典は×!)
実はジーリとイタリア歌曲については、いづれ書こうと思っていましたので、後日、まとまった時間が取れた時に書いてみたいと思っています。
>ジーリはトスティなどのイタリア近代歌曲が似合いますね。
100%同意します。