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2017年声楽発表会 その6 最後は大成功でした

 妻が「Vilia’s Song/ヴィリアの歌」を歌い終えました。妻はそのまま舞台に居残り、最後の二重唱「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」のイントロが流れます。この曲のイントロは長いので、最初の8小節が終わったところで、舞台袖のドアを開けてもらって、それから私が登場です。小芝居をしながら、少しずつ舞台中央にいる妻のそばに行き、イントロの終わりで彼女の手を取って、歌い始めました。

 今度はさすがに、私、半歩下がって並んで歌いましたよ。同じ失敗を二度繰り返すほどのアホウではありませんからね。

 で、間奏の部分でワルツを踊りました。妻はぐるぐる廻るし、私も(不格好ながら)要所要所でポーズを決めていきます。このダンスは、大受けでした。この曲を踊りながら歌うのって、ヨーロッパのビデオではよくありますが(あっちでは教養のある人たちは、普通に社交ダンスが踊れますからね。歌手であっても、普通にワルツを踊ります)日本では踊れる歌手は…ミュージカルでは普通ですが、オペラでは皆無ですし、ましてやアマチュアでは…という感じですからね。大変喜ばれました。歌としての完成度は高くないかもしれませんが、パフォーマンスとしてはお客さんに喜ばれたので大成功です。

 舞台裏に引っ込んで、大トリの人の舞台が終わったら(ちなみに最後は、ルチアの二重唱です、大曲な上に超難曲です)、妻と二人でロビーに行って、応援に来てくれたお客さんたちに挨拶をしました。社交辞令でしょうが、皆さんに誉められると、悪い気はしません。

 急いで着替えて普段着に戻ったら…打ち上げです。最初は普通の居酒屋さん、二軒目はドイツ料理屋さんです。本番も楽しかったけれど、打ち上げも楽しかったです。特に、私とGENさんとA先生の、いつまでも尽きることのない“テノール談義”は楽しかった。テノールって特殊な世界の住民だからね、テノールにしか共感できない事とか、テノールじゃなきゃ悩まない事とか、あれこれ色々あって、ほんと、話題は尽きないっす。特に…アクート?の話とか、高音の訓練の仕方とか、色々とためになるお話ありがとうございました>A先生。

 あんまり楽しくて、大興奮して、家に帰ったら、全力でバタンキューとなりました。なんでも、家に帰って、私が「カップラーメンが食べたい」と言ったらしく、妻が近くのコンビニ(徒歩1分)にカップラーメンを買いに行っている間に、私は熟睡してしまったそうです。…ま、私自身には、その辺の記憶は無いんだけれどね。で、翌日は、全力でずっと寝ていたようです。で、たまに起きてご飯を食べて、また寝るの繰り返しでした。なので、日曜日の記憶もあんまりありません。

 で、ぐっすり寝て、すっきりとした頭で、月曜日は仕事に向かった私だったのです。

 これで今年(2017年)の発表会の記事はお終いです。ありがとうございました。

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コメント

  1. うさぎ より:

    のびやかですね~。ゆったり幸せな感じ。素敵ですね。

  2. すとん より:

    うさぎさん

     いやあ、何はともあれ、お褒めいただき、感謝です。うれしいです。また、誉めてもらえるように、次も頑張ります。

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