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2017年声楽発表会 その5 ソロ曲を歌わせてもらいました

 最初の出番が終わったら、次の出番まで、ちょっとだけ時間があります。なにしろトリですからね(…)。この時間を利用して、妻は衣装とアクセサリを変えます。私は私で、役柄が変わるので、着替えます。今度のダニロは田舎の紳士(オッサン)ですからね。ネクタイを、チャラいヤツから普通の黒蝶ネクタイに戻して、マントを身に着けて、白手袋をして、シルクハットをかぶって、手にはステッキを持ちます。「ただいま、キャバレーに到着しました!」という衣装です。

 そんな恰好で舞台裏でウロウロしていたので、通り過ぎる人通り過ぎる人にギグっとされました。F先生には「誰ですか~?」と尋ねられてしまう始末です(体格から見ても、私以外に該当者がいるはずないのだけれど:笑)。

 なんだかんだとやっているうちに、衣装替えを終えた妻もやってきました。ここから、トリとして、三曲連続で歌います。最初が私のソロ曲「Maxim’s/マキシムの歌」、次に妻の「Vilia’s Song/ヴィリアの歌」、最後に二重唱で「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」です。

 ピアノの前奏が鳴りだしたら、紳士の外出着に身を固めた私が舞台に登場です。コテコテの衣装なので、ちょっぴり客席もざわめきました。よーし、つかみはOKだ!

 実際の歌唱は、こんな感じです。

 声楽の舞台で、これだけ大げさな衣装を着て歌う人は少ないでしょうね。おまけに、おしゃれ小道具としてステッキまで持っていますから、浮かれきっております。力一杯歌って、拍手をいただいて、次の妻とバトンタッチをしました。

 妻が歌っている間に、次の曲のために着替えます。着替えると言っても、外出着を脱ぐだけですけれどね。さて、次はいよいよ最後の二重唱です。

 と、今回は短めですが、続きは明日とします。

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コメント

  1. おぷー より:

    時々、レガートが綺麗に流れてます。
    言葉は、殆ど聞き取れません。英語は、一番発音をはっきりさせるのが難しい言語
    だと思います。
    自分の発音と歌を録音してみるのが一番良い勉強法です。
    私もオランダ語の発音をゲットするのに四苦八苦しましたが、録音してダメな所を
    何度もゆっくり発音してものにして行きました。
    外国語で歌うのだから、根気よくやって行かないと。
    益々がんばって下さい。

  2. すとん より:

    おぷーさん

     言葉…ねえ。今回、自分の力量をまざまざと見せつけられたのが、言葉の明瞭さでした。練習の段階で、言葉の明瞭さを取ると、音楽的にズタズタになり、音楽としての美しさを求めると、言葉が不明瞭になると言う繰り返しでした。

     ましてや、英語って、歌っている私にしても、聞いている皆さんにしても、理解可能な言語ですから“何を言っているのか”が伝わらないと言うのは、かなり致命的だなあと思っていましたが、音楽的な美しさも捨てきれず…その中間的な部分を狙ってみたのですが、結局は、私の実力ではその両立は難しく、虻蜂取らずな結果になってしまいました。

     英語…難しいですね。もちろん、イタリア語が簡単だなんて、クチが裂けても言えませんが、それでも英語は難しいです。ロックやポップスの英語はなんとか歌えるつもりでいたのですが、この調子だと、歌えるつもりなだけで、実際は歌えていないのかも…と思いました。英語、あなどるなかれ…です。

     ありがとうございました。

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