フルートのレッスンに行ってきました。なんと、3週連続でレッスンに通いました、我ながらよくやった(笑)。特に今回は、たった一回だけれど、時間的にたっぷりと練習してからレッスンに臨みました。…そう、時間的にたっぷり…ね。ただし、疲れていて集中力皆無な練習でしたので、あまり効果的な練習とは言えませんでした。
練習は集中力に欠けたままダラダラとやるくらいなら、短時間であっても集中して練習した方が、絶対に効果的だと思いました。
という訳で、エルステユーブンゲンは20番21番ともに、まだまだ合格からは遠い状態でした。
プチエチュードの16番は、時折臨時記号を落としてしまうミスはありましたが、装飾音符以外は、まあまあ吹けました。もう、メトロノームがなくても、リズムを見失う事はありません…装飾音符が付いている音符以外は!
そうなんで、まだまだ装飾音符の処理が下手くそなんです。おそらく、時間をかけて練習すれば、これも解決できる問題だと思うのですが、その練習時間が確保できないので、どうにもこうにもなのです。
まあ、時とやる気があれば解決する問題なので、頑張りたいと思います。
さて、今回の雑談は…日本のホールって、無闇に広いよねえ…という話でした。もちろん、ホールに大中小とありますが、今回は大ホール…と言うか、オーケストラがメインで使うホールの話。
まあ、ホールが広い方がお客がたくさん入るわけだし、興行として考えるなら、ハコが大きい方が収益が高いわけだから、大きなホールには需要があるのが当たり前なんだけれど、先生的には、それはなんか違うんじゃないのって話です。
日本のホールは基本的に舞台が狭くて、観客席が広いのが大半です。でも、あちら(先生の話ですからドイツやオーストリアです)のホールって、実はそんなに観客席は大きくないのだそうです。基本的に舞台と観客席って、同じような広さなんだそうです。特に馬蹄形ホールは、舞台上にオペラのセットが3つも4つも並べられる広さですから、半端ない広さなんだろうと思います。
平土間って本当に小さくて、舞台に立つと(日本のホールなら2階とか3階なんだろうけれど、あちらは)すぐ目の前がボックス席なんだそうです。つまり、客席の奥行きがさほど広くないそうなのです。で、そのボックス席も奥行きは3列前後なんだそうです。だから、そんなに収容人数が多くないのです。で、ホールが大きくないから、無理に大きな音で演奏しなくていいので、音の美しさを追求できるんだそうです。
「テレビで見ると大きく見えるけれど、ウィーンのホールなんて、本当に小さくて狭いんだよ」との事です。
ちなみに、ボックス席ってのは、いわば個室が並んでいるような状態であり、それぞれの個室を管理するボーイさんがいて、彼らにチップを渡さないとボックス席に入ることすらできないそうなのです。そういう習慣は日本にはないので、面白いですね。相撲のマス席のように、お弁当とか食べながら音楽鑑賞できるのかと思ったら、食べられないわけでないようだけれど、結構皆さん、普通に真面目に音楽鑑賞をするんだそうです。ふーん、そうなんだ。
てっきり私は、ワインとか飲んで、美女と語らいながら、舞台を鑑賞できるものとばかり思ってました。それはどうやら、私の脳内の妄想のようでした。
ちょっと、残念。
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