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歌はいいね、フルートはいいね、特に健康にいいね、元気が出るね

 私は真面目な勤め人です。結構、日頃は目一杯働いているので、心身ともにヘトヘトに疲れています。おそらくストレスって奴もかなり溜まっているンじゃないかと思われます。

 しかし、かなりヘトヘトに疲れていても、歌の練習をしたり、フルートの練習をすると、元気が出ます。これは不思議。レッスンも、重いカラダをひきづって行くと、帰り道がには元気になっているんだから、やっぱり不思議。

 これって、好きなことをするから、元気が出るって事もあるでしょう。だったら、好きなビデオやテレビを見たり、音楽を聴いたりしても、元気が出そうだけれど、私の場合は、そんな事はない。疲れている時にビデオ見ても、ちっとも楽しめないし、疲れている時に音楽を聞いたら、まず寝ちゃいます(爆)。

 では、楽器の演奏だから? ならば、ヴァイオリンの練習では如何に? ヴァイオリンもかなり好きだけれど、ヘトヘトな時にヴァイオリンを弾くと、もっとヘトヘトになる。確実に眠くなる。とてもじゃないけれど、5分と集中して練習できません。実はこれが原因で、ヴァイオリンの練習時間を、就寝前から起床後朝一番に変更したくらいです。どうやら、私、疲れているとヴァイオリンは弾けません。ヴァイオリンですら、こんな感じですから、さほど好きではないピアノに関しては、疲れていると、弾こうと言う気に、そもそもなりません(笑)。

 歌うと元気になります。フルートを吹いても元気になります。

 ちなみに、元気になる度合いは歌の方が激しいかな? 歌うと、すごく元気になります。しかし、最初のハードルが高いのですよ。本当にヘトヘトだと、歌おうという気になれません。しかしフルートは最初のハードルが割と低いので、かなりヘトヘトでも、フルートを手にすると、案外吹いてしまうものです。なので、ヘトヘトに疲れている時は、まずフルートで最初の元気をもらって、歌えるくらいの元気になったら、そのまま歌に突入すると、見違うほどに元気になれます。

 これって、私だけ?

 なぜだろうと考えてみました。やはり、呼吸関係かな? 歌も、フルートも、深い息をするでしょう。深い息をたくさんして、たっぷり酸素をカラダに取り入れるわけだ。それが元気の源かな?

 なぜ声楽の方が元気になれる度合いが激しいかな? ちょっと考えてみました。……それはフルートよりも、声楽の方が重労働だから? または全身運動だからと言うべきかな? 実際、歌うと血行がすごく良くなる。冬場なんかはカラダがぼかぼかしてくるし、夏場は湯気出ちゃう時もある。それくらい、歌うと、発汗発熱する。歌うとすごくお腹が減るし…ね。

 歌やフルートは、健康に良いのではないか。そんな気がする。「歌って健康になろう!」「フルート健康法」って感じでしょうか? あ、フルートは指も動かすから、元気増進だけでなく、ぼけ防止にもなるかもね? もっとも、ぼけ防止という観点で考えると、ヴァイオリンは指も動かすし、耳もフル稼働するから、実は一番良いかもしれません(歌は、そのあたり、ちと弱い)。

 楽しみながら、元気になれるなんて、なんて一石二鳥で、お得な趣味なんざんしょ。みんな、年を取って、なんとなく健康に不安を感じるようになったら、音楽の趣味を始めるといいかもしれないです~ぅ。

コメント

  1. Cecilia より:

    どんなに疲れていても声楽レッスンで元気がみなぎってきた経験が多いです。私もほかの楽器より声楽レッスンのほうが元気が出ると思います。
    それから年をとると嚥下障害とかありますが、高齢者などの口腔ケアに関わっている方の話を伺ったら、歌で声帯を鍛えることによって予防することができそうだと思いました。

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん

     Ceciliaさんも声楽レッスンで元気が出るタイプですか。やっぱり、みんな、そうなのかな? 「歌って元気を出そう」ってのは、あながち間違いではないんでしょうね。ならば、不景気で、人々がうつむきがちの今という時代は、もっともっと歌を流行らせて、人々が歌で元気を取り戻せる世の中になるといいのかもしれません。なにしろ、歌うのに、お金は必要ないですからね。

     嚥下障害ですか? 年を取ると色々な機能が衰えていきます。その多くは廃用性のものらしいので、年をとっても、積極的にカラダを動かしていかないといけないようです。歌っていると、たしかにノド周辺とか呼吸関係の筋肉を使いますから、そのあたりの衰えは心配いらないですね。さらに楽器もやると、指も使いますから、もっと効果的でしょう。
     リハビリという手段はありますが、リハビリって楽しくないですからね。リハビリするくらいなら、音楽をした方が、趣味と実益をかねて、良い方法だと思います。

  3. だりあ より:

    笛と歌は強制深呼吸がミソですから、疲れた身体の血液の中に新鮮な酸素パワーがパーッとみなぎってくるからではないでしょうか。
    バイオリンもピアノも、身体から離れて演奏するので、一応息やブレスは大切、とはいえ、酸素の補給とは無縁な楽器ですもんね。
    私も笛を吹いてるときは、なぜか元気になれますね。笛よありがとう、と毎日感謝しています。

  4. すとん より:

    >だりあさん

     強制深呼吸ですか…まさにそうですね。酸素って偉大ですね。元気な人の息って力強いですが、弱った人の息は…それこそ“息もたえだえ…”だったりします。(不謹慎になってはいけませんので)例はあげませんが、日本語では“息”の有無が“命”の有無を表現する言葉がたくさんあります。ううむ、やっぱり“息”って大切なんだな。

     私も、毎日、歌って笛吹ける幸せに、感謝したいです。

  5. 星花 より:

    こんばんは!
    楽しくて元気になるって やっぱり好きだからですね(o^-^o)
    呼吸も確かに関係ありそうです。
    そういえば先生が「フルート吹きは長命が多い」と言っていました。
    私は逆にへとへとになってしまうので 息の使い方がだめですねえ。。。

  6. すとん より:

    >星花さん

     へとへとになる…私も似たような経験がありますね。それは、たいてい、生活の中にはない動きをし続けた時です。フルートで経験がありませんが、歌だと、頭の中が筋肉痛になるとか、ヴァイオリンだと左腕が疲れてプルプルするとか…そんな感じです。でも、それも最初のうちで、やがて慣れてしまうものです。

     深呼吸って結構疲れますね。慣れないうちはヘトヘトどころか、時々、意識が飛んでましたよ、私(爆)。

    >そういえば先生が「フルート吹きは長命が多い」と言っていました。

     確かに、そう言われてみれば、そうかも。

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