白玉音符こと、長い音を伸ばして歌っている時に、だんだんと音が下がってくる事って、まあ、あるよね。
その原因は、すでにタイトルに書いちゃっているけれど、1に「筋力不足」で、2に「耳が悪い」んだよ。
筋力不足…これは同じ音程の音を伸ばし続けるための筋力が足りないって事です。分かりやすく別の例で説明すると…例えば、両腕を前に突き出したまま、目をつぶって、ゆっくり30数えてから、目を開けると…両腕が少し下がっていたりしませんか? そういう事なのです。
腕を突き出したままキープするのも、同じ音程の声を伸ばし続けるのも、筋力が必要なのです。同じ姿勢を保ち続けるのって、案外大変なんです。だから、それが出来るだけの筋力がなければ、腕も下がるし、声も音程が下がってしまうのです。
しかし、目を開けて腕を突き出していると、目で見て、腕の位置が確認できるので、両目をつぶって両腕を突き出すよりも、腕が下る事がなくなります。これは、腕の位置を目で見て調整しているからです。
音程も同じで、自分の声をきちんと耳で聞いていれば、音程が下がってしまうことはないのですが、きちんと自分の声が聞けていなかったり、そもそも耳が(音楽的に)良くなかったりすると、あっという間に声は下がってしまうのです。
歌っていて、音が下がってくるのは、何ともカッコ悪いです。日頃からヴォイトレをして、発声のための筋力を養っていたり、常に自分の歌声を聞いて、調整できれば良いのです。ただ、その際「同じ音程をキープする」と考えていると、ツラくなってしまうこともあるので、「少しずつ高い音程にしていく」のように、上行音程のつもりでキープしていく方が、メンタル的には楽に感じられると思います。
少なくとも、私はそんな感じかな?
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント