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やがてバリトンの歌を歌うようになるのかな?

 ここでは公表していませんが、実は私には「歌いたいけれど、歌えない歌リスト」というのがあります。本気で歌いたいし、遊びでもいいからきちんと歌ってみたいと思っているのだけれど、どう考えても無理だよなあ…って曲が並んでいるリストです。

 一例を挙げると、ヴェルディの『椿姫』の1幕終盤のアリアである「花から花へ」とか、バーンスタインの『キャンディード』の「華やかに着飾って」とかです。だって、いい曲でしょ? 歌ってみたくなりませんか? どちらもコロラトゥーラ・ソプラノの名曲なのですが…たとえ1オクターブ音を下げたとしても、私が歌うのは無理だよなあ…って思ってます。

 ちなみにこんな感じの曲です。

 小川栞奈さんという若いソプラノ歌手の歌唱です。テノールのカラミが無いのは残念ですが、良い歌唱ですね。ただ、オペラ的な話をすると、ヴィオレッタはオバちゃんという設定なので、本当はもっとオバちゃんな歌手が歌うべきだとは思いますが(笑)。

 こちらは吉田真澄さんというソプラノさんの歌唱です。歌唱自体は見事なのですが、画面の中央に禿頭なオジサン(?)が大きく映り込んでいる残念な動画です(笑)。映像を撮る時に、どうにかならなかったのかしら?

 他にもたくさんの曲が、この「歌いたいけれど、歌えない歌リスト」にリストアップされていますが、先日、ふと気づいたのです。このリストに入っている、シューベルトの「死と乙女」を私は歌っているじゃん、それも原調で…。あれ、まず歌えるようにはならないと思ったから「歌いたいリスト」に入れたはずなのに、いつのまにか歌っているじゃん。

 なので…他にも、プッチーニの『トスカ』の1幕終盤のアリアである「行け、トスカ」とか、ビゼーの『カルメン』の有名な「闘牛士の歌」とかの、バリトンのアリアは、歌えないとか思っていたけれど、もしかしたら歌えるかも?…って思っちゃいました。たとえ今は歌うのが無理でも、将来的に音域が拡張してきたら歌えるんじゃないの?…とか思い始めています。まあ、トスカのアリアなんかは、バリトンと言ってもバス・バリトンのアリアだから、テノールの私にはかなりの無理難題なんだけれど、なんかイケそうな気がするんです。

 ちなみに「行け、トスカ」ってこんな感じの曲です。

 こちらは花月真さんというバリトンさんの歌唱です。お寺でのコンサートのようです。数珠を手にアリアを歌うというのも、なかなか珍しい絵ですね。

 皆さん、ご存知でしょうが、「闘牛士の歌」はこちらです。

 歌っている方は、バリトンの堤智洋さんです。歌っているのは…どこかのビルのロビーのようですね、どこでしょうか? それにしても、花月さんのお寺ライブもそうですが、今の電子ピアノの音もなかなかのものですね。

 まあ、これらのバリトンの曲は、厳密には今現在は声が合わないので、人前で歌うには問題はあるだろうし、レッスンとかで歌うにしても、バリトンであるY先生に猛反対を食らいそうなんだけれど、でも歌いたいし、今チャレンジしてみたら、案外イケるんじゃないかって思わないでもないんです。

 こんな妄想をちょくちょくしている私なのです。

蛇足 今回は、あえて日本人歌手の動画を取り上げてみました。日本の歌手さんたちも頑張っているんですよぉ~。

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